(写真引用:ABC NEWS)
京都大学名誉教授「今中忠行氏」の研究グループが炭酸ガスと水で効率的に石油を合成できる方法を発表しました。
水と石油を合成した物質に炭酸ガスを含ませると、水分が減少し、石油の分量が増えたということです。この方法により低コストでエネルギーを生み出すことができるようになります。
また、合成時に使う合成油も精製する必要がなく、硫黄や窒素成分を含まないので燃焼時に地球温暖化ガスも発生しないとのこと。
今中忠行氏は、生命科学専攻の教授をされており、2010年4月には内閣府から配られる「科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方」を大賞にした紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受賞されている方です。
地球温暖化防止会議を開催した京都からこのような環境に優しい発見がされるとは大変喜ばしい限りです。