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 中国南部広西チワン族自治区の柳州市で起きた連続爆発事件で、国営新華社通信は2日、容疑者とされた33歳の男がすでに爆発で死亡していたことを捜査当局が確認した、と伝えた。詳しい動機は明らかにされていないが、当局は容疑者死亡を受け、事件の早期幕引きを図る構えだ。

 同通信によると、容疑者の男は、時限爆破装置を自ら製造。これを小包に仕込み、ほかの人に届けさせたり、自ら運んだりして、爆発させた疑いがある。事件による死者は計10人に上った。当局は監視カメラの映像などを証拠として容疑を固め、DNA鑑定で男の死亡を確認したという。