カップを持つヤクルト・畠山=神宮球場(撮影・安部光翁)【拡大】
(セ・リーグ、ヤクルト2x-1阪神=延長十一回、最終戦、阪神13勝12敗、2日、神宮)投打の中心としてチームを支えた畠山と石川のベテラン2人は目に涙を光らせた。
4番として引っ張り、この日も先制打を放った畠山は「こんな機会だから、自分からやってと頼んだ」と胴上げを希望。前回優勝の時は新人で2軍暮らしだっただけに「当時は優勝の実感はなかったけど、今は中心として…」と感慨に浸った。
ヤクルト一筋14年目で初優勝の石川は「こんなにうれしいものなんだというのが率直な気持ち。きょうは自分の投げる試合以上に緊張して見ていた」と喜んだ。(共同)