釧路市の50代の元夫婦が、生活保護を不正受給していたとして逮捕されました。3年に渡り、600万円以上をだまし取っていたということです。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、釧路市の貝森正芳容疑者53歳と、元妻の貝森みどり容疑者54歳です。2人は、2009年7月から3年間、実際はおよそ50万円の月収を得ていたにもかかわらず、虚偽の給与明細を作成しておよそ8万円と申告し、生活保護費を600万円以上不正受給していた疑いがもたれています。去年6月、市の調査で、申告と実際の給与額が違うことが分かり、返還を求めたものの応じなかったことから、市が告訴していました。警察の調べに対し、2人は容疑を認めています。