東海道線線路付近にアルミテーブル　９万９千人に影響

　２日午前８時５分ごろ、東京都港区のＪＲ品川駅近くの東海道線下り線路上に、アルミ製テーブルがあるのを上り電車の車掌が見つけ緊急停止した。近くを走る山手線や京浜東北線も一時運転を見合わせ。計４４本が最大約２５分遅れ、約９万９千人に影響した。

　ＪＲ東日本によると、テーブルは約９０センチ四方で、アウトドア用の折りたたみ式という。東海道線下りの進行方向左側のレールに乗っていた。下り電車の運転士が撤去、回収した。同社が原因を調べている。

　一方、ＪＲ東京駅では午前８時５５ごろ、山手線外回りのホームから、台車で荷物を運んでいた男性が線路上に転落。ホームの非常停止ボタンが押され、山手線や京浜東北線が約１０分間、運転を見合わせた。男性にけがはなかった。荷物はホームの売店で販売する菓子などで、運搬中にホームの階段脇でバランスを崩し、落ちたという。