ニュース詳細
フォルクスワーゲン不正 仏当局が捜査着手10月3日 5時33分
k10010257241_201510030725_201510030726.mp4
ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、フランスの検察当局はフランス国内で対象となる95万台について、詐欺の疑いで捜査に着手したことを明らかにしました。
フランス、パリの検察は2日、ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、健康に被害を及ぼすおそれがある商品を偽って販売した詐欺の疑いで捜査を始めたことを明らかにしました。
検察の報道官によりますと、現時点では捜査対象者を特定しておらず、フランス国内で該当するおよそ95万台について調べを進めていて、今後、起訴するかどうか判断するということです。
一方、ドイツのブラウンシュバイクの検察当局は1日、声明を発表し、不正の責任を取って辞任したフォルクスワーゲンのウィンターコルン前会長について「現時点で正式な捜査は行っていない」と述べ、「詐欺の疑いで捜査に着手した」とする先月28日の発表内容を訂正しました。
検察当局は、前会長については捜査を行うかどうか検討している段階で、前回の発表は表現上の誤りだとして、「誤解を招き申し訳ない」と謝罪しました。
そのうえでフォルクスワーゲンに対する捜査は容疑者不詳のまま着手したとしています。
検察の報道官によりますと、現時点では捜査対象者を特定しておらず、フランス国内で該当するおよそ95万台について調べを進めていて、今後、起訴するかどうか判断するということです。
一方、ドイツのブラウンシュバイクの検察当局は1日、声明を発表し、不正の責任を取って辞任したフォルクスワーゲンのウィンターコルン前会長について「現時点で正式な捜査は行っていない」と述べ、「詐欺の疑いで捜査に着手した」とする先月28日の発表内容を訂正しました。
検察当局は、前会長については捜査を行うかどうか検討している段階で、前回の発表は表現上の誤りだとして、「誤解を招き申し訳ない」と謝罪しました。
そのうえでフォルクスワーゲンに対する捜査は容疑者不詳のまま着手したとしています。