大相撲秋場所 千秋楽 2015.09.27


影響で、雨と風が非常に強まるおそれがあります。
生字幕放送でお伝えします連日満員札止め、チケット完売大盛況の秋場所千秋楽十両の取組が終わりました。
富士東が天鎧鵬に勝ちました。
決まり手は寄り倒しです。
頭であたり合って得意の突き押しから左四つ、その左は十分に富士東させませんでしたが上手を引いて先に攻めていきました。
富士東は6勝9敗で今場所を終えました。
天鎧鵬、5勝10敗3場所連続の負け越しでした。
正面解説は元小結・栃乃花の二十山親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
秋場所千秋楽優勝の決まっていない各段の優勝決定戦がこのあと行われます。
元栃乃花の二十山親方の解説でこの決定戦のもようをお伝えしていきます。
まず序二段の優勝決定戦です。
この序二段優勝決定戦のあとは幕内力士8人による優勝決定戦が行われる秋場所の千秋楽です。
九重部屋、先場所の序ノ口優勝の濱町です。
三段目上位まで上がったことがある境川部屋、榮との対戦です。
両者はふだん、空席も多い午前中の相撲で取っている力士です。
二十山さん大歓声の中でどんな相撲を取ってくれるか楽しみですね。
二十山⇒そうですね。
濱町、アマチュアでもやっていました。
いろいろ相撲取り口もあるでしょうし上位のほうで三段目までいっていますからこれから自分の力を試すどのぐらい出るかということを見るにはいいかもしれませんね。
押し相撲どうし、濱町は日本体育大学出身、榮は鹿児島の鹿児島商業高校で相撲経験があります。
軍配は東濱町の勝ち濱町は先場所に続いて序二段優勝2場所連続の各段優勝です。
2場所連続の7戦7勝そして今場所決定戦になりました。
攻め込まれましたけれどもなんとか最後西土俵、残っていました、濱町です。
同じ大学出身の三段目優勝大輝が待ち構えていましたがこのどよめきは8人の力士です。
すでに8人の力士対戦相手を決める抽せんは終わっています。
それぞれ東西に分かれます。
正面より手前の力士どうしがこのあと対戦をしていきます。
そして満員の館内からどよめき拍手です。
まずは南海力と佐藤の対戦です。
幕下優勝決定戦、優勝まで3番勝たなければいけません。
木瀬部屋南海力と貴乃花部屋の佐藤です。
南海力に佐藤このあと鐵雄山に力真大清峰に東龍千代翔馬に朝弁慶というこのあとの取組です。
画面の左が南海力右側が佐藤です。
本割6番目の相撲で対戦があってそのときは南海力右へ変化に押し出しました佐藤の勝ち。
佐藤が勝ち抜けです。
二十山さん持ち味が出ましたね。
あたりからの突き押しで一気に持っていきました。
まずは佐藤が勝ちました。
続いて鐵雄山に力真です。
阿武松部屋の鐵雄山。
立浪部屋の力真との対戦です。
力真との対戦で鐵雄山は右の前まわしを引いて、力が出る相撲。
一方の力真は長い腕を生かした突き押しの相撲です。
持ち味は対照的です。
勝負のポイントはどういうところになりますか。
まずは立ち合いでしょうね。
突いて出る、力真が突き放せるかということですね。
頭からあたったりもろ手でいくこともあります。
長い腕をかいくぐるために鐵雄山としてはどんなことを考えたらいいですか。
立ち合い負けをしないで、あごを引いて下から押し上げるようにしないといけないですね。
起きないことが大事ですね。
どうしても、もろ手突きで立ち合いしてきますから相手を起こしたいですよね。
起きてしまうと相撲になりませんからね。
力真は去年の名古屋場所で幕下優勝の経験が一度あります。
鐵雄山は序ノ口時代に各段優勝を一度経験しています。
突き出しました、力真の勝ち。
立ち合いから自分の持ち味が出ました。
鐵雄山は敗退。
力真が次の取組に進出します。
持ち味を発揮しましたね。
立ち合いの踏み込みがよかったですね。
そのあともよく伸びていました。
鐵雄山は完全に体が伸びてしまいました。
押し相撲の力士は、よくなっていくといいますが、最初がいちばんいい内容でしたね。
自分の本来の相撲が出ましたからね。
このあと大清峰に、東龍千代翔馬と朝弁慶とあたって4人勝ち抜いた力士が決まったあとは再び抽せんをして対戦相手を決めることになります。
大清峰に東龍。
大清峰は今場所東の60枚目です。
6番勝ちました。
下からの押し相撲、右の前まわしを取りますと力を発揮します。
芝田山部屋です。
幕内経験者の東龍。
モンゴル出身、玉ノ井部屋です。
東龍は右四つまわしを取りますと力を発揮します。
長身1m91cm。
二十山さん大清峰からすれば東龍につかまりたくないところですよね。
そうですね、相手十分の四つにさせないことですね。
前傾姿勢で下からの粘り強い攻めが今場所出ている大清峰です。
過去に東龍のほうは各段優勝こそありませんが現在の徳勝龍と三段目の決定戦を戦ったことがあります。
制限時間いっぱいです。
ここは懐の深さ、東龍の勝ち。
大清峰、頭をつけてうまく取っていたんですが勝ったのは東龍です。
もう少し速く攻めるべきですね。
自分より上位の力士ですから休まずに攻めることが大事ですね勝つためには。
攻めるための形というよりはまずは守りの形になってしまったんですね。
守りはよかったんですけどもね。
ここは懐の深さを引きずるような出し投げでした。
東龍、勝ち抜きました。
決まり手は、上手投げです。
モンゴル出身九重部屋の千代翔馬。
投げの強い力士です。
きょう十両天風に勝って6勝1敗とした朝弁慶。
朝弁慶は先ほど大いちょうでしたがまげを結い直してきました。
先ほど十両の力士との対戦十両の土俵でしたので大いちょうでしたが幕下の優勝決定戦ということで今場所西の筆頭の朝弁慶は来場所新十両を濃厚にしています。
まげを結い直して取り組みます。
総合テレビでお伝えする前には一番取ったことで勝ってもいますし、朝弁慶にとってはいい効果が出ているんじゃないかなと思います。
という二十山さんのお話もありました。
そういう相手に千代翔馬、力を発揮するためにはどう上手を取るかということになってきますね。
上手がほしいでしょうね。
やはり横に動いたり変わり気味に取りにいくといいですね。
そこから一気に出られる可能性もあります。
そういう攻めを見せることがある千代翔馬。
立ち合いから突っ張っておいて上手を取る取り口もあります。
張り差しという選択肢も考えられる千代翔馬。
朝弁慶は大きな体1m90cm178kgの体をぶつけていきます。
ことしに入って、負け越しなし。
来場所の新十両をほぼ確実にしています。
千代翔馬、上手投げ。
裏返し。
千代翔馬勝ちました。
勝ち抜け。
得意の右上手が取れました。
真正面から頭であたっていきましたね。
あたったとき相手の圧力が少し弱まりますから。
そのあとに回り込んでおいてちょっと下がりながらでどうかと思ったんですが。
動きが先だったのでよかったですね、その分。
琴千歳さんが渡しました。
再抽せんの結果次の対戦相手が決まります。
突き押しの相撲2人、四つ相撲の2人という勝ち残りとなりました。
貴乃花部屋の佐藤が東に回るように言われました。
西の方屋、土俵下には力真が向かって力真が手前ですから佐藤対力真ということになりそうです。
そのあと東龍と千代翔馬。
突き押し相撲どうしの対戦と四つ相撲どうしの対戦ということになりそうです。
両者は先ほど持ち味を発揮したいい押し相撲で勝ってきた2人です。
東方が貴乃花部屋の佐藤。
埼玉栄高校世界ジュニア選手権無差別優勝を果たして大相撲の世界、序ノ口序二段で優勝経験があります。
幕下優勝を1度経験してる立浪部屋の力真押し相撲どうしです。
立ち合いのあたりから楽しみですね。
どちらが先手を取って出ていくかですね、立ち合いに。
身長、腕の長さ、そういう意味では力真がもろ手突きでいきますと先手が取れそうかなと思いますけれども。
もろ手でいって佐藤の立ち合いの踏み込みあたりが止められますかねというところがあります。
佐藤の勝ち。
顔をしかめました、敗れた力真。
勝ったのは佐藤です。
立ち合いいかがでしたか?お互いよかったですね。
力真も落ち着いて出て行ったんですけれども佐藤のほうは相手の動きをよく見ながらだったんですね。
距離感という部分ではどうでしたか?よかったと思いますよ、力真のほうも。
佐藤はあえて下から押し上げるようにしていて横からのいなしになりました、最後は。
佐藤が勝ってあと一番で幕下優勝佐藤の対戦相手を決める次の取組です。
東龍は低い攻めを先ほど見せました大清峰を引きずるような上手投げで勝ちました。
幕内経験者の玉ノ井部屋です。
九重部屋の千代翔馬は朝弁慶を得意の右からの上手投げ先に先に攻めていきました。
先ほどの取組です。
二十山さん、お互い右四つに力を発揮しますけれども千代翔馬はどちらでも上手を取れればということですが組み合う展開になりそうですか。
どちらかというと、千代翔馬は組んだらどうかなと思うところがあるんですけれども懐深いですから、東龍のほうは簡単に組んでしまうと千代翔馬は不利だと思いますね。
やはり少し中でそこから体を起こして上手を取ってそこから投げるとかすればいいと思うんですけれども。
胸を合わせてしまうと千代翔馬は苦しくなってくるんですね。
行司まだまだの声。
呼吸がずれました。
まっすぐあたりにいきました千代翔馬の動きでした。
また早い。
東龍が少し遅いですか。
お互い呼吸を合わさないといけないのでお互いが相手に合わせるという姿勢を持たないといけないですね。
千代翔馬、押し出し。
千代翔馬の勝ち。
東龍の右差しを許さない。
左を固めて立っていきました。
二十山さん、これは考えた攻めでしたね。
二十山⇒自分の得意の四つもあるでしょうし、相手の力を出させないで、自分の力を十分差させるというのをよく考えて取ってました。
三輪⇒東龍、右のあごを横からの攻めです。
佐藤対千代翔馬という幕下優勝決定戦最後の一番となりました。
8人による優勝決定戦はこの2人に絞られました。
対照的な取り口の両力士です。
押し相撲の佐藤。
投げの強い千代翔馬。
先ほどは横からの攻めを見せましたが二十山さん勝負のポイント、どんなところになりそうですか。
やはりお互い立ち合いの自分有利なほうに持っていけるかですね。
佐藤はいつものように頭からかまして先ほど千代翔馬も頭からいく立ち合いがありました。
はたき込み勝ったのは九重部屋の千代翔馬です。
秋場所の幕下優勝8人による争いは千代翔馬の優勝が決まりました。
千代翔馬は初めての各段優勝です。
頭と頭のあたり合い。
両者の意図が感じられる取り口だったと思います。
二十山⇒そうですね。
千代翔馬としては、あたってあたり負けしないようにと思ったと思うんですが止まらないように自分から動いていきましたね。
佐藤も差し、まわし一瞬も許さずに呼び込むような千代翔馬の動きもありました。
組みたくないのでなんとか相手と距離を取りながら相撲を取りました。
最後は動き勝ち千代翔馬はこれで6勝1敗幕下優勝で東の11枚目優勝を決めました。
いよいよ来場所関取待ったなしという番付になってきそうです。
2015/09/27(日) 15:05〜15:30
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 千秋楽[字]

【解説】正面(十両)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(十両)三輪洋雄 〜国技館から中継〜

詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(十両)三輪洋雄 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)二十山(元栃乃花),【アナウンサー】正面(十両)三輪洋雄

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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サンプリングレート : 48kHz

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