数日前、大学卒業を控えた娘に「最近の若者はどんな話で盛り上がるのか」と聞くと「ヘル・チョソン(hell朝鮮)」と答えた。韓国の現状が地獄のようだという点に若者が共感するというのだ。ヘル・チョソンのサイトにアクセスすると、「竹やりの前では皆が平等だ」というスローガンが目に入ってきた。2007年にウ・ソグン氏とパク・クォニル氏が書いた『88万ウォン世代』(88万ウォンは約8万9000円)という本の表紙には「20代よ、TOEFLの本を閉じてバリケードを作り、石を手にしろ」という文句があった。8年ぶりに石が竹やりに変わったのだ。石は抵抗、竹やりは転覆させるための道具だ。石は現実に未練のある人が手にするが、竹やりは現実を諦めた人が持つ。ウ・ソグン氏が3年前に「この本を書いた当時に考えた変化は実現しなかった。青春よ、気を引き締めろ」とし絶版を宣言したが、石から竹やりへの変化をウ・ソグン氏は望んでいたのだろうか。
竹やりを本気で手にしようとする青年は、ごく少数に違いない。しかし、大統領が月給の20%を天引きして青年の働き口のためのファンドを設立するだけでは、青春の心痛い思い出を水に流すことはできない。青年たちが苦しむ理由は希望を見いだすことができないからだが、これらの青年が挫折する理由は大声を出しても回答がないと感じるからだ。
2012年の総選挙の際に青年たち自らが働き口と大学の授業料問題の解決に取り組むとし、「青年党」を創設した。政党番号17番で、地方区3人、比例代表4人の候補を送り出した。約8000人の党員たちが集まって「青年ボンゴ流浪団」を設立し、遊説を行った。結果は目も当てられないほどのものだった。地方区3カ所を合わせて5569票を獲得し、全国の党派別得票では0.34%(7万3172票)にとどまった。「地方区の当選者が一人もいないか、党派別得票率で2%を下回った党は解散」という規定に従って青年党は消滅した。