あまロスの危機再び！？「あまちゃん」再放送が３日に最終回

２０１３年前期のＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの天野アキを演じた能年玲奈 Photo By スポニチ

　２０１３年前期に放送され、大人気となったＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」の再放送（ＮＨＫＢＳプレミアム前７・１５）が３日で最終回を迎える。ネットでは最終回を前に２度目の“あまロス”を危惧する声が相次いでいる。

　「あまちゃん」は岩手県三陸海岸沿いにある架空の町・北三陸市を舞台に、能年玲奈（２２）演じるヒロイン、天野アキの成長を描いた人情喜劇。全期間平均の視聴率が関東地区で２０・６％（ビデオリサーチ調べ）という大ヒットとなり、放送終了後には、喪失感の深さをペットロス症候群にかけて表した「あまロス症候群」という造語も誕生。一般視聴者だけでなく著名人からも「あまロス」を訴える人が続出した。

　劇中で多用された、驚きを表す岩手県三陸地方の方言「じぇじぇじぇ」は、「今でしょ！」「お・も・て・な・し」「倍返し」とともにユーキャン新語・流行語大賞で２０１３年の年間大賞にも選ばれ、大みそか紅白歌合戦でも「あまちゃん」コーナーが設けられるなどのムーブメントを巻き起こした。

　４月にＢＳプレミアムでスタートした再放送も最終週を迎え、ネット上には「再びあまロス」「来週から第二次あまロス」「あまロス・アゲイン」「あまロスの再来を警戒」などの声が続々。一方で「第１話からＨＤＤに保存していますよ。 あまロスはない」「全話録画しておいてよかった」など準備万端の人も…。

　今年の朝ドラは９月２６日で土屋太鳳（２０）主演の「まれ」が終了。同２８日から波瑠（２４）がヒロインを演じる「あさが来た」がスタートしたが、その陰で密かに“あまロス”再来の危機が広がっている。