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やっぱり火星人はいる!?表面に水流れている「初の証拠」見つかる

水が流れたとみられる跡
火星表面で見つかった、水が流れたとみられる黒っぽい筋(左)。塩分以外の鉱物を青で着色してある(NASA提供)
Photo By 共同

 米航空宇宙局(NASA)は28日、火星の表面を流れる水がある証拠を見つけたと発表した。過去に水が流れた痕跡は見つかっているが、現在も水が流れていることが示されたのは初めて。

 水がどこからきたのかは不明だが、NASAのチームは「大気中に含まれる水蒸気が塩分に吸収され、水溶液になったのではないか」と話している。地球でも砂漠でこのようにできた水で、微生物が生きている例がある。ほかには表面近くの地中にある氷が解けたか、地中の帯水層から漏れ出た可能性もあるという。

 1960年代から始まった火星探査。水や生物の存在の可能性も調査され、“火星人”の存在は人々のロマンをかき立ててきた。今回、水の存在でますます注目が集まりそうだ。

 共同電によると、火星表面には、暖かい時期にだけ現れ、寒くなると消える幅5メートルほどの細いしま模様があることが知られていた。無人探査機マーズ・リコネサンス・オービターの上空からの観測で、これが塩分を含む水の流れであることが判明したという。

 火星表面に一時的に水が流れるとしても、NASAの担当者は「生命を育むほどの量の水かどうかは分からない」と話している。

[ 2015年9月30日 05:30 ]

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