信頼ゼロ

はるごんです。


もう22時を回っていたけど

旦那には

コンビニに行くと言って

外へ出た。

家から少し離れたところまで

歩いて

電話を掛けたけど

何回掛けても出なかった。

『電話、出てもらえませんか?直接話したいです』

とLINEしたけど

既読もつかないので

居ても経ってもいられず

『はじめから明日会ったときに確認、じゃダメだったのかな?
突然なんの脈絡もなくあんなLINEしてきて、正直ショックでしたよ。泣きました。。

でも、何が一番ショックだったかって、信頼ゼロなんだなーってことかな。
その程度なのか…ってことがつらすぎました。
言いたいことそれだけだから、電話はもういいです。』

と送った。


夜中、何度もスマホを見たけど

ついに既読はつかなかった。


翌朝

すっかり落ち込んでいる

わたしを見て

出勤前の旦那が心配して

『おはよう。元気ないけど昨日何かあったの?
今日はひなさんと出かけるって言ってたよね?
僕も今日は早く帰れるし、こっちのことは気にしなくていいから、ゆっくりしておいで。』

と声を掛けてくれた。

その優しさに

胸がズキンと痛んだ。


ひなさんのことは

働き始めてからできた

一番仲の良い同僚

と話していた。

昔からわたしに

親友と呼べる人がいないことを

知っていた旦那は

妻に心許せる友だちが

親友と呼べる人ができたことを

とても喜んでくれていたし

家庭のことを

きちんとしてくれているなら

たまに食事して帰ったり

オフに出かけたりすることも

構わないと言ってくれていた。


その優しさと自分の裏切り行為に

ときどき

すべて打ち明けたい衝動に

駆られたけれど

『うん。。ありがとう。夕飯カレー作っておくから温めて食べて。』

とだけ言って、送り出した。


気乗りしなかったけど

ドタキャンは

更なる怒りを買ってしまいそうで

できなかったし

仕事以外で一日家を空けるなんて

滅多にできないことだし

ちゃんと誤解を解いて

今日一日

いっしょに笑って過ごしたい

そう思ったわたしは

大急ぎで支度を済ませて

電車に乗り込んだ

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真相

はるごんです。


…つづきです。


仕事を終え

大急ぎで会社を出て

ひなさんに電話をした。

けれど

何度掛けても出ない。

すると

『いま店の中なのでちょっと電話出られません。』

とLINEが。

『何か誤解してない?どういうことなのか全然分からないんだけど……。』

と返すと

『身に覚えがないなら、それでいいです。どーでもいいことですし。』

とバッサリ。

『まったく身に覚えないけど、どういうことなの?とりあえず話せますか?』

と、再び電話を掛けるも

……不通。

ひなさんから掛かって来たときに備え

電車には乗らず

ただひたすら

待つしかなかった

涙が出た


そして

『誰かのことばを信じたいなら、それでも構わないけど、わたしはそんなこと言った覚え全くないですから…』

とメッセを送り

一時間くらい動けずにいた。

途方に暮れ

『えぇ〜っと…どうすればいいのかなぁ……』

と続け、あきらめて電車に乗った。


するとしばらくして

『まぁ、どうのこうのもないですよ。
 どうせ明日会うんだから明日でよくないです
 かw 大事ではないので。』

と返信が。

w のマークに思わず

『笑うようなことなの?』

と打ったら

『どうでもいいです。。とりあえず今電話出られないんで』

と返ってきたので

電話で話すことは諦め

『ホント意味わかんないです…。とりあえず切符は買うので、明日8:30に待ち合わせで大丈夫ですか?なんか軽くショックで気絶しそうですが。。』

と送り帰宅した。


本当に一体何なんだろう。。

悶々としながら夕飯の支度をして

LINEを見返しては

ため息ばかりついていたら

しばらくして

『了解です〜。まあ、真相は明日にしましょう。LINEは面倒なので。』

とメッセがきた。


『……わかりました』と返し

さらに深いため息をつき

全くテンションが上がらないまま

眠りにつくこともできないまま

途方に暮れるしかなかった。


すると一時間後に

明日にしましょうと言っておきながら

わたしがひなさんの仕事に対して

酷評したというようなことを

第三者から聞いたと

LINEがきた。


同じシチュエーションで

その第三者に

上司からの指示を伝えた覚えはあるけれど

酷評だなんて…。

『それ全く誤解だし、なぜ対象がひなさんになるのかも分からないんだけど…。』

と掘り下げると

『知りませんよ。名指しで言ってたっていうし。。まあ、明日にしましょうか。。すいませんが、今ちょっと考えたくないので』

と、話したいのか話したくないのか

あまりに勝手だと思い

『じゃあなんでLINEしてくるの?さっきは明日にしましょうって、自分で言っときながら。。』

と返すと

『せめて内容は知っといたほうがいいのかなと思って、したくないのにしました。。余計なことでしたらすいません。。』

と、ひなさんが謝ってきた。


こんな気持ちで江ノ島なんて

行ける訳がない

ハッキリさせたい

そう思い、スマホを手に外へ出た。

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濡れ衣

はるごんです。


わたしは

旅行とか遠出とか

いっしょに行く相手が

誰であろうと
 
計画を寝るのは苦手。

その時その土地の

空気や匂い

雰囲気を感じられたら

それで充分だったりする。


ひなさんとは

数回飲みや食事に行っているけど

いっしょに出かけるとなると

今ひとつ

ピンとこない。 


でも

ひなさんと一緒にいられるなら

場所なんてどこでもいい

そう思っていた。


江ノ島小旅行の数日前から

なぜか急に

LINEのやり取りが

続かなくなり

また既読がつかないとか

返事が翌日遅くとか

明らかに二人の空気が

よくない感じになっていた。


もしかして

あまり乗り気じゃないのかなと

不安が募り

ホントに行きたいと思ってる?

無理しなくていいからね

と、つい本心ではない

ネガティブなメッセを送ってしまい

『あまり言われると行きたくなくなるのが人情ですよ。もう言わんときましょ』

と返ってきて

確かにその通りだけど

何かを感じ取っていたわたしは

不安でテンションが

上がらなかった。


前日

わたしは仕事でひなさんはオフ

何の前触れもなく

いきなり

『この人数で仕切れないならそこまでの人間…ですか。ずいぶんな物言いですね?』

とLINEで言ってきて

一体何のことなのか

誰かと間違えて送っているのか

訳が分からず

電話を掛けても

出ない……。

その上

『今日出勤とかでしんどいならやめときましょうか?』

と追い討ちメッセージ。

とにかく真相を確かめたくて

仕事が手につかず

気が気じゃななかった。


…つづく。

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テーマ: 同性愛・両性愛 | ジャンル: 恋愛

あなたのためなら

はるごんです。


公園で飲んだ翌日

『誰かを想う気持ちって、そう簡単にオンオフできないものだね…。
まぁ自分で蒔いた種だし、自分で何とかします。。
約束の日、一日空けてるので行き先どこでも大丈夫です。』

とLINEで送ると

はじめは思い出のマーニーとか

観たいねと話していたけど

ひなさんが

『鎌倉江ノ島とかいーなぁ。。』

と言ってきたので

鎌倉に行ったことがない

わたしは

『鎌倉行ったことないなー。わたしも行ってみたいから、江ノ島にしましょうか?』

と返信した。

するとすぐに

『夏休みだから、混んでることと早出になることは覚悟してください(笑)
お昼はしらす丼にしよかなーカレーパンにしよかな(笑)』

と返事がきたので

お出かけの日は

江ノ島に行くことに決まり

翌日から

計画を練ることになった。


けれど

約束の日まで一週間

退勤が同じ時がなく

オフも重ならなかった。


二人だけで

会いたい気持ちもあり

待つことになるのは

分かっていたけど

『今日待ってるから、仕事終わったら話しましょー』

とLINEした。

すると

『いやいや、それ待たせすぎじゃないっすか
 電話のほうがよくないですか?
 って出てきづらいのか、、』

と返ってきたので

わたしは

『出づらくはないけど、直接話した方が早いだろうし。帰り遅くなっても、勤務時間変更になったって言うから大丈夫』

と送って、ひなさんを待つことにした。


どちらかと言うと

わたしは時間にルーズな性格で

待ち合わせは大抵遅れてしまう。

そして

待つのが大の苦手。

なのにこの日は

3時間も待てた。

ひなさんのためなら

何でもできるだろう

そう

強く実感した日だった

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もう一つのサプライズ

はるごんです。


まだひなさんを

好きだという気持ちは

全く変わっていないというのに

無理矢理

気持ちの整理をつけた

わたしは

平静を装い

その後も

LINEのやり取りを続けていた。


ひなさんの

誕生日当日は

二人とも出勤で

退勤もほぼ同じ時間だったので

『よければ明日一緒に帰りませんか?
 もうサプライズは何もないけど(笑)』

と送ったら

二つ返事で

OKと返ってきたので

ビール好きな

ひなさんのために

エールビールを3種と

(よなよなエール、インドの青鬼、水曜日のネコ)

小瓶に入ったシャンパン、

それから軽いおつまみと

ワイングラスを二つ用意して

出勤した。


退勤後、駅近くの公園で待ち合わせ

ほどなくして

ひなさんが現れ

ベンチに座っている

わたしを見つけ

『お疲れさんでーす』

とはにかみながら隣に座った。


わたしは

『お疲れさま〜。ちょっと飲んでから帰らない?』

と、いそいそとクーラーバッグから

お酒とグラスを取り出すと

『おぉぉ~っ!』

と、ひなさんが

驚きと感激の入り混じった

声を上げた。


夏の夜の公園で

二つのグラスが

ぶつかる音

細かく発泡しては

消えていく泡

うすい金色の液体を

飲み干す音

重なる笑い声

決して重なることのない

想い……。


終電まで40分しかなかったので

名残惜しいまま

宴はお開きとなり

開けなかったビールは

ひなさんにあげた。


軽く酔っていた帰り道

『外で飲むビール、美味しかったね〜!正直、もうちょっと一緒にいたかったなぁ〜と思ってしまう自分がいたり…』

と送ると

『ですよね〜。蒸し暑くもなくて蚊もいない夏ののビールなんて最高そのものじゃないすか(笑) 話も弾んでたし、早いお開きが残念です。。』

と返ってきた。

その答えに

まだ期待している自分が

悲しかった。

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叶わない恋

はるごんです。


その日の夜

店のスタッフに撮ってもらった

写真をまじまじと見た。

花束を両手で握りしめて

照れながら

とても嬉しそうに

笑っているひなさんと

この写真を見ただけで

わたしが

彼女にに恋していることが

バレそうなくらい

普段と別の顔をした

わたしが写っていた。


好きすぎて…つらい


叶わない恋なのに

こんなにも

胸が痛くなる…。

なぜ同性と分かっていながら

こんなにも

好きになってしまったのだろう

本当に、バカなわたし…。


翌朝ひなさんに

LINEで長文のメッセを送った。

『昨日はとても楽しかったです。いつも時間経つのあっという間で…。

ひとつだけ、強引に迫っちゃったことは、申し訳なかったです。
軽く酔ってはいましたが、まぁでも本気でした。

ひなさんのこと好きすぎて、ずっとフワフワ恋わずらいな状態だったけど、ストップかけられて、やっと気持ちの収まりどころが分かったというか、ちょっと冷静になりました。。

それにやっぱり、追いかけるってガラじゃないからね〜わたし(笑)

ただ、恋愛感情抜きにしてもひなさんのことは好きなので、ここからは親友のような位置づけで仲良くしてもらえたら…と思います。

なので来月のお出かけも、そんな感じで…。
とりあえず今は、そういう状態です。。』


…夜になって

『了解でーす』

とだけ返信があった。


終わった…と思った。


やっぱりこの恋は

間違ってる

向かっていくべきではない

わたしには

わたしを愛してくれる旦那がいて

かわいい子どもたちがいて

わたしには

何の不満もない

だけど

あなたの愛が得られないのなら

この先

生きている意味は

あるのだろうか?

どうすれば

この想いを

絶てるのだろうか?

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拒否

はるごんです。


サプライズは成功し

お腹も気分も満たされ

わたしたちは

店を出た。

店の階段を降りる時

『今日はホントありがとうございます〜』

とひなさんが再び

お礼を言った。

わたしは

気持ちを抑えきれず

ひなさんに抱きついた。

ひなさんは

不意をつかれ、驚きながらも

『ハハハ ほらほらほら〜』

と笑いながら

一瞬ぎゅっと

抱き締め返してくれたけど

わたしがキスを迫ったら

『ほらほら!誰か来る!』

と言って

振り解かれてしまった。


階段を降りて

駅へ向かう途中

人気のないところで

もう一度

キスを迫った。


ひなさんは

『あっははは ふふふふ』

と笑いながら逃げ

片手で

ナイナイ

という手振りをしてみせた。

『なんで…?イヤ??』

と聞くと

『ん〜無いです、それは』

と言ってまた笑った。


ハッキリと拒否されたことを

悟ったわたしは

今日のサプライズで

賭けに出た

愚かな自分を呪った。

この数日間の

ウキウキした気持ちが

急降下していくのを

全身で感じた。


帰りの電車では

お互いほとんど

喋らなかった。

別れ際、むりやり笑顔を作って

またね

と笑ってみせた

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続 Birthday サプライズ 

はるごんです。


ひなさんの

Birthday サプライズは

この間行って雰囲気のよかった

お店でやってもらうことに。

デザートプレートに入れてもらう

メッセージを決めて

どのタイミングで

サプライズするか

お店の人と相談して…。


プレゼントは

いろいろ悩んだ末に

BEAMSで

ユニセックスなブルートーンの

三連ブレスを買った。

一つずつ外して使えるし

カジュアルな服装が

多いひなさんに

とても似合いそうだったから。


紙袋とメッセージカードは

シンプルで大人っぽいものを

別で用意して

どんな言葉を贈ろうか

いろいろ悩んで

結局シンプルに

Live, Love, Laugh and be Happy!!

とだけ書いた。

ちなみに

愛して 笑って ハッピーな人生を!!

という意味です(〃∇〃)


当日

わたしはオフだったので

少し早めに家を出て

青山フラワーマーケットで

バラの入った

ピンク基調の花束を買い

ひと足先にお店に行って

予約席の荷物棚に

隠させてもらった。


待ち合わせの時間に

すこし遅れて

ひなさんがやって来た。


『ちょっと早いけど、お誕生日おめでとう〜』

とカンパイして

ある程度空腹が満たされてから

『はい、コレ♡』

とプレゼントを渡した。

『わぁ〜ありがとうございます〜!』

と中を開けて

『あ、ちゃんとカードもあるじゃないですか〜』

とメッセージも読んで

『ありがとうございます〜。使わせていただきます』

と嬉しそうな顔をして笑った。


ある程度食事が済んで

軽く酔っ払って

二人ともいい気分で

落ち着いた頃

店の照明が急に暗くなって

ドラマティックなBGMが

流れはじめた。

ひなさんが

『何だろう?誰かのお祝いかな?』

とキョロキョロしていたら

花火が燃え盛るデザートプレートが

ひなさんの前に置かれ

お店のスタッフや周りのお客さん

みんな拍手してくれて

『おめでとう〜!!』

と言ってくれた。

『え??えぇぇぇ〜〜!!!』

とまさかのサプライズに

両手で口を押さえながら

感激しているひなさんに

花束を渡して改めて

おめでとう、と言った。


お皿の縁にチョコレートで

All Happiness on your Birthday!!

と書いてあるのを読んで

『ここまでしてもらって…。すっごい嬉しいです。ホントありがとうございます…。』

と嬉しそうな顔で

デザートプレートのケーキに乗った

飴細工を眺めた後

顔を上げて

ニコッと笑った。

『喜んでもらえてよかった』

とわたしも微笑み

店のスタッフが

せっかくだからお写真撮りましょうか?

と声を掛けてくるまで

しばらくの間

視線を絡ませた

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Birthday サプライズ

はるごんです。


同僚から

今月ひなさんの誕生日らしい

という情報を入手したので

ひなさんとLINEしてる時に

『そういえば今月誕生日なんだって?いつ??』

と聞いてみた。

サプライズがしたかったので

空いてる日もいっしょに。

予定が埋まって

会えなくなるのは

辛いから

来月の予定も聞いてみると

『今のところ何も予定ないですけど、ずいぶん先ですね〜(笑)』

と返ってきたので

『ひなさん予定埋まるの早いし、断られてばっかりなんだから、誘うこっちも必死ですよ(-"-)』

と送ると

『どこか行きたいとことかありますか?』

と、お互いオフなら

どこか出かけようという話になった。

『夏は涼しくて自然の多いところがいいですかね〜。行きたいところで言ったら、渋谷でプラネタリウム見て、下北沢で古着と眼鏡の店とCafe行って、吉祥寺で焼き鳥買って井の頭公園で食べる…って蚊が多いか(笑)』

というひなさんの

メッセを読んで思わず

『これは……デートじゃないですか!』

と返すと

『こらw これは高校生のときのわたしコースですね〜』

と、ひなさんが高校生のとき

どの辺で遊んでたとか

渋谷のプラネタリウムに

児玉清ばりのナレーターがいるとか

“伝染るんです。”

のスタンプから

ハマってた漫画の話に

なったりして

気づけば2時間以上も

LINEでやり取りしていた。

楽しくて

また時の経つのを忘れていたけど

時計が1時を回って

『そう言えば、はるさん明日出勤じゃなかったですか?寝なきゃ(笑)』

と心配され

またね、とスタンプを送った。

今月はBirthday サプライズをして

来月はどこへ出かけよう

眠い目をこすり

満ち足りた気持ちで

眠りについた

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拒絶

はるごんです。


どうしてこんなに

好きになってしまったのか

分からない

どうしてひなさんなのか

それも分からない

遊びなのか?

それは違うと思うし

興味本位とも違う

家族が大事じゃないのか?

もちろん大事だし

壊したくない

わたしにとって

かけがえの無い存在…。



じ ゃ あ も う や め な よ


大切なものを、失う前に…。


ある日

子どもたちを寝かしつけた後の

夫婦水入らずの時間に

ひなさんとの

LINEのやり取りに

夢中になっていて

旦那に話しかけられても

うわの空でいたら

『なんか最近、スマホばっかり見てるよね…。夜も全然相手してくれないしさ。』


チクリと言った。

『んー、仕事の連絡事項とか、やり取りいろいろあるから…。』

LINEを途切れさせたくない

想いが先行して

咄嗟にそう言った。

旦那は

とても悲しそうな顔をしていた。

確かに

ひなさんを好きになってから

旦那と同じ布団で眠ることを

拒否し続けていた。


結婚して12年

妻の顔をしていても

母の顔をしていても

旦那は未だに

出会った当時と同じように

わたしに恋している

とても愛してる

好きだから、したい。

そう言った。

『ん〜〜ゴメン。今日は疲れてるから…。』

と断ると

プライドを傷つけられた旦那は

怒ったような

悲しそうな表情で

『おやすみ』

と言って

わたしにキスして寝室へ行った。

私は無感情で

手の甲で唇を拭い

再びスマホを手にした

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