現在骨折で入院している声優の原田ひとみさん。入院中に作ったゲームが完結し、公開されました。これが大変カオスでありつつも、マルチエンディングで感動させるシーン満載の作品に仕上がっています。
タイトルは「はじめてのノベルゲーム」。使用しているのは「Script少女のべるちゃん」というツールです。用意されている素材を使って、オリジナルノベルゲームをスマホなどで作れるというもの。
原田ひとみさんは、9月4日に自身のブログ「そらいろのタクト」で、尾てい骨の骨折で入院していることを明らかにしました。10月1日現在も、Twitterでは入院していることを公言しています。
そんな中、作りかけだったノベルゲームの続きの作成に着手。9月28日に完成版が公開されました。
ある日、ひとしの元に、シスターの「マリアンヌ?」がやってきて、異世界で冒険をする、といったファンタジーノベルゲーム、のはずでした。ところが出てくるキャラクターや設定が混沌としており、マンガやゲームやネットスラングのパロディ満載、ギリギリのネタ満載で、テンポよくボケと突っ込みが楽しめるゲームに仕上がっています。
途中まではギャグ満載のストーリーになっています。ところが後半一気にシリアスに話が展開。冗談かと思っていた伏線がどんどん回収され、本格的に。マルチエンディングで、それぞれ凝ったストーリーになっています。特に一部のバッドエンドは、捻った演出が入っています。
Twitterなどで話題になっているこのゲーム。原田ひとみさんはツール制作会社とは一切関係ない一般ユーザーで、「Script少女のべるちゃん」側は「うちの運営は人気声優さんと契約するようなパワーはありません」と述べています。
原田ひとみさんのTwitterによると、もうすぐ退院はできそうなものの、まだまだ動けなく、今は熱が高いとのこと。またすでに、第二弾の百合ゲームも制作中だそうです。
原田さんの作る百合ゲーはとても楽しみです。それよりもまずは、一日も早い回復と復帰を願うばかりです。
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(たまごまご)
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