ニュース・気象情報 2015.09.27


こんばんは。
8時45分になりました。
ニュースをお伝えします。
大型で非常に強い台風21号が沖縄県の先島諸島に近づいています。
先島諸島では猛烈な風が吹くおそれがあり、暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
台風が近づいている石垣島です。
午後7時半ごろには、石垣空港で23.1メートルの最大瞬間風速を観測しています。
沖縄気象台は臨時の記者会見を開き厳重な警戒を呼びかけました。
気象庁によりますと台風21号は、午後8時には石垣島の南東290キロの海上を1時間に15キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は925hPa、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
このあと先島諸島の一部が台風の暴風域に入る見込みで、あすの朝から昼過ぎにかけて先島諸島に最も近づき、あすは猛烈な風が吹くおそれがあります。
先島諸島の沿岸は猛烈にしけていて、あすにかけて続く見込みです。
また、先島諸島では、あす昼過ぎにかけて1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあり、これからあす夜までに降る雨の量は多いところで300ミリと予想されています。
気象台は、大きな被害が出た先月の台風15号に匹敵する強さで、動きが遅いため、暴風や高波が長い時間続くおそれがあるとして厳重に警戒するよう呼びかけています。
現在、大潮の時期と重なって潮位が高くなっていて、あすの明け方からはさらに高くなる見込みで大雨による土砂災害のほか海岸や河口付近の低地では高潮による浸水や冠水にも警戒が必要です。
東京小平市のマンションの部屋で24歳の看護師の女性が殺害されているのが見つかった事件で、警視庁は交際相手の25歳の男が女性の首を絞めて殺害したとして殺人の疑いで逮捕しました。
おととい東京小平市のマンションの部屋でこの部屋に住む看護師の高木梨花さんが浴槽の中で死亡しているのが見つかりました。
警視庁が調べたところ、高木さんは首を絞められて殺害されていたことが分かり、警視庁は同居している交際相手と連絡が取れなくなっていたことから事情を知っているとみて行方を捜査していました。
その結果、きょう捜査員が交際相手を見つけ高木さんの首を絞めたことを認めたことなどから殺人の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと逮捕されたのは高野隼一容疑者で、警視庁は何らかのトラブルがあったとみて当時の状況を調べています。
ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題でドイツのメディアは、すでに2011年の段階でソフトウエアの使用が法律に違反するおそれがあると社内で指摘されていたと報じました。
この問題はフォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたもので、このソフトが稼働する車両は世界で、およそ1100万台に上るとされています。
ドイツの有力紙フランクフルター・アルゲマイネ・日曜版は、27日、フォルクスワーゲンの監査役会の関係者の話としてすでに2011年の段階でフォルクスワーゲンの社員がソフトウエアの使用は法律に違反するおそれがあると内部で指摘していたと報じました。
この指摘は今月25日ウォルフスブルクの本社で開かれた監査役会の際に報告されたということですが社員による指摘が当時、なぜ生かされなかったのかや、不正の責任を取って辞任した前の会長が把握していたかどうかについては言及されなかったとしています。
きょう午前、山梨県富士河口湖町の住宅で80代の夫婦が血を流して倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。
2人に刺されたような傷があることから警察は捜査本部を設置し、殺人事件として捜査しています。
きょう午前10時ごろ、山梨県富士河口湖町の住宅でこの家に住む無職、三代益夫さんと妻のセツ子さんが血を流して倒れているのを、訪ねてきた次女が見つけ警察に通報しました。
その後、現場に駆けつけた警察官が2人の死亡を確認しました。
警察によりますと、益夫さんとセツ子さんには刺されたような傷があり、木造2階建ての住宅の別々の場所で見つかったということです。
警察は、2人が何者かに殺害されたとみて捜査本部を設置し、殺人事件として捜査を始めました。
警察によりますと、これまでの捜査で凶器は見つかっていないということです。
警察は、死因の特定を急ぐとともに周辺で不審な人物が目撃されていないかなど捜査を進めています。
スペイン北東部のカタルーニャ州ではスペインからの独立の是非を争点に27日、州議会選挙の投票が始まりました。
今回の選挙で独立を主張する勢力が過半数の議席を得れば州政府は独立に向けた準備に取りかかるとしており、選挙の結果が注目されています。
バルセロナを中心とするスペインのカタルーニャ州では、27日朝、日本時間のきょう午後州議会選挙の投票が始まりました。
今回の選挙の争点はスペインからの独立の是非でバルセロナの投票所には、投票開始直後から大勢の有権者が足を運び、関心の高さをうかがわせています。
独立を主張するカタルーニャ州のマス州首相は、選挙の結果、みずからの政党を含め独立を主張する3つの政党が過半数の議席を得れば、スペイン政府との協議や独自の憲法の制定などを進め、18か月以内に独立を宣言したいとしています。
カタルーニャ州では去年、独立の是非を問う住民投票が行われ80%余りが独立に賛成しましたが、これに先立って憲法裁判所が投票の差し止めを命じたため法的な拘束力のない投票結果となりました。
スペイン政府は、あくまで独立を阻止する構えで、選挙の結果によってはスペイン経済をけん引するカタルーニャ州とスペイン政府の対立がさらに激しくなることも予想され選挙結果が注目されます。
フランスは27日、過激派組織ISイスラミックステートが勢力を拡大しているシリアで、空爆を始めたことを明らかにしました。
フランスの大統領府は空爆を行った詳しい日時や対象は明らかにしていませんがフランスが今月8日に始めたシリア上空での偵察活動で収集した情報をもとに、アメリカを中心とする有志連合と協調して作戦を行ったとしています。
フランスは当初、シリアにあるISの拠点への空爆について結果的にアサド政権を利することになるとして慎重な姿勢を取ってきましたがシリアでISが勢力を拡大する中で方針の変更を迫られた形です。
オランド大統領は今月7日の記者会見でヨーロッパにシリアからの難民が流入し続けていることや、シリア国内にいるISのグループがフランスでテロを起こすよう指示をしている疑いがあるなどとして事態を改善するため空爆に向けた準備を始める考えを示していました。
2015/09/27(日) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報

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ニュース/報道 – 定時・総合

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