2015年10月1日23時36分
「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会」が1日、東京都千代田区の日比谷公会堂であった。浅沼元社会党委員長の刺殺事件から55年、参加者は暴力で言論が封殺された事件を振り返るとともに、「違憲」の指摘を受けながら採決が強行された安保法制で問われる「日本の民主主義の危機」を語り合った。
事件の舞台となった日比谷公会堂の3階ロビーの壁には浅沼元委員長の記念碑があるが、掲示板の裏に隠されたままになっている。実行委員会のメンバーで呼びかけ人の内田雅敏弁護士は「言論に対するテロは許さないということを確認するためにも公開を求めていきたい」と訴えた。
リレートークでは、村山富市元首相が「長く国会議員をやったが、こんな国会は始めてみる。内閣が勝手に憲法解釈を変えるのは独裁政治。市民の手で日本の政治を変えていこう」と語った。
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朝日新聞官邸クラブ
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