今でも一週間のうちに、仕事を辞めたいと思う日が何度かある。
私は転職を経験しているが、最初に入社した会社を辞めた時の事は今でも強烈に覚えている。
会社を辞める
人間関係での悩みは特に無かったが、仕事内容が自分に合わず、嫌でしょうがなかった。毎日会社に行くのが苦痛だった。もうこれ以上は無理だなと思い、ある日、会社を辞めようと思った。
- 初めて書く退職届
- 引き継ぎのため気不味い雰囲気の中での勤務
- 周りからの視線
全てが初体験で、しかも全部が超絶に重かった。
色々と世話になった上司に退職届け持っていく心情を察して欲しい。
いつのタイミングで出すべきなのか。このプロジェクトが終わってからの方が良いんじゃないのか・・・。いや、後になる程迷惑になるから早いほうが・・・っと、色々考えた。
今では精神的にも随分と強くなったので、退職届なんて物は有給休暇届けを出す位の感覚で「ほいよっ」と出せるが、昔はまだピュアで真面目だったので随分と悩んだものだ。
まだラブレターを女の子に渡すほうが緊張しないと思うよ、ホント。
告白なんてゲームのクエストみたいなものだと思っているので、お断りされたら「クエスト失敗」程度にしか感じないせいかも知れない。
それにしてもあの時は世の中の全てが嫌だった。若干鬱(うつ)が入ってたせいもある。
何で「鬱」ってこんな嫌な字を書くんだろうね。
なんかこの世の嫌なものが1文字に凝縮されているような感じがする。精神的に健康である今でもこの字を見ていると気持ちが落ち込んでくる。
この漢字考えた奴アホだろ。
そもそも「鬱」の「うつ」って呼び方が嫌。
他に何か違った呼び方もあっただろ。例えば、「ポコ」とか。
医者「あなたはポコですね・・・」
私「・・・っ!」
なんか「鬱」より「ポコ」とか言われたほうが精神的にも楽じゃない?
簡単に治りそうな気さえしてくる。
さて、話がズレたが本題に戻る。
会社を辞めて初めて知ったこと
学校卒業後は最初に入った会社で定年までずっと働くのが普通で、それ以外の生き方はあり得ないと思っていた。
でも会社からの最後の帰り道、ふと午後の空を見上げたんだよね。そしたらさ、
空がすっごい青くて大きかった。
もう何ていうか、すっごいの。ホント。
ガガーリンもビックリする位の青さ。
私はなんて小さなことで悩んでクヨクヨしてたんだろうと馬鹿らしくもなった。思わず「アハハハッ」って声を出して笑ってしまった。
もし退職するなら真夏の空が真っ青な時期に辞める事をオススメしたい(笑)
さて、そんな事があって以来、仕事に対しての私の価値観は一変してしまった。
仕事はあくまでも生活費を得るための手段の1つに過ぎないし、会社なんていくらでもある。しかもこれから日本は少子高齢化で働こうと思ったらいくらでも働き口なんてある。
心配なんぞ無い。
生活費を得る手段なんて他にも色々ある。投資から得られる不労所得でもいいし、ブログを書いて得られる収入でもいい。私の中で会社なんて物は株主のためにお金を作る組織という認識に変わった。決して働く人を馬鹿にしているわけではない。働くのが楽しいという人はとても幸せな事だと思う。
正直なところ、私は働くという事が好きではない。
今日も会社を辞めたいと思ったが、まだ不労所得のみで生活するまでには至っていないため、目標達成のためにも行くことにする。儲けの仕組みを構築出来ていないので、既に会社という儲けの仕組みがある所へ行き、利用する事が一番早く目標を達成出来ると思うからだ。
ただ、退職に関して1つだけ注意することがある。
それは、「カフカの階段」を降り続けてはいけないという事。最低限これだけは意識していないと、戻れなくなるからね!
会社を辞めてニートになったら1度は読んでおきたい本の紹介
高機動無職ニーテンベルグ(1)<高機動無職ニーテンベルグ> (角川コミックス・エース)
- 作者: 青木ハヤト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/04/25
- メディア: Kindle版
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無職と社畜が戦う漫画ですwww
「働かずに食える飯は旨いかっ N.E.E.T」
「真の社畜の力見せてやろう」
などの名言が盛り沢山。オススメですw