最近、内定先の職場でバイトをしている。職場についての詳細は伏せるのだけれど、コンサル系のベンチャー企業だ。
全社員に送信する日報で近況報告
そこで、バイトをした日は毎日、社内全員にメールで送信する日報を書いているのだけれど、「顔を合わせたことのない人にとって、日報だけがかみゅを知る機会になるんだから、そのことも意識してかけよ」と言われたので、自分の人となりが伝わるように、近況報告の項目を追加してみた。
やってることがブログとほぼ同じになったかもしれない…
それで、仕事の気づきや学びとともに、先日に開いたへうげもの茶会の写真を添付してみることにした。自分がどういうことをしている人間なのか伝えるため。
先輩社員からの返信
そして、この日報は全社員に向けて書かれているので、誰でも返信ができるのだけど、先輩社員から返信が来た。
お疲れ様、仕事もお茶会も、お前かっこいいな!
えーーめっちゃ嬉しい!!!!
僕と手を取り合ってフォークダンス踊ってください!(錯乱)
ふう。落ち着こう。
自分ではたしかに精一杯やっているつもりだし、かっこよく生きたいと思っているのだけど、人から評価されるかどうかよりも、自己満足の世界だと思っていた。
しかし、仕事ではミスはするし、まだまだ慣れないことばかりで、不安でいっぱいだった。
そんな時に、お前かっこいいな。なんて言われたらやる気出ますけど!
人は人に期待されるように振舞ってしまう
そして、こんな話を思い出した。
お姫様は、生まれた時からお姫様であるわけではない。
成長するにつれて、周りの人の雰囲気や環境でお姫様として扱われることで、だんだんお姫様になるのだ。
もちろん、自分がお姫様であるという自覚を持つことが一番大切なのだけど、自分が自覚を持つためには、周りからもお姫様であると思われていることも同じくらいに大切だということ。
心理学ではピグマリオン効果ともいうけれど、人は、人から期待されるような振る舞いや行動をしてしまうという。
つまり、先輩社員から、かっこよくなれよ、というメッセージを受け取っているとも言えるというわけだ。
もちろん、これは受け取り手の自由なので、皮肉と受け取っても全く問題ないし、とりあえずかっこいいって褒めておくの精神なんだと思ってもかまわないので、自分の好きな方を選ぼう。
僕はかっこよくなれよ!というメッセージだと思っていた方が精神安定にいいし、元気いっぱいになるからそう思います。
褒められると嬉しい
人は、なにはともあれ、褒められると嬉しい。
仲間として認められた気持ちや、頑張りを報われた気持ち、行動を肯定された気持ちになる。
子供の頃はみんな、テストでいい点数をとれば褒められたし、サッカーでゴールを決めたら褒められた。褒められることが新しいことに挑戦する原動力にもなった。
しかし、いつのまにか大人になるにつれて、褒めてくれる人はいなくなってしまう。
人を褒めてあげよう
自分がされて嫌なことは人にやってはいけないよ、の反対ではないけれど、自分がされて嬉しいことは人にもやってあげるといいのではないか。
褒め方や状況や、その人との関係性にもよるので闇雲に褒めればいいというわけではないけれど。
人はみんな頑張っている。なにができなかった、これがダメだったとマイナス評価をするのではなく、これは良かったね、それかっこいいねって褒め合える環境の方がよくないだろうか。僕はその方が幸せだ。
もちろん、みんなでニコニコして褒めあっているだけではその先がない。ダメなところはダメと言う必要はある。それは当然として。馴れ合いになっては仕方ない。
良いところは認めて、褒めあった方が楽しいし、嬉しいし、成長もする。頑張ろうと思える。