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FIFAの事件 欧州連盟プラティニ会長“釈明文”
9月30日 2時20分

ヨーロッパサッカー連盟のプラティニ会長は、FIFA=国際サッカー連盟のブラッター会長を巡る事件で、スイスの検察当局から参考人として話を聞かれたことについて、ヨーロッパのサッカー協会などに釈明の文書を送ったと、現地の複数のメディアが伝えました。
スイスの検察当局は25日、FIFAのブラッター会長が、2011年にヨーロッパサッカー連盟のプラティニ会長に対し、200万スイスフラン(日本円にして当時1億7000万円余り)の不正な支出を行った疑いがあるなどとして、ブラッター会長から事情を聞くなど捜査を始め、プラティニ会長からも参考人として話を聞いたことを明らかにしています。
ヨーロッパの複数の現地メディアが伝えたところによりますと、これについてプラティニ会長は、28日、ヨーロッパサッカー連盟に加盟するサッカー協会などに、「受け取った金銭は不正なものではない」などという内容の釈明の文書を送付したということです。
現地メディアが公表した、プラティニ会長が送付したとされる文書には、「私のイメージや評判が傷つけられる可能性があり、ヨーロッパサッカー連盟のイメージにも影響することになる。できるだけ早く誤解が解けるよう努力したい」と書かれています。
プラティニ会長は、来年2月に行われるFIFAの次の会長選挙に立候補することを表明していて、次の会長の最有力候補とみられています。

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