ニュース
JR西日本、イコちゃんとスマートイコちゃんによる「ICOCA電子マネー」10周年記念イベントと抽選会
関西初来訪の“旧友”Suicaペンギンも応援に駆けつける
(2015/10/2 17:51)
- 2015年10月1日 開催
-
JR西日本(西日本旅客鉄道)は10月1日、「ICOCA電子マネー10周年記念イベント」として、大阪駅の連絡橋口に設置された特設ステージで記念セレモニーや抽選会を実施した。このイベントは「ICOCA電子マネー」の10周年記念キャンペーンの一環として実施されたもの。
14時から始まった記念セレモニーでは、ICOCA電子マネーのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」「SMART ICOCAのキャラクター「スマートイコちゃん」がステージに登場。集まった観客を喜ばせた。JR東日本のSuicaのペンギンも急遽、ケーキを持って10周年のお祝いに駆けつけた。Suicaのペンギンが関西に来るのは初。用意したケーキは、ホテルグランヴィア大阪のパティシエによる特注品で、このイベントために作られた。ICOCAが最初に相互利用したのがSuicaで、イコちゃんにとってSuicaのペンギンは一番古い友達とのこと。
会場ではICOCA電子マネーの10年間の軌跡を、分かりやすいイラスト付でモニターに表示。現在実施されているキャンペーンや、今後の予定なども説明された。
セレモニーが終了して、イベントは抽選会に移行した。この抽選会はICOCA、またはスマートICOCAを持っている人を対象に、先着100名が参加できる。イベント開始の30分ほど前から人が集まりはじめ、イベント開始早々に定員となった。
ステージにはICカードの抽選機が設置された。これは、ICカードの記録を読み取って抽選する専用の機械で、タッチすると自動的に抽選が始まり、結果が画面に表示される。その後、レシートが出力され、それを持って商品と交換する流れだ。
今回の賞品は、A賞「フォトフレーム付イコちゃんぬいぐるみ」が20名、B賞「ICOCA電子マネーボールペン」が80名に贈られる。定員が100名のため、5人に1人の割合でA賞が当たることとなる。最初にA賞を引いた岐阜から来た30代の男性は、「あいの風とやま鉄道のエリアが近く、北陸新幹線が開通してからICOCAが使えるようになったのでうれしい。富山駅でもICOCAが買えるので便利」と、喜びながら語った。
続いてA賞に当たったのは、滋賀県から来た60代の女性。JR西日本のホームページを見てイベントに参加したという。この抽選会はICOCA、またはスマートICOCAを持っていないと参加できないが、この女性は、2008年にSuicaとの相互利用が開始された際に発売されたICOCAを持参して参加。ずっとイコちゃんのファンだったが、動いているイコちゃんを見たのは初めてとのこと。「抽選に並んでいる間はイベントを見ることが出来ず残念だったが、抽選でA賞が当たりうれしい」と喜んでいた。
JR西日本 創造本部 カード・ICグループ(企画・電子マネー)課長の和田真吾氏は、「10周年を迎えられたのはお客様のおかげ。また、イコちゃんのキャラクターに根強いファンがいて、イコちゃんに会うために来場した方も多い。予想を上まわるほどたくさん来ていただき、大変うれしい。半年間を記念期間として、今後も色々な企画を考えている」と今後の意気込みを語った。