(cache) サーチナ|韓国の「信用力低下」ふたたび! 大手企業までも「破たんリスク」上昇=韓国華字メディア  



韓国の「信用力低下」ふたたび! 大手企業までも「破たんリスク」上昇=韓国華字メディア


 内需の不振と輸出の低迷によって、韓国の国家としての破たんリスクが上昇している。また、韓国を代表する企業の破たんリスクも同様に上昇しているようだ。  国家や企業の破たんリスクを示す指標としては「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアム」があり、同数値は上昇した場合は信用力の低下を意味し、国債などを発行する際の費用の増加を意味する。  韓国のCDSプレミアムはこれまでにも「ギリシャの債務危機」や「中国株の急落」、「中国中央銀行が人民元の切り下げ」を行った際にも上昇したことがあったが、亜洲経済によれば、9月29日に韓国のCDSプレミアムは13年9月2日以来の高水準となる82.43bp(ベーシスポイント)まで上昇した。  記事は、中国の輸出が減少し、米国の利上げを控えて世界経済や金融市場が不安定となるなか、輸出に依存する経済構造の韓国は「外部環境の影響を強く受ける」としてCDSプレミアムが上昇しているとの見方を示した。  また亜洲経済は、韓国の国家としての破たんリスクだけでなく、韓国を代表する企業であるサムスン電子や現代自動車、LGエレクトロニクスなどのCDSプレミアムも上昇しているとし、サムスンは77.98bp、現代自動車は108.93bp、LGは118.49bpとなったと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)