電波犯罪と超科学

世評の歪みを正す。左派リベラリズムをしりぞける。社会問題の解決を示す。世界の先端思想がここに。私は電波犯罪の被害者。

安倍首相が難民に970億円、中国は今後50年アメリカと敵対する、発達心理4 青年期の課題

2015-09-30 11:25:06 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 秋晴れ。私は9月地震予知をはずして、さっぱり冴えない。こちらは、しだいに腕をあげていると思う。がんばっていこう。

 民主党や小沢氏の党に気づいことを提言したり、ここでアドバイスしているのに、何ら感謝されない気がする。カンパが届かない。あればもっと、張り切る。

 安倍首相が国連演説で難民に970億円
 日本はお金をもつ国と思われているから、大判ぶるまいのように見える。が、970億円で何人の難民を養えるだろうか?

 生活保護だと200万は必要だ。難民1人に年間150万円とする。970億円で何人がその支援をあてがい、受けるか? およそ5-6万人だ。日本政府は、5-6万人は養うだけのお金はあげる。

 つまり、日本政府は5-6万の難民を救済する、という意志を示した。日本に移民を受け入れるともっと安くすむことはない。なぜなら定住されると、生活保護として毎年、同額を与えなくてはいけなくなるからだ。だが、支援でお金を与えるならば、一回限りですむ。
 日本に移民にくるよりも、彼らはシリアに近いところに住んだほうがよいだろう、という判断もあるのだろう。

 日本は5-6万人も難民を1年助けられる金額を出す。この政府の决定は、評価してよいだろう。日本は難民に冷たい国ではない。それは、世界に印象づけた。

 小沢氏と社民党が共産党との共闘を好意的に?
 戦略家で、政治の利益をあげるためには、誰とでも組む小沢氏とはいえ、共産党はダメだろう。共産党の裏が発覚すると、連帯政党は巻き添えになる。その間の3-4ヶ月で小沢党がそれでわずかな利益をあげられるとは思えない。短期的な利益をとるよりも、来年の損失を考えよう。

 週刊朝日の10月9日号
 『キミらの民主主義なんだぜ』外国人記者座談会の発言は、あまりに国際情勢に無知。左翼系の外国記者が集められ、どこか様子がおかしい。
 アメリカの週間ニュース記者が、"アメリカは10年以内に日本を捨てて、中国をアジアの代表と扱う。"というような発言をした。私はこれを問題視する。アメリカが日本を捨て、中国に寄り添うと日本人に思うわせる。それは甚だしく世界情勢を間違えている。何か、そんな虚構を信じこませたい悪意を感じるからだ。

 英語圏の人でアメリカのニュースを直接読める立場でありながら、アメリカ政府の極東戦略も知らないのだろうか。アメリカと中国が、日米同盟よりも信頼を築くことはありえない。否定する。
 共産ソ連が1992年に崩壊した。民主化して、23年。いまだにロシア共産党のようなものは国家を牛耳り、プーチンは世界に混乱をまきちらす。アメリカとロシア関係は近年、最悪になった。
 中共ともアメリカは敵対関係にある。中国とアメリカが信頼を築くには、まず中国が民主化しなくてはならない。それまでは敵国(悪の枢軸)扱いだ。10年以内にそれが起きるとしよう。それでも、ロシアのように民主化後、民主主義的な国民に変わるには、共産教育を受けた世代が消えるまでかかる。それは20-30年は最低要する。ロシアのケースと比較しても、中国は民主化後、共産政治家が消えるまで30-50はかかる。それまでは、中国はアメリカにとって、とういてい信頼に足る国ではない。

 中国が民主化するまで5-15年ほど。その後、共産教育世代が消えるまで20-40年は、自由主義国家のようにならない。あわせて、30-55年は自由主義国家の一員にまるまでかかる。それまでは、アメリカは中国を友人とはみない。日本も当然、中国に対してはその期間は警戒を緩めることはない。

 こういう初歩的な計算もできないで、中国が10年以内に何の理由もなく、アメリカの最大の友人になると思い込むのは、国際政治について、どこまで何も知らないのだろうか。

 現在、外国人記者の彼を雇う雑誌は日本の保守的な論者を採用して、だいぶましになった。が、どうもね。雑誌が日本で雇う記者は、本部の日本の認識とかなり違いがあるようだ。

 雑誌の対談は? 民主主義というが、左翼に民主主義など運営できないのだが・・・


 本日の海外ニュース
 『*イランのロウハニ大統領が国連総会で演説した際、国連本部の外では
 イラン系米国人が人権侵害に反対する抗議デモ。この2年間で反体制
 派のイラン人が2千人以上処刑されたと、デモ主催者は主張。(H)』
http://www.zion-jpn.or.jp/news/jg0929.htm
 (9/29 イスラエルニュースより)
 どこにそんな資料があるのだろうか。読みたいものだ。

 

発達心理4,理性期と社会期の課題
 
4,理性的の課題
 前期(15-16歳)と後期(16-17歳)に分かれる
 
 前期は、法則的なものに関心がゆく。数学法則、物理法則。心は、感覚的なものとは別に、独立して存在する感覚をもつ。内向的である。運動の中で、法則的なものには心ひかれる。
 
 後期は、哲学に興味がゆく。原始の思想に興味をもち、しだいに、ギリシア哲学以前の原始的なものに。やがて、ギリシア哲学に入る。ソクラテス、プラトン、アリストテレスと。なお、この期間は法則的なものを好むため、ストア哲学のようなもの、自省録などは理解しづらい。
 デカルトの『我、思うゆえに我あり』は前期の課題だ。数学的な下地があることが大切だ。カントの理性論を読み、自分の原理を知る。ヘーゲルの人生哲学、理性の体系的発展が、自分の理性の発展と同じと理解する。
 その後の社会論や不安の概念などは興味はもてない。そして、現代思想をかじり、宗教や空間論などにも興味をもつ。そのようにして、心は興味をうつす。
 
5,社会期の課題
 これも前期(18歳)と後期(19歳)にわかれる。
 
 前期
 18歳のはじめのころは、社会的な活動に興味をもつ。それは体感的なもので、外に感じる。自分から説極的に、社会運動に関わりたいとは思わない。社会論は、ほしくなる。
 
 後期
 19歳?からは、自分が具体的に行動したくなる。何かの社会運動に加わり、自ら運動したくなる。そういうことに純粋な喜びを覚える時期だ。
 この時期は、経済学や経営学を学ぶのがよい。しだいに、経営学を学ぶ。
 
   本日の被害
 軽い頭のだるさがある。眠気も襲った。朝おきてすぐに。昨日も午後12時にネタのに。
  
 以上

 

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YouTubeビデオ 「中国のブータン侵攻」 、発達心理3 エリクソンのライフサイクルモデル

2015-09-29 10:56:27 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 安倍首相がニューヨーク国連で、諸外国の要人と会談して、外交にいそしむ。世界のそれぞれの国の事情を勘案して、物事を言わなくていけないから、たいへんだ。


 You Tube ビデオ--  「中国のブータン侵攻
 2013年に中国軍がブータンに侵攻した。ブータン北部の三箇所に戦車などで侵入した。ブータンは軍が弱い。だからと侵略する中国はいまだ前近代国家である。
 2015年にフィリピンから米軍が撤退すると、南沙諸島に侵攻した。中国は防備が薄い地域に、遠慮なく侵攻する。
 沖縄から米軍がいなくなれば、尖閣の侵攻は時間の問題だろう。
 中国が脅威でない、と寝ぼけている人は、このビデオを七回見なおそう。英語でも、しだいに意味がわかるだろう。
 チベットもこのように戦車と軍人の駐留で侵攻されたとわかる。中国は、戦後唯一、侵略を行う軍事国家である。日本も軍事力が下がると、中国にこのビデオのように、侵略される。戦車の人の声は届かない。

発達心理3,発達心理モデルは、エリク・ホーンブルガー・エリクソンのライフサイクルモデル
 
 人は年齢ごとの発達課題がある。それは、発達課題を理解しようがしまいが、その年齢になると、それに関心をもつ。エリクソンの発達心理モデルが、わかりやすい。
 
 私がつきとめたのは、青年期の課題の3つである。15-17歳が理性、18-19歳が社会、20歳から24歳が空間である。
 
 各段階は、一つのテーマを探求する。前期と後期がある。前期の課題は、その内的な確立。精神にその面を確立させる。後期は、その外的な確立だ。外にそのテーマの作用を見出す。
 
   本日の被害
 軽い頭のだるさがある。頭のだるさは深刻で、一日中、頭が重めだった。
  
 以上

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新三本の矢は女性・子供向け、右翼系の経済学者、発達心理3 現代思想区分

2015-09-28 10:47:45 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 アフェリエイトを始めたけど、まぁ収入がないことないこと。クリックしたら1回2円から十数円が入る。それで1日100円超えたらよいほう。こんなものなのだろうか。このブログではないのだけど。

 憲法前文では、国際社会の戦争を認めている。
 『われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。』
 とある。『平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去』することが、独裁軍事国家への戦争となる。非戦闘で軍事国家をつぶせないからだ。戦争しない方法には、経済封鎖がある。が、それも物理的な包囲網である。非軍事といっても、かなり軍事的な色合いが強い。

 なぜ、それら独裁国家を除去しようと国際社会は戦うか?
 『われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。』
 簡単には、独裁国家の国民を『恐怖と欠乏』から救うためである。これが、戦後の国際正義だ。

 日本もこれら国際社会において、名誉ある地位を占めるために、行動する。それが日本の憲法の理念である。つまり、現行憲法における日本の方針である。

 イラク戦争では拠出金だけ出して、兵を出さず、欧米諸国に非難され、不名誉なことになってしまった。そんな時は、どう名誉ある地位を占めればよいか? 兵を出すしかない。それが、イラク派遣であった。だが、それでは足りなかった。それで、さらに貢献することが、日本に求められる。


 日本の移民排除の根拠を与える経済学者

 経済学者に左翼系がいる。アベノミクスになんでも反対する浜のような人。インフレの時は、『ハイパーインフレがくる』。円安では『円の暴落』と言い、国債のランクが落ちると『国債の暴落がはじまる』と煽る。なんのことはなく、民主党や山本太郎となかまたちのような政治色の強いグループに、利用される者達である。何もかも予測を外すできの悪い経済学者というのがこの手の定番だ。

 右翼系では、移民反対ものが多い。移民にすると賃金が下がる。移民や外国人労働者は、単純労働者では、所得が低く、貧困層となる。それで日本の賃金上昇がなくなる。下層が増える。日本人が豊かになれない、という。
 こちらは欧米の移民流入の現実を踏まえた提言だ。説得力はある。が、過度に外国人労働者の受け入れを拒むよう提案しても、政治には通らない。労働力不足という現実がしだいに深刻化しているため、労働力は確保しなくてはいけない。それが日本経済の処方箋となる。

 東京や東北でまた大地震で多くが損壊でもしたら、現在でも土木作業員は不足しているのに、どうやって都市再建すればよいのだろうか。外国人労働者の受け入れなしに。
 経済理論はよいのだが、日本の現実は、少子高齢化。労働力不足をいかに解消するかという経済学もあったはずで、そちらをあまり軽視しないことも大事だ。

 新三本の矢
 『希望を生み出す強い経済』は、マクロ目標である。何をするかは、今後のお楽しみ。残り2つは、懸案の社会問題を解決するものだ。安保で騒がしくて、人々は忘れている。

 が、『子育て支援』は母子家庭の問題に通じるし、待機児童などにより政府が積極的に取り組むという意志表示だろう。今後の政策しだいだが、好意的に受け止められる。
 『安心につながる社会保障』では、『介護労働者の賃金の低さ』を政府が取り上げた。政策的に賃金を引き上げることを宣言したものであろう。

 経済学的には強いインパクトはない。しかし、現代日本の2大社会問題を見据える。安倍内閣は、国民の苦しみを理解する。これまでは安保と男向けの政策を半年やった。バランスをとるために、今度は女性や子供に向けたものだ。社会保障の充実のために、内閣は動き出した。

 ただ、私は高齢世代についても手をつけてよかったのではないか、と思う。全共闘世代の敵愾心を削ぐためにも。医療費の高騰を防ぐための抜本改革は、不可欠なのだから。
 
 
 新しい発達心理論 3,思想の発達心理上に区分について
 
 発達心理で思想を区切る。もっともわかりやすい区分としては、段階は理性と社会がある。それぞれに前期と後期がある。思想ではその段階の期間は何年だろうか。
 
人間の1年は人類の100年である。
  私が15歳から20歳まで青年期の5年間に関心がもったことは、思想史では400-600年のテーマである。よって、およそ人間の発達心理1年は、人類の思想の100年である。
 
 正確には、120年かもしれない。それは、社会思想の後期が6段階だったからだ。1段階が20年だった。社会思想の後期が6段階で、1910年から2030年までの120年だ。が、およそ100年とする。
 
 前期は内的なもの。心の中での確立。後期は、外向的なもの、実践、実際にそれを形成することが行われる。
 
社会思想(後期)は20世紀の課題とする
 20世紀、人々はどんな社会を作るかで争った。社会イデオロギーの時代だったからだ。厳密には、1910-2030年である。これは社会建設という実践なので、後期の課題である。
 
理性の時代(後期)は18世紀までとする
 理性の哲学はカント(1700年代後半)からヘーゲル(1830年)までの200年とする。彼は、まで哲学を発表した。当時、人々は理性わ求めた。理性を身につけることが、文明人の教養だった。それを大学で人々は求めた。
 
1830-1910(1930)年を社会の時代(前期)とする
 理性の時代と社会イデオロギーの間、その空白の期間である。ヘーゲル以後、西洋で人々は理性、神のような叡智を求めなくなった。代わりに、人々は自由や理想社会を語り合った。
 
1630-1730年を理性の時代(前期)とする
 ルネ・デカルト(1596-1650年)がはじめた大陸合理主義は、自己を経験や感覚から切り離した数学的・幾何学的な純粋なものとみなす。イギリス経験論のベーコン(1561-1626年)は、帰納法を発見した。それで、純粋法則へと到達する道筋を明らかにした。ここにおいて、法則的なもの、理性的なものの萌芽がみられる。
 
 以上から、理性→社会までのおおまかな流れが見える
 
 理性期
前期  1630-1730年 デカルトが始まり。大陸合理主義
後期  1730-1830年 カントが始まりで、ヘーゲルで終わる。市民は理性を求めた。
 社会期
前期  1830-1930年 自由を人々は求めた。最大多数の幸福と社会論の萌芽、理想社会が語られた
後期  1910-2030年 社会思想を競う。理想社会を実現する運動が盛ん。経営学、社会学が豊勢い
 
 期間は誤差10-30年。
 
 理性と社会の各段階は200年である。前期と後期はそれぞれ100年である。理性以前の哲学は、あとで考察する。
 
   本日の被害
  音声送信はある。地震予知の透視が妨害される。アカは地震予知を妨げ、自分たちだけ助かりたいようだ。睡眠中に、へんな液体が顔にかけられる。
 以上

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民主党の再建案、発達心理2、山本太郎はやさしいカブキ者

2015-09-26 11:39:23 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 民主党の行方
 安保で注目を集めた民主党。国会前デモ、国会内乱闘とテレビに映った。アメリカの意に反する最大野党はどこに向かうのか?

 民主党は元自民党と旧社会党の議員が集まった政党である。2009年から2012年まで政権をとる。目玉の事業仕分けは政治の無駄は官僚の抵抗でなくせず。日中関係は悪化。尖閣で中国船は海上保安庁の船にぶつけた。その映像は仙谷が隠し、非難を浴びた。尖閣諸島の買い取りで、中国が反日暴動を行い、日本工場、商店が焼き討ちにあった。

 311震災対応がまずく、放射能の拡散地域のSppedyのデータは隠し、復興も混乱した。コンクリートから人へとエコを試みたが、防災が弱くなった。インフラ整備が不足し、日本国中老朽化した。ダムなどは廃止して、再工事して、混乱した。
 そんなこんなで、情報隠蔽や何もしない政治で、支持率は落ちる。超円高で日本の電器産業が倒産の危機に陥り、限界にきた。それでも労組は支持を続けたが、サラリーマンは民主党から離れた。
 元自民のリベラル系が強かった時期は期待された。が、左派(仙谷・興石)が中央で院政を敷くと支持が低下した。相次ぐ離党で勢力はしだいに弱まった。野田政権の解散総選挙で、ついに政権を追われた。

 自民が政権につき、野党になってからもう2-3年。野党第一党だが、冴えない。共産党に反自民票を大量に奪われ、共産は躍進。その分、数を減らす。民主党は共産党や社民党と票を奪いあう。そのため、政府のアンチに特化した。反安保では、国会前や国会内で反対を繰り返し、左派メディアに受けがよい。民主党は左傾化しつつあり、かつての保守リベラルから後退する。政権が遠くなった。

 民主党の課題は3つある。

 1、リベラル政党になる
 左傾化した論調を許容しすぎると、社会党や社民党と同列とみなされ、サラリーマンの支持はない。全共闘は高齢化しており、どんどん数を減らす。彼らへのアピールは減らすべきである。リベラル政党として、マニュフェストを作る。かつてそれで成功した。パフォーマンスやムードだけでは中身がない。安定した支持は得られない。政策で勝負しなければ、政権につくことはできない。左傾化すれば、海外メディアの期待もない。

 2、反自民票を独占すること
 共産にそれを奪われて、前回の選挙では大きく数を減らした。社民党や共産党と協力している場合ではない。彼らはライバルである。民主党は、反自民票の大きな受け皿になるべきである。

 3,維新の国会議員と連携すること
 小沢氏をつぶしにかかったのだから、小沢氏とは無理である。共産党と組めば、国民の反発は必至である。維新の会と連携するしかない。維新に左派系が幾人かいる。それで、野合を達成して、大きく強い影響力があることをみせつけ、主張を拡大させることが大切だ。

 民主党はもはや見る影もない。党内の保守リベラルの弱体が、最大の問題である。左派は衰退してゆくばかりだ。彼らの影響は下げるべきだ。10年かけてリベラル政党として、磨きをかけなくてはいけない。
 
 民主党と共産党は商売敵
 共産党が何を企てるかしらないが、"非"国民連合政府を作り、民主党と共同戦線をはるという。いかにも地下ゲリラじみた発想だ。

 昨日、話し合ったのが、大手スーパイオンの岡田代表。かたや、大店反対と不買運動も指示しかねない志位書記長。岡田からすれば家の商売敵。腸煮えくり返るが、そこは丁寧にお断りしたようだ。

 共産党の共同戦線提案を好意的に報道するのは、イオンからすれば、非常にうっとおしいメディアである。政治さえ面白ければ、イオンなどどうでもいいのか? と。イオンや大店は、共産党と民主党を軽々しく同列に扱うな、と苦虫をかみつぶしているところだろう。

 そもそも、選挙協力といっても、民主党の票を奪って大量当選した共産党。それと選挙協力などすれば、現状の固定につながる。共産の過大な勢力が永続的に残る。それは民主党のこけんにかけて、絶対に認められない。

 民主党は反安保で激しく目立った。その実りを今後、収穫する。共産党に奪われた議席を取り戻す好機。これまで半年間、リベラルであるのに、なりふりかまわず左傾パフォーマンスで、存在感を国民にみせつけた。安保反対による躍進を期待する。

 そんな時期に、蹴落とすべき共産党との選挙協力などもってのほか。民主党はもっけから共産党と連帯する気はない。いかに大人の断り方をするか。岡田氏はこの件で、政治的にポイントを稼ぐか、それを模索しただけのようである。

 民主党のパートナーとして狙うのは維新の国会議員であって、共産党ではない。

 このくらいの政治の力学をどうして解説できないのだろうか。政治を理解しなくなったのは、どうやら反安保で浮かれ、左に傾きすぎたメディアである。反安保の高揚感を長続きさせることにとらわれすぎだろう。民主党を伸ばさなくては、かわりがないことを忘れてはいけない。

 山本太郎議員は注意を受ける
 参議院での模擬葬で。が、歌舞伎でよく白装束を着るなどあり、葬式マネは伝統的で、品格がないわけではない。彼は進行をやや遅らせたくらいで、誰にも迷惑をかけてない。そんなにひどいことはしてない。この件で、国会本会議の投票の規律ができたのなら、彼のパフォーマンスも結果を出した。それほどめくじら立てることもなかろう。国会議員に一人くらいカブキ者がいたほうが面白い。まだ脇役だけど。

 国会の委員会で廊下を人体で封鎖して、委員長席で乱闘して、婦女暴行をして、乱暴狼藉を働いた大勢は頂けない。プロレス興行じゃあるまいし、国会をリングにした野蛮な民主党や共産党を注意すべき。それができないのでは、国会は言論の府ではない。

 新しい発達心理論 2、 発達心理と思想史は一致する
 
 私は、この青年期の発達課題は、近代から現代思想のテーマと一致することに気づいた。
 
 カントは理性を探求して、ヘーゲルが理性を極めた。その頃、西洋では理性こそがテーマだった。いかに理性を獲得して、神に近づくかが大衆のテーマだった。
 
  その後、社会論が台頭する。人々は自由を求めた。個人の人格が完成されることなど、人々の関心を持ち得なかった。人々は、自由な社会を求めた。理想社会が語られた。
 
 20世紀に入ると、社会イデオロギーが社会運動となり、具体的な国家を作った。社会主義と共産主義に染まる者はあの20世紀最大の悪しき国、ソ連を建てた。権力を一つに集めることが強い国になると気づいた者達は、国家全体に独裁体制を敷いた。1950年からは、民族自決という理念のもと、権力をおろして、自治させることがブームとなった。1970年からは、巨大な官僚機構に理想があると信じられた。今、社会的な理想を達成したかのように国々は、独裁を放棄して、自由な体制に落ち着く。
 
今後は地球全体のことを考えるエコロジーなど空間的なものを求めつつある。
 
 このように人類は、近代思想の"理性"から、現代思想の"社会"へとテーマを変えた。今後は、"空間的"なものになるだろう。
 
 この思想テーマの変化は、発達心理テーマ(理性→社会→空間)と一致することを私は見出した。これを仮説とする。
 
   本日の被害
  音声送信はある。体調が悪い。下剤か何かのまされた。またトイレにゆきたくなる。電波による作用だろう。
 以上

 

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安倍首相の総裁再任と新目標、山本太郎議員は反面教師、新発達心理1

2015-09-25 10:40:08 | 社会思想の終焉

大阪は雨

 昨日は強風で傘が折れた。今週は小さなミスをする。早く来週になれ。
 新しく発達心理を発表する。今までよりも、まとまったものだ。
 
 安倍首相の総裁再任と新目標について
 総裁再任とは奇異な感じがするが、時期的にそうだ。これで、安保改定の安倍おろしの空気をくじいた。なにしろ、一度自民総裁をおりて、再任されたのだから。デモは『安倍首相、辞めろ』と叫ぶが、もうすでに一度、総裁をやめていたから。実に、政治的には効果的なタイミングだった。

 新目標は『GDP600兆円』。大きな数字はよいことだ。消費税による需要の落ち込みに対して、政策で喚起することを匂わせる。これからどんどん公共工事を行う、ということか。それでGDPが上がるなら、景気が落ち込んでいる今、悪くない。

 三本の矢。子育て支援は、拡充する。それも悪い政策ではない。社会保障を強化するのも、悪いことはない。が、経済効果はたかが知れている。国内問題の解決という話である。アベノミクスとしてみるよりも、日本の政策としてとらえるべきだろう。

 介護職員は安月給。それを上げるのはいいことだ。補助金を出すくらいしかない。が、社会保障費はうなぎのぼり。どう折り合いをつけるのだろう。今後、必要な介護者は一時的に増加する。しかし、全共闘が消えると、必要数は減る。あまり数を増やしても、いずれいらなくなる。いろいろ難題がある。どう解決するかが政治家の才覚だ。

 山本太郎議員は、反面教師として輝く
 参議院での牛歩戦術、国会内での模擬葬、天皇に文書を渡す。彼は若い政治家がやりそうなことをすべてやってくれる。彼のおかげで、政治家は何をして良いのか、悪いのか。見極められる。彼は若手政治家の反面教師である。
 先の参議院での国会演説も様になっていた。東京の選挙を勝ち抜いたのは伊達ではない、と思わせる。彼のパフォーマンスは、やや古典的な政治家スタイルでありながらも、その印象は強烈である。特に40代の中年左派の心を打ち、喝采を浴びる。
 彼は直情的であり、素直なのだ。彼がよい、と思ったことを何でも実行する。そこが素晴らしい。すぐに躊躇して何もしない政治家と比べたら、注目度が高い。
 ただ、彼でさえ足元に及ばないのが鳩山元首相だ。韓国での土下座外交。そのパフォーマンスの偉大さ。鳩山首相は年に3-4回、ひょっこり現れて、日本中の話題をかっさらう大役者である。山本議員まだ国内の人気にとどまる。
 あの小沢氏は、よい人物を得た。なにしろ山本氏はすべて個人の責任で、誰にも迷惑をかけないからだ。また最高のパフォーマンスをみせてくれることを願う。

 新しい発達心理論 1、私の青年期の関心から始まった
 
 私の理論は、自分の体験が元になる。15歳で理性的になった。16-17歳で哲学に興味をもつ。18歳で社会的なものに関心がゆく。20歳頃には空間に関心が移った。25歳から絵画・写真に興味をもつ。30歳からは音楽や文学に関心がゆく。35歳からは、それはよく覚えていない。
 
 私の関心は、15-17歳が理性、18-19歳が社会、20-24歳が空間、25-29歳が二次元的なもの(絵画・写真)、30-34歳が一次元的なもの(音楽・文学・プログラム)だった。その後は、40-44歳で植物に、45歳からは、空間的な認識である。
 
 私は22歳の時に、大学の卒論で発達心理論のアイデアを記した。理性→社会→空間と関心が移る、と。それは青年期の発達心理だ、と。メインは社会思想の統合だったが。
 
 このようにして、私は自分の年齢ごとの課題から、発達心理を見つけた。

   本日の被害
  音声送信はある。視力低下の電波を浴びせられる。放出者はメガネをかけたおばはんだ。歯がしみるような症状もある。それは歯茎に注射される。その痕は今はみつからないが。
 以上

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今後の安倍内閣の課題は地震と犯罪

2015-09-24 10:26:16 | 社会思想の終焉

大阪は雨

 登山の疲労はミルクキャラメルで半分はとれた。栄養不良だったらしい。

 ブログの7-9月分は、左にまとめた。是非、読んでほしい。分野ごとにまとめたから、より体系的に理解できる。保守の知性がレベルアップすること間違いなし。

 安倍政権の今後の課題
 これまでを振り返る。1,安倍内閣は誕生するやいなや経済改革に取り組んだ。その目玉は『インフレ政策』、量的緩和だった。円安になり株価上昇。企業の海外進出も止まった。電器産業が危機を脱けた。
 2,次は、『消費増税』を行った。民主党の前政権の約束事だった。回復していた景気は停滞した。法人減税を行ったが、全体的に増税で、それで消費が伸びなかった。
 3,そして、『安保改定』を行う。集団安保と一歩踏み入れた。それが2015年春からの長い闘いだった。ようやく9月に法案が成立。支持率がやや下がり、犠牲になった。が、メディアの抵抗があっても、やる男と評価を高めた。

 これまでの経緯から、アベノミクスはもう大方終わった。微調整は残すが、もう経済改革が目玉にならない。やり残す大きな課題は、社会保障費の削減くらいだ。あまりに肥えた高齢者の医療費を下げることだ。それは予防に重点をおくという地道な取り組みで、大きな変革ではない。このようにふつうに予測しては、安倍政権の次の課題は、みえない。

 ここはもっと大局的に判断しよう。2015年の末からは地震と犯罪だ。

4, 2015年12月 大震災
 東京と仙台間の太平洋沖で大地震が発生する。原発は再爆発して、放射能の雨を降らす。東京から仙台にかけて高層ビルの火災で大勢が亡くなる。その対策と復興で半年は費やされる。日本は地震大国。仕方ない。

5, 2015年1-4月から 電波犯罪の撲滅
 安倍内閣の最後の課題は、巨大犯罪だ。20年放置された、アカを中心にした新しい犯罪がある。人を電波で監視する犯罪である。電波を浴びせると苦痛が起きる。『集団ストーカー』や『電磁波悪用の犯罪』と呼ばれる。被害者は統計では1000人を超える。それら告発は、氷山の一角だ。
 実際にアカ党員が数十万人が犯行して、共犯者も多数。被害者も数百万人いるようだ。全国100-300万人規模の大犯罪である。戦後最大の地下犯罪である。これは手をつけたら、政治イデオロギー犯罪で、国会も紛糾する。

 最大のポイントは、アカがこの20年間、国民を監視した記録が暴露されることだ。インターネット上にあるそれら秘密の個人データが表面化する。旧東ドイツのシュタージファイルのようなものと思ってほしい。有力な政治家、資本家、あらゆる保守家や有名人、宗教信徒が監視され、その行動記録がある。不倫や風俗通い、万引きなどが満載。

 これが表に出たら、夫婦げんかどころではなく、多数が自殺に追い込まれる。安保騒動など、この混乱と比べると、小さなものだ。

 この巨大犯罪を摘発して、一掃するのが彼の仕事だ。これは隠蔽してきたメディア、政治家側も責任を問われるため、混乱は最高潮に達する。彼の任期中に、犯罪組織に破防法を適用して、解散に追い込むことはできないだろう。

 が、彼の最後の仕事にはかわりない。
 
 このように、まだまだ日本にはなすべきことが待ち受けている。今後は、構造改革ではなく、政治家の本分が生かせないかもしれないが、治安維持だ。安倍政権は、安保改定でびくともせずに、つきすすむ。地震にもたじろがない。が、犯罪対策でついに疲れる。

 まだまだ安倍首相にやるべきことがある。


   本日の被害
  音声送信はある。昨日は昼食後に眠らされた。何か睡眠薬でもあたったのだろうか。アカがどこでどのタイミングで入れたかは不明。
 以上

 

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欧米メディアの報道を歪曲して、伝える左翼の罰し方、共産党という悪党と協力する理由がない民主党

2015-09-23 10:50:47 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 連休で、山登りの疲労が残る。足が痛む。

 最近の左翼報道の特色

 海外は安保改定をおおむね好意的に受け止める。が、時事通信やニュース23の報道では、アメリカや西欧の主要ニュースが安保を批判をする、という内容に変わる。海外の反応を印象操作する。以前は、みられない偏向である。

 資料 欧米メディアが速報=「平和主義放棄」の報道も―安保関連法成立


時事通信 9月19日(土)7時8分配信
 19日未明の安全保障関連法成立は、海外通信社が速報で伝えた。
  英BBCは「海外での軍事的役割拡大」、米CNNは「平和主義を放棄」などと報道。集団的自衛権の行使を可能にし、戦後日本の安保政策の転換点となるだけに、欧米メディアの関心の高さを示した。
  「歴史に残る政策転換」「物議醸す安保関連法成立」。参議院本会議での法成立直後、ロイター通信やAFP通信が速報を流した。
  AFP通信は、国会議事堂の周りに連日、反対派の市民ら多数が集まったことを取り上げ、「かつてない規模で国民の怒りが示された」と指摘。安保関連法が最高裁で違憲判断を受ける可能性などに言及し、自衛隊が直ちに戦闘地域へ派遣されるわけではないと報じた。
  BBCはウェブサイトで、「集団的自衛権とは何か」「政策転換の背景は」「どんな軍事行動が合法か」などとQ&A形式で説明した。CNN(電子版)は賛成派と反対派の意見のほか、抗議デモ参加者らの写真を掲載。防衛費や武器輸出の増加に対する懸念なども伝えた。
 
 』

 時事通信は言わずと知れた左翼系のニュース提供社だ。欧米の大メディアの記事を使い、偏向記事を作ったのは新しい手法かもしれない。

 雑誌「世界」は海外の、特にフランスの左翼論文をかき集める。「世界」は情報源が怪しいから、すぐ偏向ぶりがわかる。

 今回の問題記事では、テレビやニュースは、ソースが著名なロイターやAFP通信、CNN、BBCなど。引用した記事が、日本に批判的な文言ばかり。それで情報操作した。日本人は原文を読まないであろう。「情報操作」はすぐにばれないだろう。いくら歪曲して日本で伝えても、それら欧米メディアは文句を言ってこないだろう、という小狡い発想がそこにある。

 この偏向手法の弱点は、すぐに嘘とばれる点だ。簡単に手に入る・見れる欧米メディアを使ったことが致命的。一般人もすぐに読め・見て確認できる。すると、情報操作したことがばれる。

 欧米メディアはこんな本意でない引用され方をしたら、ポリシーをもつ編集者なら激怒する。二度と引用できなくなる危険性まである。それで、誰もこれまでしない手法だった。

 一時の軽い嘘で、世論があぶくのように盛り上げる。そういう反安保の安っぽい空気作りの汚いものの一つ。実に安易である。すぐにしっぺ返しを食らうだろう。

 こんな情報操作を2度とさせないために、せっかくだから、日本の片隅で卑怯なことをする時事通信やニュース23などの報道内容を、それら欧米メディアに教えてあげよう。欧米の知識人はこの歪曲報道に対して、とても不愉快に思うこと必至である。

 安倍政権の次の課題は後日

 共産党が野党と協力をよびかける?
 もうすぐ、来年にでも、内部の秘密が暴露され、日本中の嫌悪感を浴びて、党の解散にまでいたる日本共産党。猶予は半年もない。どこの政党がその汚物と手を組むというのだろうか。民主党は共産党がいなくなれば、万々歳。巻き添えになりたくはない。

 岡田党首の目がうずく。岡田党首の頭の中にあるのは、いかに共産党に恥をかかせるか。いかに共産支持者を取り込むか。それしかない。民主党は共産党との差別化、共産党叩きにこの半年かけた。

 そして、民主党は共産党を出しぬいて、十分に反安保で目立った。それが選挙に反映されることを待つばかりだ。どうして、そんな大切な時期に、まだ失速もしてないのに、共産と組むようなそぶりを見せなくてはいけないのか?

 世の中、そんな思惑が交差しているだろう。

   本日の被害
  音声送信はある。私はまた睡眠中に目を刺された。
 以上

 

 

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「安倍政権が罰を受ける。」という労組か中共か、共産過激派の脅し

2015-09-22 10:17:00 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 安保騒動は、今は余波が続く。
 現在、安倍政権や安保改定派を脅す言葉がみられる。「安倍政権がこの集団安保を通したから、罰を受ける。」というのがある。これは、中共か北、もしくはデモを主催していた労組か、共産過激派の脅しとみてよい。なぜなら、日本がドイツやイタリアに遅れて、集団自衛権を行使することは、ふつうの国になることで、よいことだ。その政権に打撃を加えようとすることは、悪事を企む者のすることだからだ。つまり、左翼勢力の犯行である。

 「罰を受ける」という言い回しは、何か天罰など自然現象などを装い、何か政権側の者達にひどいことをしようということだ。それを、口にするのはそんな予告とみてよい。政権への脅しである。

 日本の政府に打撃を加えられるのは、アメリカしかない。だが、アメリカかこの件では協力的だ。けっして、アメリカが日本にこの件で、非難したりしない。逆に、賞賛する。

 が、安保改定で都合が悪い側、中国や北朝鮮や、左派はこれで敗北を喫した。何か政権に一発報いようと企む。それを直接、実行したのでは、左翼の謀略だと世間から非難される。だから、何か得たいの知れない力でそうなったと思わせたいのである。それで、何か神がかったもので日本に災が起きる、と言う。それは安保改定のせいだ、と思わせようとする。それで、こんな風評を流す。くだらないと言ってしまえば、それまでだが、風評を消すことも大切だ。

 本当に神々が、隣国を警戒して、軍備を固める者を罰するのか?

 実をいえば、神は軍備を固めた国を悪く扱わない。彼らは人間の堕落を戒める。神は預言者を通じて、たいてい周辺国が危険で侵攻の準備をしているが、何も対策しない王を叱責する。どんちゃん騒ぎで、欲望にほうけている側、何も戒律も守らず(道徳のこと)、無秩序にある側、警戒しない側を非難する。

 ユダヤの預言者がよく、執政者に忠告した。神のしもべは国王に警告する。「堕落するな。隣国、ペルシアの侵攻に備えよ。」、と。が、ほぼ王はまじめに受け取らず、動かない。すると、自然の理として隣国の軍事侵攻を受け、国が滅び、廃墟となり、流浪の民になった。

 左派は戦争するならば、敗北したほうがよい、と言うかもしれない。が、それこそがイスラエルの歴史的な屈辱と同じ。聖典では、軍備を備えないことは、愚かで堕落である。

 安保と自衛隊法を変え、日本の軍備を強化したのは、中国の脅威がますなか、聖なる伝統に通じるものである。安倍政権は規律を重んじ、また欲望や堕落におぼれず、遊びほうけず、周辺諸国の危険とむきあった。安倍政権はこの件では、神々に恥じぬ行いをした。神々の守りがつくだろう。

 昨今の日本は、そういう愚衆の群れが、賢王にたちはだかるという一風変わった光景となった。聖書に忠実であるならば、罰されるべきは、「軍備はいらない」と演説する愚衆の群れのほうである。政権側ではない。

 神に逆らう側とは、尖閣に中国船がおしかけているのもかかわらず、何もしなくても大丈夫、と反対する輩だ。目前の切迫した状況に危機感がない、あまりに能天気なデモや左翼メディアのほうだ。彼らにこそ超自然の罰が待ち受ける。

 「安倍政権が罰を受ける。」というが、神仏の罰は政権にこない。もしあるとしたら、それは神々からのものではなく、神から遠い者達、労組か中共か、共産過激派からくる報復的なものだろう。左翼の仲間が、一生懸命に、ブログや噂をする。ほぼ、何かあれば、それは左翼の手によるものと断定できる。

 こんな噂を垂れ流すのは何か犯行の人物か、共犯者なのか、宣伝係だ。犯罪計画を知ってる可能性がある。その間、警察は取り締まりを強化しなくてはいけない。

 ただ、日本がすべてにおいて無罪かといえば、そうではない。自民、民主など歴代政権、左翼メディアは共産勢力の電波犯罪を告発しなかった。それら犯罪を行ったアカ、隠蔽した者は呪われ、いずれ不幸な目に遭うだろう。それは確実だ。悪いことをした者、それを隠した者が、良き人生を終えることはない。しかし、それは安保改定とは関係ない。それ以前から続く問題だ。まもなく、12月には大地震が東京を襲う。

 安倍政権の次の課題は後日

   本日の被害
  昨日、兵庫県の千ヶ峰にゆく。峰に近づくと、頭痛が襲う。南側の斜面にゆくとその頭痛が強まる。それは頭部への毒の注入。それを電波で刺激した類である。麓のアカの家から電波が届き、頂上でもかなり痛かった。
 また目が 刺された。 
 以上

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国民の意志は、国会外の多数(デモ)になく、国会内の多数にある、左派・左翼は集団的自決権を行使したら?

2015-09-20 10:55:47 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 なぜ、安保となると全共闘は興奮するのか? 私によくわからない。彼らの父親や母親は、軍隊なき平和など不安で仕方ないのに。中国や北、ロシアから資金が流れるためか? 理由が判然としない左翼運動は。案外、あたっているかもよ。

 いいことを思いついた。水増ししたデモ者数を「民意」とし、国会外の多数が国会内の多数よりも、国民の意志だと言うメディア人がいるらしい。でも、デモは市民の代表ではないよ? 何かの利益者の代表だとしても。

 そんなに国会の外で、自分たちで決めたい? 「民族自決権」は与党のものだから、あげられない。ならば、民主党の左派と共産党や左翼メディアに「集団的自決権」をあげるよ。勝手に行使してくれ。(注意、一般の国民にその権利はありません。)

 追記  

 日本は集団的自衛権を放棄してはならない

「集団自決とは集団自殺のことだろ。集団的自決も集団的自衛権も許されないんだよ。」と、切り返して得意気になった左翼諸君。実に浅はかだ。

 なぜ、集団自決が許されないのか? それは、生存の危機に際して、生きることをしなかったからだ。個別自衛権は放棄してはいけないのである。

 日本という民族集団では、生存の危機(存立危機事態)で自衛しなかったら、日本は死に至る。日本は集団的自衛権を放棄してはならないのである。

   本日の被害
 朝からややだるい。目など痛い。洗ったばかりのたおるがくさい。においをつけられた。
   
 以上

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安保法案が成立 おめでとう SEALDSはキリスト教の異端か亜流か?

2015-09-19 11:15:01 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 安保法案は成立。おめでとう。これで、日本がいじめられ国家ではなくなる。日本人の精神も、日本の立場が強化すると同時に、質実剛健(合憲)になってゆくであろう。
 一般的には、ほとんど日本は変わらない。少し前進するのみ。すでに海外にたくさん出ている。彼らはおとなしく待機して、見回りはする。今回は、その活動にほんのわずか軍事的な要素がつくくらいだ。そういう小さな一歩である。こういうことは歓迎する。賛成である。

 個別から集団になったが、憲法の合憲という制約で限定される。自衛の範囲を逸脱しない。それが国家存立事態である。その制限のため、大きくかわることはなく、変化はわずかなのだ。それはよく覚えておこう。

 今日の面白いニュースはあの反日日系議員「マイク・ホンダ」が、選挙戦の不正で窮地に、というJBPRESSの記事。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44818

 民主主義は選挙という多数決で成り立つ。その民主主義にとって最も大事な行為を遅延させたり、乱闘で妨害したりするのは、民主主義の恥だ。法律で罰則をもうけて早く取り締まれ。これは、投票所に、集団で押しかけて、投票できないようにして、「俺たちは集団で示威行為はしたが、暴力は使ってない、」と言い張るようなものだ。こういう嘘っパチに騙される者はなく、すぐにそんな選挙妨害をした人物は逮捕される。同じようなことをして、国会議員だけ拘束されないでは、国民に示しがつかない。

 SEALD'Sは島根のキリスト教系高校が中心メンバーと、よく知られる。日本キリスト教は左翼が多く、いつからそんなに歪んでしまったのだろうか。キリスト教徒の使命は、共産主義やそれを信じる左翼者の群れ、罪に汚れた無神論者達を悔い改めさせ、神の下に連れてゆくことではなかったのか? その布教の目標を捨てて、いつからそんな汚れた左派シンパとともに活動をするのか。

 模範とすべきは、レーガン・ブッシュのように徹底的にサタンと共産主義を破滅に追い込むような、キリスト教徒ではないだろうか。アメリカ南部に多い。彼らこそ、信仰をより純粋に守っているといえるだろう。左翼系ほど唯物論者で、無神論者であり、神を本当に信じてはおらず、神の戒めから遠く、野蛮である。そういう者達には染まってはいけない。そんな者達の浸透は許さず、共闘も避けねばならない。
 何も知らないで、左翼など悪の手先となって、キリスト教における罪を犯し続ける。それでは、神への反逆である。キリスト教の平和を壊したのはソ連、東欧、中国、ベトナム、キューバなどの共産主義だということをもっと勉強してほしいものだ。その次に、無神論者どもである。彼らを転向させなくては、永遠に信徒に安住の地はこないのだが。彼らを打ち砕く者達の妨害をしてはいけないな。いくら亜流の信徒とはいえ。カトリックとは思えない。まさか、異端か?


    本日の被害
   朝からややだるい。目など痛い。洗ったばかりのたおるがくさい。においをつけられた。
   
 以上

 

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民主主義の原則の一つ 多数決を暴力で汚した民主党や野党諸君。

2015-09-18 10:21:57 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 安保法案は成立間近。国会で今日は採決へ。安法法案の成立で、日本は小さな一歩をすすめる。日本の流れは、何もかわっていない。今までとおりの発展拡大である。

 安保も大詰め。採決は終わった。民主党は、委員会室で、安保法案採決時に、委員長席に駆け込み暴力で阻止しようとする。そんな乱闘をするとは、民主主義も理解していない民主党はひどいものだ。
 民主主義の根幹となる大切な制度はいくつかある。選挙、国会、内閣。多数決もその一つ。国会の議会内もそうだ。そこでは、暴力を廃して、言論で争う。それが大原則である。そこで、廊下を封鎖したり、委員長席に多数が押し寄せ肉体と腕で、決議を阻止するなど、もっての他。

 これは選挙で、投票所に政党員が暴力を使って、殴りこんで、投票を阻止したよりも重い罪だ。なにしろ、市民の1投票ではなく、全国民の投票の結果。その意志を反映させる国会での暴行だからだ。容認してはいけない。今後法律で、罰則をもうけるべきだ。

 多数決という民主主義の根幹を乱闘で民主党などは汚した。国会の廊下を女性議員の肉弾で封鎖しようとするのも、情けない。それも民主主義を怪我している。

 今日の国会では、会場内で暴力闘争が起きないことを願う。これだから、日本は野党の民主度が低いといわれる。それを容認するテレビや新聞も反省せよ。

    本日の被害
   朝からややだるい。顔にあたる電波で違和感がずつとあった。それがやわらいだ。
   
 以上

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「マンゴー」、「豊満」、「接待」、「反対」を続けて早口で言うと、「安保法案絶対反対」と聞こえる

2015-09-17 11:23:44 | 社会思想の終焉

大阪は雨

 安保も大詰め。採決間近。とうとう半年近くにわたる論争に決着がつく。長かった。私は集団安保に賛成だ。

 採決に近づくと、廊下封鎖したり、通せんぼしたり、マイクの取り合いをしたり、暴力的に反対して、国会で混乱することは見苦しい。法律で罰則を設けてはどうだろうか。そんな国会闘争、くだらない。いらない。こんな暴力的演出がなくなれば、みな演説に力を入れるようになるし、国会運営がスムーズに進む。一石二鳥だ。

 今日も軽いネタで。ネットから。
 昨日、「安保法案絶対反対」がどう聞こえるか。いろいろ考えたけど、
 「マンゴー(短く言う)」、「豊満」、「接待」、「反対」。これを続けて、早口で言うと、「安保法案絶対反対」と聞こえる。やってみたらいい。うまく早口て10回続けて言えたら、至福の境地にいたる。デモでも言ってみよう。意外と受けるかもしれない。みんないい加減だから、注意しない。ニュースを聞いていたら、早速一人くらい、気づかれずにこう言っているかもしれない。「マンゴー豊満接待反対」の意図は、肉体接待反対、ということなんだけど。絶対に濁音はきっちりと発音すること。しないと、いやらしく聞こえる。

 「強行採決反対」は、「京子」が「採血」に「反対」という意味なら、笑えて聞こえるのかな。京子って誰? と疑問は残るけれども。もっと面白い聞こえ方や言い方を募集する。

 こんなアジを毎日ニュースで何度も聞いていると、鬱になりそうだ。聞いているうちに、笑いがこみあげてくる。聞き飽きた単細胞の左派のアジを笑い飛ばそう。そういう提案だ。

 携帯電話料金は、三社の寡占で高い。年間2兆5000億円も利益をあげているそうだ。安倍首相が安くしようと要請したのはうなずける。電波が使われていないようだ。それを割り当てれば、さらに競争が進み安くなるようである。JB Press 「電波ビッグバン」で携帯料金は大幅に下がる より。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44808?page=3

 ここのブログをまとめている。6-9月分を。昨日は7月分をおえた。残るは1ヶ月半。頑張ろう。

    本日の被害
   朝からややだるい。何か薬剤を飲まされた。
   
 以上


 

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「安保法案絶対反対」という掛け声は、ずっと聞いていると「アホ・・・接待反対!!」と聞こえる

2015-09-16 11:19:10 | 社会思想の終焉

大阪は雨

 安保も大詰め。次世代などが与党の安保法案に賛成する。採決も穏やかになりそう。

 ここのブログをまとめている。6-9月分を。昨日は7月を半分した。憲法などは多くの人が最近言わなくなった視点がある。私はいいことを書いている。

 今日も軽いネタで。ネットから。

 「安保法案絶対反対」という掛け声は、ずっと聞いていると「アホ・・・接待反対!!」と聞こえてくる。

 何の接待がそんなに嫌いなのだろうか?
 ゴルフ接待か? ノーパンしゃぶしゃぶか? お酌か? 韓国ではやりのルームサロン接待か? カラオケ接待? キャバクラ接待? 禁断の肉体接待か? 想像はふくらむ。
 でも、会社命令、業務命令だ。接待はしっかりやろう。相手をいい気持ちにさせ、信頼を得て、親しくならなくては契約がとれない。接待は会社の金で、豪遊できると思えば、悪くない。経費で落とせる。

 イスラエルニュースより 
http://www.zion-jpn.or.jp/news/jg0915.htm
「9/13 ハマスやヒズボラの「友人」と自称し、イスラエルを批判していた英
 国の極左議員が野党の党首に。英国のユダヤ人から懸念の声。(Y)」
 
  イギリス労働党の党首コービンは、いわくつきの左翼らしい。スコットランドで過激左翼政党が躍進したからといって、労働党まで左に傾かなくても。イギリスの鉄道を国有化すると主張する国家社会主義者を党首にすえる。政権をとりたくないのだろう。

    本日の被害
  今朝はトイレに二度も。腹痛で。睡眠中に下剤を飲まされたもよう。これはやもんのアカと呼ぶ被害。
   
 以上

 

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『戦争・・廃案』という掛け声は、『戦争はイヤーん♡ (バカーン♡)』と聞こえる

2015-09-15 11:03:04 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ

 ここのブログをまとめている。6-9月分を。文章も添削して、書き出す。政治、アベノミクス、憲法などに分類した。最近、たくさん整理するものがあって、忙しくなっている。

 ネタを用意してなかったので、いくつか。

 『戦争・・廃案』という掛け声は、『戦争はイヤーん♡ バカーン♡(ハート)』と聞こえる。戦争法案廃案と叫ぶもの。みんなそう聞こえるだろうから、このネタは私が一番手ではないだろう。これは、共産党のスローガンなので、これでアジるのは日共の党員か関係者と思える。全員が同じスローガンをマイクで話す共産党。不気味である。ふつうの市民とはみえない。

 ヨーロッパが難民受け入れで、困惑している、とあるが・・・ その実はどうなのだろう。
 ベトナム難民は130万人はいて、アメリカ・オーストラリア・カナダ・フランスに定住した、という。(Wikiより)それと比べて、現在はまだ小さい小さい。
 ベトナム(ラオス・カンボジア)難民は、日本は6000人以上は受け入れてきた。日本で一時、入居してその後、第三国に移住したのが多いはず。以前は、相当数を日本は受け入れてきたようだ。1994年以後、不景気となってから、受け入れをほとんどしなくなった。というわけで、最近の難民への冷たい論調は、単に、景気を反映しているだけと、理解できる。貧しい者がどんどん豊かになった高度成長期には、難民も、子供時代の自分たちと変わらないという視点で見ることができたから、寛容だった。
 景気が悪いからといって、何かよくない者達を見るように扱うのもどうだろうか。彼らは人間である。日本の許容力か問われる。もちろん、シリア難民はヨーロッパかアメリカにしか行きたがらないから、わざわざ日本が受け入れを表明しても、来ないだろうけど。
 詳しくは難民事業本部。http://www.rhq.gr.jp/

 沖縄の翁長知事
 私には左翼っぽい振る舞いに見える。が、元は自民党に所属していた。沖縄県知事は、前知事といい、政府に守られている。前の知事は何か疑惑で辞任しかけた時に、奇跡的に追求が止まった。彼はうまく沖縄の民衆の支持を集めヒール役をこなす。共感はできないとしても、沖縄をうまくコントロールしている。沖縄はちんたらちんたら、引き伸ばし引き伸ばしやる。それが政府と沖縄の暗黙の合意事項なのである。

 NHKは左翼の扇動で、主張を曲げないテレビ局
 NHKは、左翼報道員が多くて、保守系のもいて、それらがせめぎあう。およそ長いものに巻かれろ、というタイプが多いから、左翼ではもうやっていけないと思っているのが大半だろう。

 

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『亡国の農協改革』(P日本の食料安保の解体を許すな) 三橋貴明著 の感想

2015-09-14 11:11:18 | 社会思想の終焉

大阪は晴れ
 草津サイクリングから一週間たった。やっと疲れもとれて、落ち着いてきた。今は、このブログのまとめを作成中。添削もして、よいものに仕上げたい。

 『亡国の農協改革』(P日本の食料安保の解体を許すな) 三橋貴明著 の感想

 川西の本屋で立ち読みした。旬の経済学者が農協改革に反対する。どんな根拠があるか? 興味があった。

 内容は時事的なものが多い。農協の事業の中には、アメリカで安全な大豆を輸入する会社や、山間部の過疎地域での商売がある。それは日本に安全な大豆?を輸入する要とか、過疎の唯一の商店だから、そういうものは残そう。農協を株式会社化して、世界の農業大手に売り渡すと、それら有用な事業がなくなってしまう、と危機感を訴えていた。

 農協の農薬価格は高いが、会員は『自由に買える』から問題ないと説明していた。肥料価格の比較がなく、説得力が弱かった。調べてみると、他国の3倍は肥料が高い。肥料が高いと、農家の負担となる。直接、収入は減る。農協が暴利をむさぼっているのは確かだ。何のための農協かわからない。

 食料安全保障は、彼の論に私は組みしない。彼は、農協を残すことが安全保障なので、外国に売り渡してはいけない、と言う。

 農協改革の目標地点がこういう視点から明らかになる。外国資本にとられないようにも、気をつけなくてはいけない。農協が海外の乗っ取られそうになった時、なんとかそれを抑えられたら、それは彼の警告のおかげである。

 だが、農協の問題点には、彼は言及しなかった。それは残念である。中小企業診断士の資格をもつ彼ならどう農協を適正化できるだろうか。そこが私の最大の関心だったから。それはなかった。そこはがっかり。彼は農業に強くないらしい。

 農協は、日本の農家の高齢化・兼業を増やした。非効率極まりないものした。それを支える。政府の農業政策がひどかった。それは農協のせいではない、とはいえない。なぜなら、自民党の圧力団体として君臨したのが農協だからだ。農家をだめにした点で、自民と農協は一心同体である。

 農協は巨大国有企業と似る。国鉄、郵便局、そして農協だ。国鉄が腐敗したのは労組などが改革を拒んだからだ。民営化して、ストなどは減り、サービスも改善された。日本のお荷物という印象は消えた。アメリカの要望で、郵便局がさえない企業としてやり玉にあげられ、民営化したのは、やはり国営企業のような風土が強かったためだ。郵便局は今はだいぶお役所仕事からは改善された。

 農協は暴利をあげ、企業としては成績優秀だ。が、その会員である農家は、大半が高齢世代で惨憺さる有様。農協は、本体が巨大化して、大稼ぎした。会員を犠牲にした。傍目に農協は何かあくどいことをしている、と思えるのだ。よって、農協に管理責任を問わなくてはいけない。

 日本の農業は農協のせいで、どうしようもないほど悪化した。国が過度に保護してきた。だからこそ、国が改革しなくてはいけない。この本では、そういう農協改革の必然性がまったく書かれてない。そこは残念である。アメリカの圧力がなくとも、改革は必須だったのである。すべてをアメリカの計略のせいにすると、すむ話ではない。農協と自民の癒着、最近では民主党の農家へのバラマキが、日本の農業をダメにしたのである。そちらが農協改革の要である。この面で彼の論考はあまり記憶にない。

 『寺院消滅』という本はよくできていて、日本全国の寺をレポートして、詳細に現代寺院のおかれた状況を説明する。新進気鋭の経済学者が、農協改革を彼の目で分析して、詳細なレポートに仕上げたと思ったのだが、読んでみると、株式会社化して、外国資本に買われないようにしよう、という政策の話が最も強調されていた。これでは農協の内部事情も見えてこない。アメリカの農業企業の危険性を訴え、そこでやや力んだようだ。過度な解体はよくない、と政治家向けの本である。

 私からすると、農協はあまりに焼け太りしている。大阪の周辺都市で新規で大きな建物は、農協か京都銀行ばかりだ。本来、会員に奉仕して、営利はそんなにあげない農協が、儲けすぎ。こういうのは左翼は農家から農協が搾取している、と批判するものだ。が、自民の圧力団体として君臨してきたから、改革も手付かずだった。それがようやく安倍内閣で始まった。それはよいことだ。どう改革するかは、政府の手腕が問われる。このあたりの解説書があまりなく、それがほしかったのだが。

    本日の被害
  今朝は目がしょぼつく。ややだるい。口の中に小さなできものが。
   
 以上

 

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