ニュース詳細
北朝鮮 最も効果的な発射時期を見極めか10月3日 4時11分
k10010257101_201510030612_201510030613.mp4
北朝鮮は、1週間後の朝鮮労働党創立70年の節目に合わせ、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しています。ただ、具体的な動きは確認されておらず、北朝鮮としては、外交上、最も効果が得られる発射のタイミングを見極めようとしているものとみられます。
北朝鮮は、1週間後の今月10日、朝鮮労働党の創立から70年となるのに合わせ、人工衛星の打ち上げと称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しています。
これに関連して、韓国国防省は2日、発射台がある北朝鮮北西部のトンチャンリ(東倉里)で、ミサイルを運び込む列車の動きなどが確認されておらず、「発射が差し迫っている兆候はない」と明らかにしました。
また、ニューヨークで開かれている国連総会で1日、演説した北朝鮮のリ・スヨン外相は、発射の可能性を改めて示唆したものの、具体的な時期には言及しませんでした。
その背景を巡って外交筋の間では、北朝鮮との関係がぎくしゃくしている中国が、10日にピョンヤンで行われる軍事パレードへの高官の派遣を見送ることがないよう、発射の時期を11日以降にずらしたという見方や、今月16日にワシントンで開かれるアメリカと韓国の首脳会談に合わせて発射し、米韓両国に揺さぶりをかけるのではないかといった見方が出ています。
北朝鮮としては、外交上、最も効果が得られる発射のタイミングを見極めようとしているものとみられます。
これに関連して、韓国国防省は2日、発射台がある北朝鮮北西部のトンチャンリ(東倉里)で、ミサイルを運び込む列車の動きなどが確認されておらず、「発射が差し迫っている兆候はない」と明らかにしました。
また、ニューヨークで開かれている国連総会で1日、演説した北朝鮮のリ・スヨン外相は、発射の可能性を改めて示唆したものの、具体的な時期には言及しませんでした。
その背景を巡って外交筋の間では、北朝鮮との関係がぎくしゃくしている中国が、10日にピョンヤンで行われる軍事パレードへの高官の派遣を見送ることがないよう、発射の時期を11日以降にずらしたという見方や、今月16日にワシントンで開かれるアメリカと韓国の首脳会談に合わせて発射し、米韓両国に揺さぶりをかけるのではないかといった見方が出ています。
北朝鮮としては、外交上、最も効果が得られる発射のタイミングを見極めようとしているものとみられます。