国連事務総長 北朝鮮外相と会談=南北交流拡大に期待

【ニューヨーク聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は1日午後(米東部時間)、米ニューヨークで、国連総会出席のため現地を訪れている北朝鮮の李洙ヨン(リ・スヨン)外相と会談した。

 潘事務総長は2030年までに貧困や飢餓の撲滅を目指す「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」の採択と関連し、支持を表明した北朝鮮に感謝の意を伝えた。また、8月に韓国と軍事的緊張解消に向けた高官協議を行ったことや、今月下旬に離散家族再会行事を開催することを評価。南北間の対話と和解、協力の強化が朝鮮半島の平和と安定に役立つと期待を寄せた。

 このほか、国連事務総長として南北間の協力支援を続けると強調するとともに、北朝鮮住民に向けた人道的支援を続けていくと表明した。

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