韓国の8月鉱工業生産 前月比0.4%増=半導体好調

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が1日発表した8月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比0.4%増となった。自動車などは減少したが、半導体、通信・放送装備などが増えたことが影響した。

 全産業の生産は前月に比べ0.5%増加した。3月から3カ月連続で減少が続いていたが、6月からは増加を続けている。

 製造業の在庫は前月より0.1%増えた。製造業の平均稼働率は0.4ポイント下落の74.3%だった。

 サービス業生産は運輸、宿泊・飲食業などが増え、0.4%増加した。消費を意味する小売販売は前月より1.9%増え、設備投資は前月より0.4%減少した。

 景気の現状を示す一致指数の循環変動値は0.3ポイント上昇、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値も0.1ポイント上昇した。

 統計庁は「スマートフォンの新製品発売でモバイル用の半導体生産が増え、スマートフォン生産も好調を示した。消費の面では中東呼吸器症候群(MERS)の影響がほぼなくなり、政府の消費活性化政策もある程度影響を及ぼしたようだ」と説明した。

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