中田絢子
2015年10月3日03時42分
宅配便の取扱量が増えるなか、受取人の留守で2割が再配達となっている。輸送トラックの排ガスが増えることや運転手不足への懸念が浮上し、国が対策に乗り出した。宅配業者は新たな受け取り拠点をつくるなど、サービスを広げて効率的な配達を図っている。
「また間に合わなかったか……」。東京都内に住む出版会社勤務の女性(30)は7月、マンションの郵便受けに入っていた不在票を見て肩を落とした。
静岡県の母親から菓子が送られてきたが、仕事で不在だった。再配達を依頼したが、帰宅が間に合わなかった。宅配ボックスのないマンションに移って再配達の依頼が増えている。
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朝日新聞社会部
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