盧大統領と金総書記 通話はせず=韓国元情報機関トップ

【ソウル聯合ニュース】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に情報機関・国家情報院(国情院)の院長を務めた金万福(キム・マンボク)氏は2日、ソウル市内で行われたシンポジウムで、「南北首脳間のホットライン(直通電話)があったが、盧大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記が直接通話をしたことは一度もない」と明らかにした。

 金氏は「南側のホットラインは国情院にあり、そのラインで伝えてきたものは金総書記の意思ということですぐに金大中(キム・デジュン)大統領と盧大統領に報告された」と説明。盧大統領と金総書記が随時、直接通話していたとのインタビュー報道については、

「両首脳間の意思を即時伝えることができるラインがあったという意味で説明したが、(直接通話したと)誤解されたようだ」と述べた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース