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TPP閣僚会合 2日目の会合始まる
10月2日 8時20分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国による閣僚会合は、アメリカ南部のアトランタで2日目の全体会合が始まりましたが、関係国の溝は埋まっておらず、大筋合意が実現できるかどうかは依然として予断を許さない状況です。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国による閣僚会合は、アメリカ南部のアトランタで、日本時間の午前7時半ごろから、2日目の全体会合が始まりました。
これまでの交渉では、バイオ医薬品の開発データの保護期間や、乳製品の関税の取り扱いを巡って関係国の溝は埋まっておらず、交渉担当者からは、一致点を見いだすにはなお時間がかかるという指摘も出ています。
TPPを担当する甘利経済再生担当大臣は、日本時間の1日夜、2日目の全体会合に向けて、TPP政府対策本部の鶴岡首席交渉官らから、交渉の進捗(しんちょく)状況などについて報告を受けました。
日本政府関係者によりますと、交渉全体を主導するアメリカは、バイオ医薬品の開発データの保護期間を長くするよう主張して、強硬な姿勢を崩していないほか、乳製品でも輸出の大幅な拡大を目指すニュージーランドとの間で折り合えていないということです。
こうしたなか、交渉当事者の間からは、アメリカが一定の譲歩をしなければ、交渉全体が前進しないという見方が出ており、今回の会合で大筋合意が実現できるかどうかは依然として予断を許さない状況です。

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