ロシアのシリア空爆「逆効果」=「代理戦争」せず―米大統領

時事通信 / 2015年10月3日 7時46分

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 【ワシントン時事】オバマ米大統領は2日、ホワイトハウスで記者会見し、ロシアのシリア空爆はアサド政権を支えるためのもので、内戦の終結や過激派組織「イスラム国」の掃討戦には「逆効果だ」と非難した。一方、シリア内戦をめぐってロシアと「代理戦争」はしないとも述べた。

 オバマ氏は、プーチン・ロシア大統領の標的について「(空爆作戦で)過激派組織『イスラム国』と穏健な反体制派勢力を区別しない。アサド政権と敵対する全ての勢力をテロリストと見なしている」と指摘。さらに、反体制派を攻撃すれば過激派組織を利するだけだと批判した。 

[時事通信社]

jiji

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