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まるのブログ

思い出はいつの日も雨

サタデーナイト30分相席屋。

恋愛

とある土曜日の昼下がり。

 

僕と友人のBは二人で昼間から酒を飲んでいました。

うぇーーーーーーーーい!!

 

まさにどうしようもない会で

アホみたいに飲んで食べてテンションが上がってきたところで

僕から提案してみました。

 

ま「相席屋いかん?30分だけ!」

 

B「30分でいくら?」

 

ま「30分で出れば土曜日は1800円や」

 

B「いこう!!!!17時に開店なら17時に突入や!!!」

 

 

17時。

すでに1.5Lのアルコールを摂取してる状態で相席屋へ。

決戦の地は新しく出来た大宮東口店。

 

店員「すみません。お客様は1組目で、まだ女性のお客様がいらっしゃっていないので待ちの状態になります。お待ちの時は1杯500円になりますが、いかがなさいますか?」

 

ま「サーセンちょっと考えます」

 

店を出て、店の前で待機。

 

この状態。まさに確変。

 

・俺らの前に待ちの男はいない

・女性はまだ来てない

 

ということは?

これから相席屋に入っていく女の子は確実に僕らとペアになる。

 

事前審査可能な相席屋!

これは必勝必須!!!!!!!

 

 

スッ

 

 

人目を避けるように素早く相席屋に入ろうとしてる2人組の女の子を横目で確認しました。

 

右の子。とにかくデカイ。

長きに渡る言い訳と怠惰により蓄積された脂肪は、ほぼすべての男のやる気を削ぐのに十分。おそらく体型を隠す意味合いでスカートをはいているのだろうが、全くの無駄だ。スカートというのは細い女の子が装備するから可愛いのであって、防御アイテムには決してならない。男の目をナメてもらっちゃ困る。

 

左の子。中肉中背。右の女がインパクトありすぎて印象薄い。

頭によくわからんヒモを巻いてる。

 

 

B「あっちにも相席屋あるから、そっちにいこう(^o^)!」

 

 目の前にトロールとヒモQが現れた時の僕らのシンクロ率は間違いなく100%でした。

 

。。。。。

 

大宮西口店。

出来たばかりの東口店とは違って、汚い。

ただ、知名度があるので賑わっていました。

 

店員「今なら男性すぐご案内できます。こちらへどうぞ!相席屋は初めてですか?」

ま「はじめてです!!!!」

 

ライアーゲームの始まりです。男と女ゲーム!!

 

『こんにちは〜^^

 こんにちは〜^^

 こんにちは〜^^』

 

僕らは2人組なのに3人組のところに案内されました。

 

しかも。

3人とも可愛い。

 

 

23歳で地元の同級生とのこと。

都内の出身なのになんで大宮にいるのか謎でしたが、ヒアリングは始まりました。

 

しおり 色白で長めの黒髪おっとり天然系。

ゆき クラス1可愛いレベル。学校全体でも神7に入れる逸材。

ちひろ ぱっちりとした目のボーイッシュショートヘア。

 

どうしようもない僕達を神様は見捨てていなかったようです。

 

可愛いからこそ、男にも女にも優しくされて育ってきた。

たくさんの優しさをもらっているから人にも優しくできる。

 

「へぇすごいですね!」「面白い!」

「それでどうなったんですか?続き気になる!」

 

会話は終始盛り上がりました。

 

しかし、ここで僕はとんでもない過ちに気が付くのです。

 

入店してからすでに2時間ぐらい経っている.............。

 

すぐに退店の方向に話をもっていきつつ、二次会の提案をしました。

「ダーツならいいですよ」と連れ出し成功!

 

。。。。

 

ダーツを普通に楽しみ、二次会も終わりに近づいた頃

夜も更けてアルコールと眠気のせいか、女の子達の本性が露呈しました。

 

B「今日はありがとうございました。楽しかったです!よかったらLINE交換しませんか?」

 

しおり・ちひろ「あ、ぜひ^^」

 

解散。

 

僕らは2人とも最後の違和感を見逃しませんでした。

すぐにミーティングです。

 

まず、連絡先交換時にスマホを出そうともしなかった神セブンのゆき。

「お前らとはこの場だけの仲だよ」と最後に告げてきました。

僕らが電通勤務の身長175cm爽やかイケメンだったら上目遣いで自分からスマホを献上してきたことでしょう。

 

全部おごる気だったけど、二次会の会計のときに財布を出そうとも「いくらでした?」とも聞いてこなかった3人。

 

そして3人の関係性。たぶん本当はあんまり仲良くない。

ただ、地元が一緒なだけ。ただ、土日にひとりで寂しくいたくないだけの集まり。

 

特に。常に真ん中席をポジってたゆきは確実に他二人と仲良くない。

私が一番可愛いと二人を見下してるのは確実。目線や所作で分かるんだよ(^o^)

ゆきがトイレに行った時、場がかなり良い雰囲気になったのはここだけの話。

 

 

B「やっぱりさ、男だけで飲むのが一番やな」 

ま「当たり前やろ!!!」 

 

 

ライアーゲームの敗者となった僕らは

どす黒い女の子の本性を酒の肴にその後も無駄に盛り上がりました。

 

これで全部で1万円ぐらい。

たっけー肴だなぁ。

 

 

総評:

30分ルールを遵守できなかった時点で負けは確定していたのではないでしょうか。

 

また、店内の状況を聞いて店の前で待つ戦法は負けはしませんが必勝ではありませんね。

 

一つ提案ですが、

 

店内の状況を聞いて、店の前で待機。

そしてその後入っていく男女をチェック。

 

「オイあんな可愛い子達とさっきのアブラオヤジ達が相席になるんや!」

 

という妄想をしながら飲む「相席屋前ちょい飲み」はいかがでしょうか。

 

これは必勝。負けは絶対にありません。

相席屋で最悪な気分になった女の子をナンパできるかもしれませんよ!

しおりからもちひろからもLINE既読スルーされてるからって落ち込んじゃダメです!!!