Mio's Happy Room
ゲームシナリオライター・小説家、七瀬みおのブログです。依頼・問い合わせはお気軽にどうぞ
過去のお仕事 『アリスシリーズ』について
[No.83] 2015/10/02 (Fri) 23:30
過去にさせてもらっていたお仕事についてのご案内になります。
守秘義務契約があり今までタイトルを伏せていたのですが、
クライアント様の事実上倒産により契約が消滅することとなりますので
実績として公表させて頂くことにいたしました。
なおこの告知につきましては、担当弁護士さんを始めとする
複数の専門家の方に状況をお聞きしたり相談した上で、当方の判断で
現時点で告知させてもらっております。
以下、トップでは作品名を出していない実績と同内容になりますが……
(トップ記事の方もいずれ修正いたします)
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株式会社アートムーヴ(ブランド:QuinRose)様
(※「あずみ汐音」名義でのお仕事となります)
・『ダイヤの国のアリス ~Wonderful Wonder World~』
一部ルートプロット&シナリオ
一部ルート校正
・『ダイヤの国のアリス ~Wonderful Mirror World~』
全キャラプロット&シナリオ
特典ドラマCD、カウントダウンなどの執筆
・『新装版 ハートの国のアリス』
既存シナリオ校正・追加シナリオ執筆
特典ドラマCD、カウントダウンなどの執筆
・『ハートの国のアリス ~Wonderful Twin World~』
全キャラプロット&シナリオ
特典ドラマCD、カウントダウンなどの執筆
・『新装版 クローバーの国のアリス』
既存シナリオ校正・追加シナリオ執筆
特典ドラマCD、カウントダウンなどの執筆
・他、公式ファンブックアニメイト特典ドラマCDの執筆など
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なお、上記作品ではメインシナリオライターは『五月攻』氏と公表されており、
私の業務は作品により「メインシナリオ」であったり「シナリオ」であったりと
名称が違っていたかと思われますが、こちらにつきまして補足させて頂きます。
(webラジオなどで事実と異なる発言もあったようですので、誤解のないよう)
『五月攻』というPNは、こちらの企業の社長さんのPNだと
世間では認識されているようですが、上記作品のシナリオライティングに
社長さんはほぼ関わっていらっしゃいません。
もしかしたら団体発足当時は社長さんのPNだったのかもしれませんが、
外注契約時、私には『五月攻』という名前は『広報用の共同PN』
だと説明がありました。
『ダイヤの国のアリス』につきましては全キャラ担当ではなく、
またメインライターの途中変更により半分ほどのキャラには
下書きがある状態からの途中参加でしたので詳細が分かりかねますが、
少なくとも『ダイヤの国のアリス ~Mirror~ 』以降は、
一部流れの指定や盛り込むエピソードの指示があったものの、
基本的なプロット(ストーリー展開、ルート構成)と共通箇所含む
全シナリオ執筆は当方が1人で行っております。
(どの企業様でもあることですが、納品後のクライアント様での多少の
改稿・加筆などはこちらの案件でも普通に行われております)
社長さんにつきましては、納品後のチェックや校正等にはもしかしたら
関わっていらっしゃったかもしれませんが、ライティング段階では
一切関わっていらっしゃいませんことを補足させて頂きます。
プロットや初稿は、1作品に数か月をかけて、
全て当方で執筆したものです。
ダイヤ制作時、ハート~ジョーカーまでのロムを送付頂き、
特に打ち合わせや設定の説明等ない状態で、ゲームをすべて自分で
プレイして、手探りで執筆に当たりました。
ですのでダイヤ以前の作品にも非常に愛着があり、
今でもキャラクターたちは我が子のように可愛く思えます。
現在はもう取引がなかったのですが、急な事業停止には私も驚きました。
今後の展開についてもお聞きし、契約継続を望んで頂いていたのですが、
諸々の事情でやむなく取引を終了させて頂き、今は1ファンとして
アリスシリーズの新作発表を楽しみにしておりましたので
残念な気持ちでいっぱいです。
当時作品を手に取って下さったユーザー様には心よりお礼申し上げます。
こちらが商業初作品となり、拙い点もあったかと思われますが、
ご愛顧賜りまして本当にありがとうございました。
諸関係者へのお礼はまだまだ言い足りませんので、いずれ
このブログで改めてお話させて頂きたいと思います。
今後も七瀬みお名義での活動に励んでいく所存ですので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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この書き方だと『ダイヤの国のアリス』の全キャラプロット&シナリオを全部書かれているようです。
事実は、まったく異なるかと思います。
あずみ様の書かれたものは完成原稿とはまったく異なるもので、出されたシナリオは使えなかったため社内で別物に仕上げています。
特に、ユリウスとエースの過去やビバルディとブラッドの真相部分などはあずみ様はまったく書かれていませんし、それらの提出・採用もされていません。
この書き方だと『ダイヤの国のアリス』があずみ様の実績のようです。
会社が解散したからといって、あたかも自分の実績のように書くのはあまりに酷くありませんか?
当時、新規展開を取り入れたいと、古くからのシリーズでも一部外注案を取り入れていたはずですが、アリスシリーズについては社内仕上げでした。
ご自身の出されたシナリオと、実際に発売された完成データシナリオを比べてみれば分かるかと思いますが、不採用部分・改変部分が多すぎ、完全に別物です。
「今でもキャラクターたちは我が子のように可愛く思えます」とのことですが、キャラクターメイクにも携わっていないですし…。
『ダイヤの国のアリス』以外は直の担当ではありませんでしたが、他のものについてもそのまま採用されるようなクオリティではなかったはずです。
また「担当弁護士さんを始めとする複数の専門家の方に状況をお聞きしたり相談した上で」ということなので、担当弁護士にも連絡をとりましたが、あずみ様は債権者でもなく、原稿料も受け取った上で、勝手にこのような告知をしていい立場でもないはずです。
「現在はもう取引がなかったのですが」と書かれているとおり、現在まったく関っていない・一年近く連絡もとっていなかった人なのに、倒産と聞いてすぐ実績アピールの材料に使われることののどこが「諸関係者へのお礼」なのでしょうか?
これも「担当弁護士さんを始めとする複数の専門家の方に状況をお聞きしたり相談した上で」行われたのでしたらおかしな話ですが、現在は関係者告知までで、まだ法人は倒産が成立しておらず、機密保持契約も生きているはずです。
いずれにしても、倒産と知るなり即座に、自分の実績にして公開してしまおうというあなたのやり口はあまりに汚いです。
無関係の方から根も葉もない話や、でたらめな話が出るのは仕方のないことですし、いちいち否定する気にもなりませんが、実際に関った人間が混乱に乗じて都合よく利用するのはあまりに酷いと思います。
第三者のでたらめな話より、遙かに悔しいですし、本当に汚いやり口です。
心情的なことも混ざりますが、代表についても制作方針についてもあなたのような方に触れてほしくありません。