日曜美術館「いのちを吹き込む匠(たくみ)たち 第62回 日本伝統工芸展」 2015.09.27


ああすごいですねここ。
新さん野菜の買い出し中?そして私は沖縄の海へ。
なぜかというと…。
工芸の匠たちの創作の秘密を探るためです。
そこで発見したのは作品を輝かせる技と発想でした。
今年も始まりました。
全受賞作15点。
その魅力をたっぷりとお伝えします。
そして匠たちが伝統にいのちを吹き込む姿を見つめます。
日本伝統工芸展が始まったのは昭和29年。
戦後失われつつあった伝統工芸の技を守り育てるために開催されました。
陶芸や染織などの各部門から毎年受賞作が選ばれます。
今年も伝統の中に新しい感性が光る作品が選ばれました。
「むむむむ…」。
伸びをする声が聞こえてきそうな…とらわれていた思いから抜け出した時に感じた伸びやかな気持ちを表しました。
衣を縁取るほのかな金の彩り。
やがて夜が明け朝の光がさし込む情景です。
細見巧による着物の帯。
「晨」とは「早朝」の事。
爪の先を使って一本一本織り込む綴織りの技法で織られています。
緊張感ある幾何学模様で朝の凜とした空気を表現しました。
今回最年長の受賞者細川毅は木工一筋60年。
漆を塗っては拭き取る「拭漆」を20回重ねて際立たせた木目。
器の縁には幾重もの曲線が彫り込まれています。
模様と形が響き合い音楽のような躍動感が生まれました。
最も栄えある高松宮記念賞を受賞した…銀泥を塗って焼かれた器は深い輝きを放っています。
そして内側には…みずみずしいかいわれ大根。
今ここで芽吹いたばかりのようです。
このユニークな器はどんな発想から生まれたのでしょうか?作者を訪ねる旅は意外な場所から…。
道の駅へやって来ました。
この道の駅で待ち合わせをしているんですけれどもどうして道の駅なんでしょうか。
あっどうもはじめまして。
はいよろしくお願いします。
広島大学で美術を教えながら陶芸の制作をしています。
この道の駅に井戸川さんの制作に欠かせないものがあるとか。
みずみずしいです。
(井戸川)これオクラ。
とれたての新鮮な野菜。
これこそ井戸川さんの発想の源。
このとうがらしとかすごくほら…大きいでしょ。
大きいです。
「どす赤い」って僕ら呼ぶんだけどまたこうなんていうか強い赤っていうかよく自然の中でこんな赤があるなぁって。
これすごいですね。
キュウリ。
こういうちょっとこう…色が変わってるとことか。
この辺もねやっぱりリアルなんですよ。
このこれでしかない個性っていうか。
このオクラのよく見ると見えてくる産毛だったりとかそういう毛の美しさとかもちろん色もですけどやっぱそういうところに目が行きますよね。
(井戸川)僕も産毛っていうのは今気が付かなかったんだけどそうか産毛があるんだったらどういうラインにしなきゃいけないなとかそれがねインスピレーションのもとだと思うんですよね。
皿の底にとうがらし。
井戸川さんはさまざまな野菜を題材に作品を生み出してきました。
こちらはほおずき。
日常の中にありふれた野菜たちが器の中では宝石のように輝いています。
数ある野菜の中で今最も心惹かれているのがかいわれ大根。
なぜかいわれ大根?料理でいえば主役にはなれないようなモチーフなんですけどすごくきれいな線で伸びていくというか上に向かって伸びていくようなラインっていうのがあってラインがあった先にかわいらしい葉っぱがあるというかそういうなんか形の構成に惹かれて…。
制作はデッサンから始まります。
一本一本微妙に異なる形をしっかり見極めながら描いていきます。
まっすぐではないんですね。
(井戸川)うん。
しなやかな曲線なんだけど張りがある曲線なんですけどね。
まっすぐではないというか。
デッサンを器に写し色づけの準備に取りかかります。
取り出したのは葉の形に切り抜いた和紙。
これを器の上に一枚ずつのせていきます。
これは小さな葉を描くため編み出した方法。
葉にのせた和紙の上から色の下地となる「呉須」という顔料を染み込ませていきます。
こうする事で顔料が葉の輪郭線からはみ出さず葉と葉の重なりも際立つのです。
(井戸川)きれいに出来ましたね。
(井戸川)こういう重なってるとこきれいなんですよねここが。
かいわれへの愛はこんなところにも…。
側面のしなやかなカーブにご注目。
(井戸川)このアウトラインというか輪郭線が結構こだわっていて今回は。
かいわれのカーブのイメージなんですよね。
はあ〜なるほど。
そしてかいわれにいのちを吹き込む最後の仕上げ。
あらかじめ銀泥で下地を施した茎の上に金泥を塗り始めました。
試行錯誤の末に編み出した技です。
かいわれの白い茎の部分に金泥を打ち付けるというのはどういった効果が?実は焼くとですねきれいな白になるんですよ。
光の加減で金なんで見え方が違うんですけど…。
ほんとだ。
透明感のある白さですね。
へえ金がこんな効果があるんだ。
こうして生まれた今回の作品。
金泥を施された茎の輝かんばかりの白。
一枚一枚和紙を使って色づけされた葉はくっきりとした存在感を放っています。
かいわれたちが器の中で伸びやかに呼吸しているかのようです。
器の側面にはかいわれの茎をイメージさせる無数の柔らかな曲線。
かいわれの魅力をあらゆる手法で表した器です。
身近な所に美というものがちりばめられているという。
それは言葉で理解したとしてもやっぱり目の前で…それを見た時に改めてはっとさせられたなぁと思ったんですね。
(井戸川)例えばそれ使ってご飯食べても食べ終わったらなんかかいわれが出てきてねあっこれかいわれだったんだへえ〜っていうかすごくこう身近である事の良さとかいわれの造形的な美しさですかねそういったものがマッチした時にすごくこう生活が膨らむというか人々の生活が膨らんでいってくれるんじゃないかなぁっていう感じがするんですよね。
一見ささやかな野菜が持つあふれんばかりの生命力。
私たちの日常にこそ美が潜んでいる事を教えてくれます。
作家たちは独自の感性で素材の力を生かしてきました。
欅の木目を波紋に見立て春の雪解け水を表しました。
宮城の山中に工房を構える本間潔は一彫りごとに変化していく木目と対話しながら器の形を決めていくといいます。
植物で染めた糸を使い秋の月夜を着物に織り上げた村上良子。
月を彩る淡い青は藍とクサギという植物から生まれた色。
自然が生み出した色が秋の風情を醸し出します。
今にも飛び立ちそうな軽やかな形。
家出隆浩の金工の器です。
全面を覆い尽くす緻密な模様。
一見表面に描いたように見えますが実は2種類の金属を竹細工のように編んで作られています。
しかしその表面は凹凸もなく滑らかです。
一体どのようにして作られたのでしょうか?
(金属を加工する音)埼玉県にある作家の工房を訪ねました。
こんにちは「日曜美術館」の伊東です。
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらからどうぞ。
今トントントン…と音がしていたのですぐ分かりました。
工芸を学んでいた10代の頃金属の面白さに魅了され金工の道へ進みました。
金属ってなんか冷たくて硬くてカンカンうるさいものみたいな思ってたんですけれども実際学校でちょっとやり始めたら…まさに立ち上がっていくと…。
通常は1枚の金属の板をたたいて形を作ります。
しかし家出さんはより金属の美しさを表現したいと新たな技を探究していきます。
赤と黒の縞模様。
2種類の金属を細い板にして貼り合わせました。
2つの金属を合わせる事で器により豊かな表情が生まれました。
普通こういう金工なんてやるのは代々受け継いでやってますとか守るべきものがあるんでしょうけれども私はもう自分の意思で勝手に始めましたからそういうものは全くないんですよね。
ただそういった立場でどういったものを作っていけばいいのかって考えた時に…更に研究を進める中行き着いたのはひも状にした金属を編んで一枚の板を作るという方法。
「あやおりがね」と家出さんが名付けた技です。
「赤銅」を縦糸に「四分一」という銀と銅の合金を横糸にして編んでいきます。
隙間を入念に詰め緻密な模様を作り出していきます。
最も困難だったのは2種類の金属の硬さが異なる事でした。
ハサミみたいに。
そんなに切れてしまうほど…。
切れちゃいます。
たたけばたたくほどバラバラになってってもうダメになっちゃった事もありますし。
だから最初はそういう事を…最初はそういう失敗をいっぱいしたんですよね。
まだ板には微妙な隙間があります。
そこで板の隙間に溶かした銀ろうを流し込みます。
この時均等に流し込まないと滑らかな一枚板になりません。
銀のムラが出来ないよう素早く作業していきます。
ほぉ〜っ息の詰まる作業…。
ようやく2種類の金属が綾をなす1枚の板が完成。
これをたたいて器の形にしていきます。
この時細心の注意を要するのがたたく力加減です。
この硬いところをたたいて…あっこの僅かな…。
そうそう。
そうです。
ここの時はやわらかくたたいてここの時はかたくたたく。
手の感触を頼りに微妙な力加減を調整しながら均等な厚さにしていきます。
完成までの1か月間およそ10万回もたたき続けます。
金属の美を極限まで生かすこん身の技。
飽くなき探究心がまた一つ新たな伝統を生み出しました。
作家たちは刻々と変わる自然の表情まで捉えます。
光を柔らかく受け止める水口咲の漆の器。
仕上げに磨きをかけない「塗り立て」の技法によるものです。
花びらのみずみずしさをイメージさせる鮮やかな朱です。
氣賀澤雅人の硝子切子の器。
高度な技で削り出されたダイナミックな曲線で泉からあふれ出る水のエネルギーを表しました。
内側の深い青がガラスに乱反射し水のきらめきを演出します。
同じく「水」の表情を角谷勇圭は茶釜で表現しました。
釜の表面を走る曲線は渓流を表したもの。
その流れの先には水面に漂う花。
茶釜に刻んだ自然の物語です。
装飾を排したシンプルな器にあるのは緑だけ。
鈴木徹は生き生きともえ出づる若葉の生命力を緑色の釉薬だけで表現しました。
微妙な変化を見せる緑の濃淡。
どんな思いが秘められているのでしょうか。
作者の鈴木徹さんが暮らすのは…古くから織部焼の町として知られています。
豊かな緑に囲まれた閑かな工房。
鈴木さんはここで30年間土と向き合い続けてきました。
鈴木さんの創作の源それは日々刻々と変わりゆく緑の景色です。
(鈴木)僕の中ではずっとこうやって見てきたなんか…知らないうちに自分の中に刷り込まれてるようなそういう景色が作品となって表れているような感じがしますよね。
「自然の緑が持つ生命感を器に宿したい」。
そう願い鈴木さんは緑の釉薬の可能性を追い求めてきました。
これは3年前の作品。
濃い緑がダイナミックに表現されています。
鈴木さんは年を重ねるごとに緑の柔らかさにも気付きました。
今回は若葉のイメージの作品を作ろうと思って。
緑の釉薬は伝統的な織部焼のものがベースになっています。
鈴木さんはそこに独自の調合を加えます。
木の灰や銅の量を緻密に計算して混ぜ合わせます。
理想の緑を追い求め繰り返し試験を行いました。
作った緑は50種類。
釉薬が流れて生み出す微妙な濃淡にも目を凝らします。
(鈴木)例えばこの12番なんか見るとたまったところがこういう青いのがきててすごく面白いなと思って使えるんじゃないかなと思って。
焼く前には灰色の釉薬を器に塗っていきます。
この時厚さが重要だといいます。
焼くと溶けて流れる量まで計算しているからです。
(鈴木)この釉薬の厚みによって薄ければもうこの辺で止まっちゃうし濃く塗り過ぎるとこの辺までダラっと流れてきてしまうんでこれ塗った時の…釉薬の美しい流れを際立たせるため器の形も極限までシンプルに仕上げました。
今までと違う柔らかな緑が濃い緑と絶妙に溶け合っています。
生い茂る木々の中に息づく若葉を見事に捉えました。
鈴木さんが緑に込めた思いとは。
多治見市内の日本料理店に案内してくれました。
料理が盛られて出てきたのは鈴木さんの緑の皿。
(鈴木)おぉ〜。
料理人の水野さんは緑の皿を渓流に見立てそこに泳ぐ魚と水面に浮かぶ朴葉をあしらいました。
朴葉が落ちた情景がこの器から何となくね伝わってくれたらいいなと思って。
こちらの丸皿には菊の花のゼリー寄せ。
緑を菊の葉になぞらえ大輪の花を咲かせました。
(水野)この緑はほんとに自然の緑で花には赤があり黄色があり白があり…
(鈴木)そういういろんなふうに感じて頂けるような余韻ってものを持ってると思うんですよ。
ですから好きなようにいろんな情景を感じて盛って頂けるってのはこんなうれしい事はないですね。
命あるものを全て包み込む緑の器です。
橋の友禅訪問着「菱」。
華やかなイメージの友禅に抑えた表現で新たな風を吹き込みました。
点と線で作り上げた小宇宙です。
紙で作った器に漆を施しました。
代々続く紙すきの家に生まれた安藤源一郎の作品。
「蒟」と呼ばれる高度な技で描き出されているのは青葉を吹き渡る一陣の風。
紙と漆2つの伝統の融合です。
幾何学模様が印象的な九谷焼の組鉢。
多田幸史は火に強い九谷の土の特性を生かし金や銀を繰り返し焼き付け模様に深い輝きを与えました。
現代に届く陶芸を追い求めた作者の長年の研さんから生まれた表現です。
今年最年少の受賞者38歳の城間栄市の紅型。
むるぶしとは「たくさんの星」という意味の沖縄の言葉。
藍にちりばめられた色とりどりの星や生き物。
幻の伝統技法によって作られたものだといいます。
一体どのようにして生み出されたのか。
沖縄の工房を訪ねました。
ここから作品が生まれたんですね。
あっこんにちは。
「日曜美術館」の伊東です。
城間さん…?はじめまして。
(城間)こんにちは。
作者の城間栄市さん。
代々続く紅型工房の16代目です。
失礼します。
結構大勢の方がいらっしゃるんですね。
この中にうちの姉も母親ももちろん父親もいるんですけど。
こんにちは。
今も昔も家族総出で制作しています。
紅型は型紙を使って模様を描きます。
型紙を生地の上に載せ色を塗らない部分を糊で覆います。
色付けに使うのは顔料。
鉱石などを砕いて作られ絵の具の材料にも使われます。
強い発色の顔料を使う事で沖縄の日ざしに映える鮮やかな色彩が生まれるのです。
紅型は琉球王朝時代王族や貴族などが宮中でまといました。
しかし長い歴史の中で何度も消滅の危機にさらされます。
明治維新後琉球王朝は滅び最盛期は50以上あった工房は数軒まで減ってしまいます。
決定的な打撃となったのは太平洋戦争末期の沖縄戦。
職人と共に貴重な型紙や道具も失われました。
立ち上がったのが祖父栄喜さん。
戦後材料が乏しい中試行錯誤をしながら紅型を作り続け伝統の技を守り抜きました。
更に父栄順さんは今の人々に愛される紅型を目指し現代的な色と模様の紅型を次々と生み出してきました。
そんな祖父と父の後を継ぎどんな紅型を作るべきなのか。
城間さんの背中を押してくれた景色があります。
幼い頃よく父が連れてきてくれた思い出の海。
(城間)それこそですね僕の子供の記憶ではこっちがもう全部星のパノラマというか。
星がすごいきれいな時はですね。
そういうのが自分の小さい頃の記憶ですごい強烈に残ってて。
自分がいつも見てるこの景色の中で…海の青と空の青が境目が曖昧になっていくっていう感じでいつも見てる海とちっちゃい頃見てたこの星……と思って。
この時心に浮かんだのが「紅入藍型」という技法でした。
紅型を施した布を更に藍で染めるという今ではほとんど見られない幻の技。
城間さんは貴重な古い作品などを研究しその技をよみがえらせました。
まずは紅型の技法で布に模様をつける作業。
明るい顔料を使って海の生き物を描いていきます。
絵柄の周りの部分を筆でぼかし立体感を生み出します。
この時の使ってる筆がこれがまたちょっと特殊でというか。
これが女性の髪の毛の筆になってます。
人の髪の毛。
しかも女性の髪の毛。
(城間)琉球王朝時代というかだいぶ大昔からこの道具は変わらないんですけど今でも欠かせない道具ですね。
通常の紅型は全て顔料で仕上げますが最後に藍染めで仕上げるのが紅入藍型の特徴です。
紅型を施した部分を保護するため糊で覆い藍につけます。
普通藍染めは何度も染めを重ね深みを出しますが染める回数が多いと糊が溶けてしまいます。
少ない回数で染めるには濃い濃度の藍が必要です。
城間さんは7年かけてようやく理想の藍を作り上げました。
わあこんな鮮やかな…。
緑なんですね。
(城間)はい最初は緑です。
かまから出した生地を素早く広げて乾かします。
少しでも滞ると色むらになってしまうため時間との闘いです。
色が少し変わってきました。
そうですね。
この緑がだんだんだんだん空気に触れて酸化して青く発色をします。
へえ〜。
藍のグラデーションを作るため3度藍染めを繰り返します。
うまく染め上がったのでしょうか。
わあ〜。
なんて鮮やかな色なんでしょう!へえ〜。
ここのグラデーションもきれいにちゃんと段階がついてるしここもきれいにパチッと出てますので。
パチッとなってますねぇ。
藍の濃淡が生んだ海と空が溶け合う情景。
ここには祖父の大切な言葉も受け継がれていました。
自分もどっかでその紅型を作る時に何ていうんですかねあの…。
やっぱそういう沖縄の気持ちを感じてほしいというかこの作品を見て潮の香りがするとか浜風が聞こえてくるような事ができたら面白いかなぁって。
お父様からご覧になって今回の作品は率直にどのような感想をお持ちですか?う〜ん…そうですね。
まあこの…伝統工芸っていうのがね親を乗り越えないとこの伝統工芸にはならないというね。
とんとんからちょっと乗り越えたかなというぐらいの感じですね。
そうですか。
ですって。
はい。
紅入藍型の空に輝く無数の星々。
伝統を受け継いできた一人一人の姿が重なります。
素材を感じ技を受け継ぎ今の時代に思いを生かす。
匠たちは今日も伝統に新たないのちを吹き込み続けています。
2015/09/27(日) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
日曜美術館「いのちを吹き込む匠(たくみ)たち 第62回 日本伝統工芸展」[字][再]

現代の匠(たくみ)たちが、最高峰の技を尽くす美の競演「日本伝統工芸展」。今年の全受賞作を紹介すると共に、創作現場を訪れ、作品にいのちが注ぎ込まれる瞬間に迫る。

詳細情報
番組内容
現代の匠(たくみ)たちが、最高峰の技の限りを尽くす美の競演「日本伝統工芸展」。長年の伝統にいのちを与えるのは、匠たちの“今”を生きる感性だ。番組では、第62回を迎える今年の全受賞作を一挙紹介。さらに、司会の井浦新と伊東敏恵アナウンサーが、日本各地の受賞作家の創作現場を訪れ、現代の匠たちの技や素材のこだわり、工芸への尽きせぬ思いをたどりながら、作品にいのちが注ぎ込まれる瞬間を見つめる。
出演者
【出演】陶芸家…井戸川豊,染織作家…城間栄市,陶芸家…鈴木徹,金工作家…家出隆浩,【司会】井浦新,伊東敏恵

ジャンル :
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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