ロシアがシリア領内の過激派組織「イスラム国」(IS)への空爆を始めました。 今週の国連では、このシリアのISの問題でも、ウクライナの問題でも、北方領土の問題でも ロシアの強硬姿勢が鮮明になりました。 日本から見れば、ここ数年、 世界の主要プレーヤーとしてはロシアの影が薄くなっていましたが、 その強硬な姿勢は健在でした。 なぜ、強硬姿勢をとることができるのか? 何を狙っているのか? どのような事情があるのか? ロシアに詳しい大阪商業大学教授の中津孝司さんにスタジオにお越し頂きお話を伺います。 中津教授への質問をお待ちしています。
大勢の難民がEUに押し寄せています。 その多くは、長期化する内戦を逃れたシリア難民たちで、 トルコなどの周辺国にとどまらず、 豊かなEUを目指して長い距離を移動しています。 一方、EU諸国は押し寄せる難民たちに戸惑いを隠せません。 ハンガリー政府は難民を入国させないために、セルビアとの国境に壁を建設。 多くの難民たちが目指すドイツは、 受け入れに前向きな姿勢をしめすものの、 あまりの難民の数の多さから、国境審査を強化しました。 なぜ難民が増えているのか。 どうしてEUを目指すのか。 その先に豊かな生活はあるのか。 今夜の報道するラジオでは、 同志社大学大学院の内藤正典教授をスタジオにおよびし、 お話をうかがいます。 内藤教授にご質問のある方は、メールかFAXでおよせください。
安全保障関連法案が、きのう、参議院特別委員会で可決されました。 多くの憲法学者が憲法違反の法案であると指摘し、 世論調査で国民の6割が反対する中での強行採決でした。 与党は、きょう中に法案を参議院本会議で可決し、成立させたい考えです。 今夜の報ラジは、大阪弁護士会の憲法特別委員会委員長の 武村二三夫弁護士をゲストに迎え、 この法案が成立・施行されたら、どんなことが起こってくるのか、 違憲訴訟は可能なのかなど、これからのことをお聞きします。 また、きのうの採決の模様や、町の声をご紹介するほか、 最終局面を迎えた国会の動きを随時、伝えていきます。 武村弁護士に質問のある方は、メール・FAXでお寄せください。 きのうの採決など国会の動きについての感想も、お待ちしています。
安全保障関連法案の国会審議が、大詰めを迎えています。 JNNの世論調査では、国民の6割以上が、 法案の今国会での成立に反対していますが、 与党は来週中に可決・成立させようと動いています。 きょうは、法案に反対する「シールズ関西」のメンバーの大学生3人に、 街頭宣伝を終えてすぐ、スタジオに駆けつけていただき、 じっくりとお話を聞きます。 大野至さん(関西学院大学3年生)、 寺田ともかさん(関西学院大学4年生)、 野間陸さん(同志社大学2年生)の3人で、 報ラジには、6月にも出演していただきました。 3人に聞きたいことのある方は、メール・FAXでお寄せください。
この前の日曜日、全国で安保法案反対のデモが繰り広げられました。 大阪でも2万5000人(主催者発表)の市民が参加しています。 国会前はこれまで見たことないほどの人が埋め尽くしました。 この国会前では、何が起こっていたのかを、亘佐和子記者が報告します。
混迷は東京オリンピックにも見られます。 新国立競技場とエンブレムは白紙撤回。 その中でもよくわからないのが、新国立競技場の1550億円という額。 この1550億円は妥当なのかを、 建築エコノミストの森山高至さんに聞きます。