[2015/10/02]
SEO初心者向け!コピーコンテンツについて学べる5項目
検索エンジンからペナルティを受けることもあるコピーコンテンツ(重複コンテンツ)。
ただし、コピーコンテンツはスパムではありません。
今回はそんなコピーコンテンツについて説明します。
シルバーウィークボケが解消されたと思いきや、週末でまた休みなSEOPackSEOPackブログ更新担当のヒデです。
Googleの検索エンジンの結果で上位にさせるにはWEBサイトのクオリティやオリジナル性が重要だと言われています。
コンテンツが他のページや他のWEBサイトの内容をコピーしたような内容だと、Googleのアルゴリズムによってコピーコンテンツだと判定されペナルティを受けることがあります。
今回はそんなペナルティを回避するために、コピーコンテンツとはどういうものなのかを説明します。
コピーコンテンツとは
コピーコンテンツとは、管理するWEBサイトの他のページや、全く違うWEBサイトのコンテンツと完全に同じコンテンツだったり、完全じゃないにしろ非常によく似たコンテンツのことを指します。
極端に言うと、ECサイトで色違いの商品でそれぞれページがある場合、色のとこ以外は同じなのでコピーコンテンツだと言えますし、ECサイトやブログの内容の一部を引用してそのページへのリンクを貼ることもコピーコンテンツにということになります。
実際「WEB上のコンテンツの25~30%はコピーコンテンツに該当する」とGoogleの検索品質チームの責任者であるMatt Cutts(マット・カッツ)氏も発言しています。
コピーコンテンツがあることによって起こる問題
WEB上には数えられないほどのコンテンツが存在しますが、インターネットに接続する環境さえあれば、世界中どこからでもインターネットにアクセスし、それらのコンテンツを見ることができます。
Googleの基本概念は「ユーザーが求める内容を提供する」です。
そのため、検索エンジンのアルゴリズムでは原則としてコピーコンテンツを同時に検索結果に出ないようになっています。
もしも検索結果で表示された1ページ全てがコピーコンテンツだと、ユーザーは求める内容を探しづらいですし、このような検索結果をあなたはどう思いますか?
同じコンテンツをいくつも見せられても迷惑ですよね?
同じように他のユーザーも迷惑だと思うはずです。
コピーコンテンツはスパムにあたるか?
結果から言えば、同じサイト内にある別ページのコピーコンテンツはスパムではありません。
たしかにそれを検索エンジンのアルゴリズムが発見した場合、1ページを残して検索結果からはぶかれたり検索順位が下がったりしてしまうので、多くの方はペナルティを受けたかもと思うかもしれません。
そのため過去に何度もGoogleが公式に説明していますし、Google Search Console内のウェブマスター向けヘルプセンターにも記載されています。
https://support.google.com/webmasters/answer/66359?hl=ja
ただし、サイト内のコンテンツがコピーコンテンツしかなかったり、意図的にコピーコンテンツを量産したり、悪意を持っていたりしている場合は、スパムとして認識されペナルティを受ける可能性もあります。
そのことを覚えておきましょう。
コピーコンテンツの例
意図せず普通にWEBサイトを作成しているだけで、コピーコンテンツを作成してしまうことがあります。
以下にはその代表的な例を挙げます。
・URLの「www」の有り無しが統一されていない。
・パソコン用とスマートフォン用それぞれのページを用意している。
・コンテンツを盗用され他のサイトに載っている。
コピーコンテンツも対象になるパンダアップデート
Googleの検索の品質を高めるために行われる検索エンジンのアルゴリズムアップデートの1つで、コピーサイト・似てはいるが役に立たないサイト、ユーザーにとって価値のないサイトなど、低い品質のサイトが検索結果の上位に表示されなくするためのアップデートです。
パンダアップデートの詳しい説明はまた別の機会に書きたいと思います。
おすすめチェックツール 「sujiko(スジコ)」
株式会社ディーボが開発したミラーページ(コピーコンテンツ)判定ツールです。
「類似ページ判定」「サイト内類似ページ判定」「サイト外類似ページ判定」の3種類の機能があり、調べたいサイトのURLを入れて検索するだけで、コピーコンテンツにあたるかどうか判定できます。
5回まで無料で使用できますが、メールアドレスを登録するだけで無制限で使用できるようになります。
まとめ
コピーコンテンツによって検索結果に表示されなくなることがあるが、スパムペナルティではありません。
スパムにはあたりませんが、WEBサイトのオリジナル性を持たせることでGoogleにも価値のあるサイトと判定され、ユーザーにも有益なサイトとなるので、サイトを設計する時からコピーコンテンツ対策をすることを心がけましょう。
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