現代自動車のソナタ・ディーゼル=写真=と起亜自動車のK5ディーゼルが韓国の中型ディーゼルセダン市場でこれまでトップだったフォルクスワーゲン(VW)のパサートを2カ月連続でリードしている。VWは排気ガス不正問題で大きな打撃を受けており、今後も国産車の善戦が続きそうだ。
韓国自動車産業協会によると、ソナタ1.7ディーゼルは8月に1009台が売れ、前月を45%上回った。K5の1.7ディーゼルも57%増の931台を売り上げた。7月にもソナタ1.7ディーゼルは696台、K5の1.7ディーゼルは592台を売り上げ、パサート(586台)を上回った。
現代・起亜自はソナタ、K5のディーゼル仕様車発売に当たり、パサートに追い付くことを目標に掲げた。
ソナタとK5のディーゼル仕様車の複合燃費は1リットル当たり16.8キロメートルで、パサート2.0TDI(14.6キロメートル)に比べ優れている。排気量はパサート(1968CC)がソナタ、K5(1685CC)に比べ大きく、価格はパサートがソナタ、K5よりも最大で1500万ウォン(約152万円)高い。