地震増加する韓国 観測所19カ所を年内に新設

【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は1日、内陸部と周辺海域での地震観測能力を高めるため、地震観測所19カ所を年内に新設すると発表した。

 黄海と韓国南方海域の島しょ地域に10カ所、内陸部に9カ所を新設する。また、老朽化した観測装置11台を年内に入れ替えるほか、全国145カ所の観測所の老朽化した全観測装置を2018年までに入れ替える計画。

 気象庁は20年までに観測所を264カ所に増やし、地震の早期警報システムを強化する方針だ。

 韓国では地震の年平均発生件数が1980年代が16回、90年代が26回、2000年代が44回、2010~14年が58回と次第に増えており、懸念が高まっている。

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