インドネシアに進出するアドテク企業が多いので、インドネシアのメディアへの広告費の集まり方を調べた
記事の紹介
インドネシアの基本情報
- 人口 :2.5億人(2013年)
日本の人口の約2倍 - 公用語 :インドネシア語
英語は日本より普及率低い - インターネット普及率:17.14%(推移は下図参照)
画像出典元:世界経済のネタ帳
インドネシアの広告投入費用の現在と将来の予想
データ出典元:eMarketer
メディア広告の成長が多くの国で停滞し始め、モバイルを除いたデジタルマーケティング市場はほぼ成熟期へと入りつつあります。しかしeMarketerというアメリカの調査会社の記事によると、インドネシアだけは少し様子が違っているようです。
インドネシアでは2019年までに、ペイドメディア全体の収益は、5年間で2倍以上に、モバイル市場に対する広告費だけに着目すれば、5年間で70倍以上にまで成長すると予想されています。
eMarketerが世界中の国の広告に対して行った支出に関する最新の予想によると、2015年には世界中の広告主は、インドネシアのメディアに対して120億ほど広告費を投入すると考えられています。この値は、2014年のものよりも16%増加しています。
さらに2016年には世界中の広告主たちは、150億円ほどの広告費を投入すると予想されていて、この勢いは止まることなく2019年まで続き、毎年約15%の増加率を保って、インドネシアに投入される広告費は増加していくと考えられています。
インドネシアは、2015年からの2019年までの5年間で世界で2位の速度でメディア全体への広告費が増加していくと考えられています。(世界1位はアルゼンチン)
またデジタル広告費に絞ってみると、伝統的なマスメディアの4倍の速度で成長していくであろうことが見て取れます。4マスメディアの広告費の増加率は5年間で7.3%と予想されている一方で、デジタル広告費は25.1%も増加していくと予想されていて、デジタル広告への投入費用は、テレビや新聞などの4マスメディアの広告投入費よりも4倍以上の速度で増加していくようです。
話をモバイル市場への広告投入費に絞れば、2018年までは毎年2倍以上の速度で成長していくことが表からも見て取れます。2019年のインドネシアでは、全てのデジタル広告への投入費用のうちの半数以上を占めることが予想されています。
以上を踏まえると、ジーニーやフリークアウトのインドネシアへの進出は、ごく自然な流れであるのかもしれません。また2006年に行われたとある調査によると、世界で一番日本に対して好印象を抱いている国はインドネシアであるとさえ言われています。そういった親日的な態度から、ビジネスのしやすさなどを考えても、海外進出先としてはやりやすいのかもしれません。
予想数値参照元:eMarketer