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外国人旅行者増で経済活性化と治安懸念10月3日 4時38分
1年間に日本を訪れる外国人旅行者の数が過去最高を更新することが確実となるなか、内閣府がその影響などについて世論調査を行ったところ、「日本経済の活性化につながる」と答えた人が65%余りに上ったほか、「治安の面から不安を覚える」と答えた人は30%近くになりました。
日本を訪れる外国人旅行者は、先月10日までに推計で1342万4000人となり、ことし1年間の数が、去年の1341万人を超え過去最高を更新することが確実となるなか、内閣府は、8月、20歳以上の3000人を対象に世論調査を行い、58.6%に当たる1758人から回答を得ました。
それによりますと、外国人旅行者の増加による影響を複数回答で聞いたところ、「観光による消費が拡大し、日本経済の活性化につながる」と答えた人が65.4%、「地域経済の活性化につながる」が50%などとなりました。
また、困っていることがあるか複数回答で聞いたところ、「特にない」が最も多い42%で、次いで「治安の面から不安を覚えるようになった」が29.5%、「マナーや文化慣習の違いなどから、トラブルが増えた」が25.5%などとなりました。
観光庁は、「治安面などで一定の懸念もあることから、外国人旅行者による犯罪は必ずしも多くないことを周知し、不安の解消に努めていきたい」と話しています。
それによりますと、外国人旅行者の増加による影響を複数回答で聞いたところ、「観光による消費が拡大し、日本経済の活性化につながる」と答えた人が65.4%、「地域経済の活性化につながる」が50%などとなりました。
また、困っていることがあるか複数回答で聞いたところ、「特にない」が最も多い42%で、次いで「治安の面から不安を覚えるようになった」が29.5%、「マナーや文化慣習の違いなどから、トラブルが増えた」が25.5%などとなりました。
観光庁は、「治安面などで一定の懸念もあることから、外国人旅行者による犯罪は必ずしも多くないことを周知し、不安の解消に努めていきたい」と話しています。