こんにちは。
正午のニュースです。
死者と行方不明者が合わせて63人に上った御嶽山の噴火からきょうで1年です。
ふもとの長野県では噴火が起きた時刻と同じ先ほど午前11時52分に遺族などが黙とうをささげました。
花を手向け祈りをささげる人たち。
去年の御嶽山の噴火で夫を亡くした野口弘美さんです。
山に向かって手を合わせました。
去年9月27日に起きた御嶽山の噴火では、58人が死亡し、5人の行方が分からないままです。
8合目にある山小屋にも多くの登山者が訪れ犠牲者をしのんでいました。
追悼式の会場です。
遺族をはじめ噴火当時、捜索活動にあたった警察や消防の関係者など400人余りが参列しています。
ちょうど1年前には多くの登山者が訪れていた御嶽山。
きょうは曇り空のため山の姿は見えません。
噴火のあと、地元の自治体では登山者の安全を確保する仕組みづくりに取り組んできました。
山小屋に緊急情報を伝えるスピーカーを設置したほか、事前に登録した登山者のスマートフォンに火山情報を提供するサービスも始めました。
長野県などでは、今後も山頂付近に避難するためのシェルターを整備するなど登山者の安全を確保するための対策を進めていきたいとしています。
次です。
ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、アフリカ諸国が地域ごとに作っている経済共同体の議長国の首脳との会合に出席し保健システムの再構築や過激主義への対応などアフリカが直面する課題を克服するため積極的に貢献していく考えを示しました。
そのうえで、来年、アフリカで初めて開かれるTICADアフリカ開発会議などの場を通じて、保健システムの再構築、過激主義への対応などアフリカが直面する課題を克服するため、積極的に貢献していく考えを示しました。
また、アフリカの平和と安定に関する国連安全保障理事会の議論に引き続き関与する考えを示し、来年、日本が安保理の非常任理事国になることや常任理事国の拡大を含む安保理改革の実現に協力を呼びかけました。
非常に強い台風21号が沖縄県の先島諸島に近づいています。
石垣島地方では今夜から暴風となり、あすは、先島諸島で猛烈な風が吹くおそれがあり暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
台風の接近に備えて、石垣市の港では船の固定作業が行われていました。
気象庁の観測によりますと台風21号はきょう午前9時には石垣島の東南東を1時間に15キロの速さで西北西へ進んでいます。
あすにかけて非常に強い勢力を維持したまま先島諸島にかなり近づく見込みです。
石垣島地方では今夜から暴風となり、あすは先島諸島で猛烈な風が吹くおそれがあります。
きょう予想される最大瞬間風速は、八重山地方で40メートル、宮古島地方で35メートル、あすは八重山地方で65メートル、宮古島地方で45メートルなどとなっています。
あすは先島諸島で猛烈なしけになり、九州から関東にかけての太平洋沿岸でも波が高い状態が続く見込みで注意が必要です。
また、八重山地方では、あすにかけて猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は、暴風や高波への厳重な警戒を呼びかけています。
宮城県栗原市の杉林で白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、警察が調べた結果、遺体は仙台市出身の17歳の女性と確認されました。
警察は、何者かが遺体を遺棄したとして捜査を進めています。
今月12日、宮城県栗原市の杉林で死後数か月から1年ほどたった白骨化した女性の遺体が見つかりました。
警察は死体遺棄事件として捜査を始め、現場から身元を示す所持品が見つからなかったことなどからDNA鑑定などで身元の確認を進めていました。
その結果、女性は仙台市出身で住所、職業不詳の白鳥真由さん17歳と確認されました。
警察によりますと、去年12月に宮城県内で白鳥さんを見たという目撃情報がありますがそれ以降の詳しい状況は分かっていないということです。
これまでの調べで、遺体は白の長袖に黒のズボンを身に着けていてはだしで靴は履いておらず遺体の上には2本のタイヤなどが置かれていたということです。
警察は何者かが遺体を遺棄したとして白鳥さんの交友関係などについて捜査を進めています。
サウジアラビアでイスラム教徒の大巡礼ハッジを行っていた大勢の巡礼者が折り重なるように倒れて死亡した事故で、犠牲者の数はさらに増えて769人となりました。
サウジアラビアの聖地メッカの郊外で、24日、大巡礼ハッジを行っていた巡礼者が折り重なるように倒れ死亡した事故。
サウジアラビアの保健相は犠牲者の数が769人に増え、けが人の数も934人になったと発表しました。
ただ、死亡した人の国籍など詳しい情報は明らかにしていません。
イラン政府は、死亡した人のうち、136人がイラン人で現在も300人以上と連絡が取れないとしてサウジアラビア政府の対応の遅れを批判しています。
サウジアラビア政府は事故の原因として道路の交差点に大勢の巡礼者が集中したことや、当時、気温がおよそ40度だったことなどを挙げていますがさらに徹底した捜査を行ったうえでハッジの運営を改善する方針を国内外に示しています。
スペインからの独立の是非を争点にスペイン北東部のカタルーニャ州で27日、州議会選挙が行われます。
州政府は、独立を主張する勢力が過半数の議席を得れば、独立に向けた準備に取りかかるとしています。
バルセロナを中心とするスペインのカタルーニャ州では日本時間のきょう午後から、州議会選挙の投票が始まります。
スペインからの独立を主張するカタルーニャ州のマス州首相は、今回の選挙でカタルーニャは、経済的繁栄や尊厳、自由を手にすることになると訴え独立を主張する政党に1票を投じるよう呼びかけました。
マス州首相は選挙の結果、独立を主張する政党が過半数の議席を占めればスペイン政府との協議や、独自の憲法の制定など独立に向けた準備を進め18か月以内に独立を宣言したいとしています。
2015/09/27(日) 12:00〜12:15
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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