韓国の自動車メーカー5社による9月の販売台数が軒並み2桁台の伸びを示した。
輸入車の攻勢に押されていた国産車は、新車発売と個別消費税引き下げ効果を追い風に躍進を果たした。
現代自動車は新型アバンテなど新車効果があり、販売台数は前年同月比約9%増。起亜自動車は約17%増を達成した。起亜自はソレント、カーニバル、スポーテージなど主力のSUVの伸びが目立った。
韓国GMは先月、国内販売が24%伸び、月次ベースでは年初来最高(1万6393台)となった。最近発売された新型スパーク、準大型セダンのインパラ、小型SUVのトラックスなどが健闘した。
ルノーサムスンは11%、双竜自動車は59%の伸びを示した。ティボリのディーゼル仕様車が好調だったことで、双竜自の販売台数は9月時点で既に昨年通年を上回った。