TPP交渉が漂流か?閣僚会合が開幕、難航3分野は政治決着へ!大統領選前の締結は困難!甘利氏「漂流する可能性」 |
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☆TPP難航3分野、政治決着目指す 閣僚会合が開幕
URL http://www.asahi.com/articles/ASHB12SZXHB1ULFA00H.html
引用:
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する12カ国による閣僚会合が30日午後(日本時間1日未明)、米アトランタで開幕した。医薬品と乳製品、自動車の難航3分野や、日本のコメ輸入などで政治決着を目指すが、今回も大筋合意に失敗すれば交渉が長期間「漂流」する可能性もあり、瀬戸際の折衝となる。
:引用終了
☆甘利氏「漂流する可能性」…TPP交渉、延長も
URL http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151001-OYT1T50030.html
引用:
甘利TPP相は9月30日、12か国の全体会合で「残された課題を全て解決し、今回会合で妥結しよう」と呼びかけた。カナダが10月中旬に総選挙を控えていることなどを踏まえ「ここでまとめなければ交渉が漂流する可能性がある」と訴えた。
残る争点は知的財産分野でバイオ医薬品を独占的に販売できる「データ保護期間」と乳製品の輸入拡大、自動車部品の調達ルールの3点にほぼ絞られている。
:引用終了
アメリカやカナダで選挙が控えている影響で、今年中に大筋合意が出来なければ、TPPはそのまま漂流する可能性が濃厚となっています。日程的に今回の閣僚会合が今年最後になることから、本当に重要な会議であると言えるでしょう。
ただ、メキシコ等の参加国から早期締結には否定的な声が出ている上に、協議の内容にも不満の声が出ています。特許の保護期間などで各国の主張が衝突していることから、1回の閣僚会合で全てを合意するのは非常に難しいです。
TPPは既に漂流目前であると言え、甘利大臣も「漂流するかもしれない」と後ろ向きなコメントをしています。
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TPPなんてものは、このまま立ち消え二なればいい。
[ 2015/10/01 21:34 ]
[ 編集 ]
我々は断固TPPに反対する!って自民党の出した広報紙があったよね~。
いつの間にかすっかり売国行為に走ってるけど、農業がボロボロにされるっつって今まで支持してた農家も手の平返していたわ。気付くの遅くて呆れたよ。
こんな腐れ政策が切り札だったんだとかとれだけ無能なのか…。
いつの間にかすっかり売国行為に走ってるけど、農業がボロボロにされるっつって今まで支持してた農家も手の平返していたわ。気付くの遅くて呆れたよ。
こんな腐れ政策が切り札だったんだとかとれだけ無能なのか…。
[ 2015/10/01 21:44 ]
[ 編集 ]
アメリカに乗っ取られたTPPなんぞ始めから無理だったのだよ!アメリカはブルネイに主導権を返しましょ!
[ 2015/10/01 21:53 ]
[ 編集 ]
山田正彦氏によるとTPP閣僚会合で大筋合意しそうな状況らしく
この記事とは全く逆だぞ
この記事とは全く逆だぞ
[ 2015/10/01 22:31 ]
[ 編集 ]
>山田正彦氏によるとTPP閣僚会合で大筋合意しそうな状況らしくこの記事とは全く逆だぞ
それを隠そうとしてこういう記事をリークしている可能性もあるんだよね、今までもあったし。
まあ日米で合意しても他国は納得しないだろうから頓挫の可能性はあると思うが、どれだけボロボロにされてるかは非常に気になる。
それを隠そうとしてこういう記事をリークしている可能性もあるんだよね、今までもあったし。
まあ日米で合意しても他国は納得しないだろうから頓挫の可能性はあると思うが、どれだけボロボロにされてるかは非常に気になる。
[ 2015/10/01 22:48 ]
[ 編集 ]
どうも先送りになるかもしれないね。医薬品の開発データの保護期間(何時からジェネリックを発売できるか)が上手くいかないらしい。そうでなくても、甘利は安倍総理から何故TPPをまとめられないの?と軽蔑され、この分ではお流れの気配が?前回の7月でも、日本はバター不足なのに、ニュージーランドと上手く出来なかったのかと?甘利の交渉力と処理能力に疑いを感じる。
[ 2015/10/01 23:00 ]
[ 編集 ]
日本なんかどうなったっていい! by甘利明
日本なんかどうなったっていい!
by甘利明
http://ceron.jp/url/blog.shadowcity.jp/my/2012/09/by-7.html
テレ東 「津波による電源喪失は共産党が指摘してましたよね甘利さん」 → 自民・甘利、テレ東を提訴
原発問題⇔東京テレビVS甘利さん
甘利明氏が原発スラップ裁判、テレビ東京を名誉毀損で起訴。
取材中に甘利氏が
「あんな物が放送されたらたまらない俺の政治家生命は終わりだ」
と記者に詰寄った事や
「日本なんかどうなったっていい!と話しました」他
ちなみにこの裁判でも甘利は途中で退席したそうですw
by甘利明
http://ceron.jp/url/blog.shadowcity.jp/my/2012/09/by-7.html
テレ東 「津波による電源喪失は共産党が指摘してましたよね甘利さん」 → 自民・甘利、テレ東を提訴
原発問題⇔東京テレビVS甘利さん
甘利明氏が原発スラップ裁判、テレビ東京を名誉毀損で起訴。
取材中に甘利氏が
「あんな物が放送されたらたまらない俺の政治家生命は終わりだ」
と記者に詰寄った事や
「日本なんかどうなったっていい!と話しました」他
ちなみにこの裁判でも甘利は途中で退席したそうですw
[ 2015/10/01 23:05 ]
[ 編集 ]
分かってねえなあ、と思うんだな
俺は何所までも安倍がオバマにレガシーを渡したくない、と思っているんじゃないかなぁ?
何だかんだ甘利がホラ吹いているが、最後の妥協をしたがらないでいるように見えるんだな。日米が完全妥協したらTPPは動くだろ。だって98%は日米貿易額なんだからさぁ。
まぁ、漂流したって17年には妥結だあね(怒)
評論家が政界業界が手を打ってきているのに妥結しないと大変だあ!何て言ってるけど、日本の企業がそんな数年でヘタルなんてのは幾らなんでも無理筋でしょうに(笑)
それに何だかんだ言っても後ろに控えている官僚を納得されるの大変だから、任期ギリギリまで交渉する気かもね。
何だかんだ甘利がホラ吹いているが、最後の妥協をしたがらないでいるように見えるんだな。日米が完全妥協したらTPPは動くだろ。だって98%は日米貿易額なんだからさぁ。
まぁ、漂流したって17年には妥結だあね(怒)
評論家が政界業界が手を打ってきているのに妥結しないと大変だあ!何て言ってるけど、日本の企業がそんな数年でヘタルなんてのは幾らなんでも無理筋でしょうに(笑)
それに何だかんだ言っても後ろに控えている官僚を納得されるの大変だから、任期ギリギリまで交渉する気かもね。
[ 2015/10/01 23:09 ]
[ 編集 ]
TPPにしてもアメリカの交渉・取りまとめ待ちとは、何処までポチになるつもりかと思う。
[ 2015/10/01 23:25 ]
[ 編集 ]
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菅官房長官が「不退転の決意」で大筋合意を目指すと記者会見で述べているが、それは実は、オバマ政権下ではTPPは成立しないと言っているに等しい。
甘利担当大臣は出発直前のインタビューでは「大筋合意に導くべく...」とさらに後退した。
大筋合意(braod agreement)程度では、TPP協定案までさらにこれから最低でも半年かけて協定文策定に必要な完全合意をめざして一層の努力を傾注することになろう。
しいて今回目論むとしたら完全合意(今回ではまったく不可能)だが、万一天佑があってそれが成立したとしても、TPAの90日ルール規定では大統領は来年にならないとTPP成文協定にサインすることができない。
しかし常識的には、すでに活況にはいっている次期大統領選挙の最中にこんな欠点だらけの協定を公開できるはずがない。
小国のうちには閣僚を送らないところがある。シンガポールやブルネイだ。ニュージーランドは酪農製品交渉が進展しなければ閣僚は出席しないと、アメリカを牽制している。
それはアメリカにとっては極めて痛い。なぜなら、ニュージーランドに門戸を広げるとしたら、その分、アメリカは自国の酪農産業の圧力を受けて、カナダの門戸をこじ開けなければならないからだ。
一時、カナダのハーパー首相がそうした可能性を示唆したとニュースが駆け回ったが、カナダ政府は即座に否定して火消しに躍起だ。10月19日の選挙で劣勢が伝えられるハーパー首相が10月1日に国民を怒らせるような自暴自棄な行動にでるとは信じがたいところだ。
カナダには、自動車・部品原産地基準問題でも大幅譲歩してもらわないと閣僚会合は進展しない。自動車原産地問題はメキシコがいちゃもんを突けたと報道されるが、実際の主役はカナダで、そしてまたその裏にはアメリカ自動車労組がいる。
何より、カナダにとってはNAFTAの目的を守るという大義名分がある。ここでアメリカが日本に譲るというなら、NAFTAの再交渉にも力が入る。
生物薬剤をめぐるIP問題、自動車原産地、酪農問題の三分野が大きな障害で、それさえ妥結できればTPP合意が成立するというのは、日米関係者の腹だろうが、すくなくともその合意が協定文として結実し、アメリカ議会に提示されるためには、これまで公式には議論されていなかった、通貨操作、環境、人権、民族、イスラム法問題などの、深刻で激しい対立を生むイシューの障害が待ち構えている。
それでは今回のアタランタ会議の目的は何か?それは要するに「蛇の尾」を創ることである。
TPP交渉はこのままでは、アメリカ大統領選のカオスに巻き込まれて一切進まなくなるが、それ以上に苦境に立たされるのは、「TPPが当然、成立すると目論んで、つぎつぎと手を打ってきた国や業界」である。
日米二国間協議はTPPに組み込まれることが前提で、そのTPPが宙に浮いてしまえば、二国間協議の結論自体も消滅する。
そこで、両国政府と特定の産業は、どんなに中身のないTPPでも、ともかく頭と尻尾だけそろえて、TPPは仮想ではなく、必ず成立すると言い続けて、その間に自分たちの利益を確定しなければならないのである。
今回のTPP閣僚会合はあきらかに、日本が誘導してきた。日本での臨時国会、予算編成時期そして来年の参議院選挙を踏まえたぎりぎりのスケジュールが9月末のこの時期であり、アメリカとしてはむしろ国連総会、ローマ教皇、習近平国賓訪問の集中するこの時期は避けたかったろう。
その日本がTPP閣僚会合に持ち込む提案を、それぞれ複雑な利害相関関係を抱えた各国がすんなり認めるのか、あるいはまたハワイ会合で突発したようにメキシコのような伏兵が登場して会合を流すか、その結論は二日後に出て、各国閣僚は風と共に(gone with the wind)アタランタを去っていく。
(以下略)