無料でiPhoneのウェブブラウザ「Safari」上から広告を削除してしまう「Adblock Plus」を使ってみた

無料でiPhoneのウェブブラウザ「Safari」上から広告を削除してしまう「Adblock Plus」を使ってみた

  • GIGAZINE
  • 更新日:2015/10/02
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iOS 9にはさまざまな新機能が実装されていますが、中でも注目を集めているのが「Content Blocking Safari Extensions」で、これを使えばSafari上から特定の広告をブロックできるようになります。実際にこの機能を使った有料の広告ブロックアプリである「Crystal」は、リリースからわずか12時間で10万ダウンロード突破とすさまじい売上げを記録しているのですが、広告ブロック拡張機能として有名な「Adblock Plus」がiOS 9向けの無料で使える広告ブロックアプリ「Adblock Plus」をリリースしたので実際に使ってみました。

Adblock Plus (ABP) on the App Store

https://itunes.apple.com/app/adblock-plus-abp/id1028871868

アプリは上記リンクからApp Storeにアクセスすれば無料でインストールできます。インストールの際は「入手」をタップ。

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アプリがインストールされたらタップして起動。

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「Adblock Plus」は邪魔な広告を常に非表示にしてくれる拡張機能。デフォルトの設定では「nonintrusive ads(押しつけがましくない広告)」が表示されるようになっているのですが、これは設定画面からいつでも非表示にできます。画面下部の「Got it」をタップ。

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「Adblock Plus」で広告を非表示にするにはちょっとした設定を行う必要があります。もちろん会員登録やアカウント作成などが必要なわけではないので心配は無用。画面下部の「Configure Safari」をタップ。

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この画面でチュートリアルは終了。画面下部のアイコンをタップすると……

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「Adblock Plus」の設定画面が開きます。上部の「Adblock Plus」をタップすればいつでも広告ブロック機能のオンオフが可能で……

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「Acceptable Ads」からは「押しつけがましくない広告」を表示するか非表示にするかを変更できます。初期設定では表示されるようになっているので注意。

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「About」にはアプリのバージョン情報が記載されています。

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というわけでさっそくSafariで「Adblock Plus」を使うための設定を行います。まずはホーム画面から「設定」をタップ。

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続いて「Safari」をタップ。

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「コンテンツブロッカー」をタップ。

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ここに「Adblock Plus」が表示されるので赤枠部分をタップもしくは右方向にスワイプ。

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アイコンが緑色になったら設定完了です。

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実際にYahoo! JAPANのトップページを開いて画面をスクロールしてみたのですが、とくに広告は見当たらず。

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そこで、もう一度「設定」を開いて「Adblock Plus」をオフにしてページを更新してみたところ……

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ページ上に複数の広告が表示されました。

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こんな感じで、専用アプリをインストールして初期設定さえ済ませてしまえばデフォルトのブラウザアプリであるSafari上から広告が消せてしまうというのは非常に便利。これまでにも広告を非表示にしてくれるブラウザアプリは存在しましたが、それらの場合はSafariとは異なる専用ブラウザを使用する必要があったので、ブックマークを移動させたりこれまで使い慣れたSafariとは異なる操作性になれる必要があったりと、利用するには面倒なハードルが多々ありました。

なお、Adblock Plusは「Acceptable Ads(好ましい広告)」とされる一部の広告がブロックされずにブラウザ上に表示されるようになっており、これを選定するためにredditやDuckDuckGOなどを含む業界団体「Acceptable Ads Manifesto」に参加し、なぜ「好ましい広告」を表示するのかを説明しています。

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