真中監督7度舞い 涙の真中監督が、神宮の夜空に7度舞った。苦しかった14年ぶりのV。そして鮮やかな、2年連続最下位からの下克上だった(撮影・荒木孝雄)【拡大】
(セ・リーグ、ヤクルト2x-1阪神=延長十一回、最終戦、阪神13勝12敗、2日、神宮)待ちに待った、歓喜の時だ! ヤクルトは2日、阪神最終戦(神宮)に延長十一回、雄平外野手(31)のサヨナラ安打で2-1で勝ち、14年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。真中満監督(44)が、2年連続最下位だったチームを就任1年目で悲願のVへ引き上げ、球団史上最年少の優勝監督として7度宙に舞った。前年最下位チームが優勝するのはセ・リーグでは1960年の大洋(現DeNA)、75年の広島、76年の巨人に続いて4球団目の快挙だ。