これは Google に保存されている http://anond.hatelabo.jp/20150930124904 のキャッシュです。 このページは 2015年9月30日 04:10:44 GMT に取得されたものです。
そのため、このページの最新版でない場合があります。 詳細
フルバージョンテキストのみのバージョンソースを表示ヒント: このページで検索キーワードをすばやく見つけるには、Ctrl+F または ⌘-F(Mac)を押して検索バーを使用します。
(cache) もやもやした出来事

2015-09-30

もやもやした出来事

まとまりのない長文ですが。

少し前、女2男3でタイ旅行へ行った。

全員、成人済みの文系大学生サブカル野郎サークルメンバー

(文フリに参加したり読書会映画鑑賞会したりする程度の)

カップルとかはいないし、そういう色恋沙汰の話ではない。

私は女で一番年上。

1週間程度の旅程で、バンコクパタヤ無難観光ルートをめぐった。

そんな中、旅も佳境の夜のバンコクで酒を飲みテンションが上がった男Aが提案した。

「せっかくのバンコクだし、ゴーゴーバーとか見てみよう」

いいねいいね!同調する他メンバー

酒も入っているし、サークル性質上「キワドイことも話せれば話せるほどエライ」みたいな空気があるので、誰も反対しない。

が、私はなんというか、行きたくなかった。

ゴーゴーバーがどんな場所かは知っていたし、下調べしていた。

もともと旅行先のことはなんでも知りたいと思って詳しく調べる方だし、もしかしたら卒論にも使えるかとも考え、バンコク男性向け夜遊び情報誌も読んでおいたのだ。

から女性を連れ出すことが必須ではなく、また稀に女性観光客見学(?)に行くということも知識としては知っていた。

そして、それでも行きたくなかったのだ。

目立つのが嫌とか、そういうことではない。

『そういう場』を、先進国から来たちゃらんぽらん学生集団がニヤニヤ顔で「見学」する、という画がどうしてもイヤで仕方なかった。

いかがわしい場所行きたくない、とか、夜の仕事全般偏見があるというわけでもない。

(まあ偏見は正直なところ「ゼロ」とは言えないと思う。生活費のために風俗で働くことも一考したことはあるが)

『そういう場』で働いている女性はきっと『先進国からきたちゃらんぽらん学生から見学されることがイヤに違いない』、という憶測自体上から目線の失礼千万傲慢憐憫に満ちている、と言われればそれも確かかもしれない。

誰に見られても何ひとつ恥ずかしいことなどないという正々堂々たる気持ちでゴーゴーガールをしている女性も、少なからずいるだろうし。

でもそういった賢げな俯瞰的立場(冷笑的な?)に甘えて、そういう場で働く女性気持ち理由を少しでも想像してみることを蔑ろにして、自分好奇心を満たすことやサブカル武勇伝に1エピソード追加することを優先することは、やっぱりおかしいとしか思えなかった。

「私がゴーゴーガールだったら」などという仮定自体、さほど意味のないものだとはわかっているけれど、もしそうだとしたならば、はっきり言って『私たちみたいな集団』には見学なんて絶対にされたくない、と思うだろう。

それよりなにより、ドリンク代さえ払えばいいとはいえ、端から買う気がない冷やかしの集団なんて、普通にただ単に迷惑だろう。

それで「私は行きたくないなあ」と提案してみたが、案の定、「えーっ!?」の大合唱だった。

風俗偏見あるの?

とはもちろん言われたし、前述のようなことを説明すれば、

工場見学はいけるのにゴーゴーバー見学に行けないのは、そういう仕事だけを特別視している証拠とも言われた。

それは事実だ。

間違いなく特別視している。

工場バイトはしても、デリヘルバイトは躊躇してしなかったのだから

まあそんなこんなで、雰囲気は悪くなり、私以外の全員がゴーゴーバーに行き、あれはごついからレディーボーイだったとか、日本人の客が多くて恥ずかしかったとか、帰りの飛行機の中でも盛り上がっていた。

そして帰国後、私はそのサークルをやめた。

なんかもう、面倒くさくなってしまたからだ。

それで、前にもそのサークルもやもやした出来事があったことを思い出した。

ねこぢる漫画についてしゃべっていた時のことだ。

高校生の頃、それまで普通少年少女漫画しか読んだことのなかった私は、ヴィレヴァン(まじ)で見かけたねこぢる漫画を買って読んで、すぐに夢中になった。

ねこぢる漫画は全て揃えて、何度も読み返した。

だが年齢が上がるにつれ、違和感を覚え始めた。

それはねこぢる漫画に出てくる「差別に関する描写」に対してだ。

中には「目的のための手段」と考えられる差別的描写もあるが、後半はそれ自体目的化しているようにも感じられ、ただの露悪趣味しか見えなくなり(露悪趣味もっともっと若い頃はカッコよく思えたものだが)、その話をサークル内でしたところ、かなりポカーンとされてしまった。

露悪して何が悪い!それを書き切ることも立派な芸術だ!という感じだ。

それも一理あるかもしれない。

私は桐野夏生が大好きだが、桐野夏生小説はかなり露悪的だし悪意に満ち満ちている。

でも、ねこぢるを読んで感じるもやもやを、桐野夏生小説からは感じない。

そしてその違いやそれを感じる自分の考えや心を分析言語化できない私は頭が悪い

頭が悪い

私は単に、サブカル界隈(ガロアックス界隈)の「露悪すればするほどエラい」という風土に、順応できない性質であるというだけなのかもしれない。

まとまりがなくて申し訳ない。

書くの疲れた

何が言いたいんだろう。

何が良いのか悪いのかは分からないが、とにかく私はサブカルの「露悪上等風土」に私は順応できなかった、という話です。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20150930124904

記事への反応(ブックマークコメント)