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【大リーグ】

田中将大が制球難で13勝目ならず

2015年10月2日 紙面から

◇レッドソックス9−5ヤンキース

レッドソックス戦に先発し、5イニング5安打4失点だったヤンキース・田中=ニューヨークで(共同)

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 米大リーグは9月30日、各地で行われ、右太もも裏の張りを訴えていたヤンキースの田中将大投手(26)はニューヨークでのレッドソックス戦で先発復帰し、5イニングを5安打4失点で勝敗は付かず、13勝目はならなかった。チームは延長11回、5−9で負けて3連敗となった。

 ブルージェイズはオリオールズとのダブルヘッダー第1試合を15−2で大勝し、1993年以来、22年ぶりのア・リーグ東地区優勝を決めた。川崎宗則内野手(34)は第2試合に出場し、2打数無安打、1犠打。チームは1−8で敗れ、連勝は6で止まった。

 【ニューヨーク穐村賢】ヤンキースの田中が地元でのレッドソックス戦で12日ぶりに復帰登板した。1回に先制3ランを浴びるなど、5イニングを5安打4失点。制球難から喫した立ち上がりの失点に、田中も「全然ダメ。全部が良くなかったし、グチャグチャでしたね」と、反省の言葉を並べるしかなかった。

 初回は幸先よく2死を奪ったが、安打と四球で走者をためると5番ショーに甘く入ったスプリットを右翼席へと運ばれた。2回以降もヤンキースタジアムでは珍しい強風に悩まされ、この日投げた95球中、ストライクは56球とストライク率は今季ワーストの59%。マウンド上で首を横に振る場面が目立ち、「修正に時間がかかった。自分の思ってるボールと違うから、ちょっと面食らった」と厳しい表情だった。

 レギュラーシーズンでの登板は、これが最後となる見込み。ただ、チームがワイルドカードゲーム(6日)に進んだ場合は登板が濃厚だ。中5日で大一番で臨むことになり、「そこに向けて気持ちも体もしっかり準備していく。次にマウンドに上がるときは、今日より絶対に良くなってると思う」と巻き返しを誓った。

 

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