高松市の戦争犠牲者追悼式が1日、サンポートホール高松であった。高松市では高齢者も参加しやすいよう、暑さを避け、毎年この時期に開催している。戦後70年の今年は、初めて小学生が作文を朗読した。

 市遺族会関係者など約300人が参加した。黙禱(もくとう)の後、大西秀人市長が「私たちが享受する平和と繁栄は、戦禍に倒れた多くの御霊の尊い犠牲のうえに築かれたものであることを忘れてはいけない」と式辞を述べた。

 市立鬼無小6年の泉田京香さん(12)は「ひいおじいちゃんからの手紙」と題した作文を朗読した。