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容疑者の男は死亡=広西自治区の連続爆発―中国

時事通信 10月2日(金)18時25分配信

 【北京時事】新華社電によると、中国広西チワン族自治区柳州市で9月30日に起きた連続爆発事件で、地元警察当局は2日、容疑者と特定した地元の男が爆発で死亡していたと発表した。
 DNA鑑定の結果、判明した。事件による死者は10人となり、51人が負傷した。
 死亡が確認されたのは韋銀勇容疑者(33)。柳州市では9月30日〜10月1日、計18件の爆発事件が発生しており、韋容疑者が自家製の時限爆発装置を自ら運んだり、小包で配達させたりしたとみられる。警察当局は、監視カメラなどの証拠で韋容疑者を特定したという。
 韋容疑者は自らが経営していた採石場をめぐり、近隣住民や関連機関ともめており、警察当局は報復が事件の動機とみている。詳細は不明だが、大掛かりな組織的犯行とは考えていないもようだ。 

最終更新:10月2日(金)23時46分

時事通信