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ホテルのプールでブラックバスを無許可飼育 特定外来生物被害防止法違反容疑で釣りインストラクターの男逮捕
許可なくブラックバスやブルーギルなど外来種の魚を飼育したとして、滋賀県警大津署などは29日、特定外来生物被害防止法違反の疑いで京都市下京区の会社役員、浅野大和容疑者(41)を逮捕した。浅野容疑者は「そんなことはしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は29日までの間、国の許可を受けずに、大津市下阪本のホテルのプールで、特定外来生物のブラックバスやブルーギル計26匹を飼育したとしている。同法違反容疑で逮捕されるケースは異例という。
同署によると、浅野容疑者は釣りのインストラクターの仕事をしており、ホテルと契約を結び、敷地の一部を借りていた。「ブラックバスがプールで飼育されている」と市民らから複数の通報があり、捜査したところ、浅野容疑者の関与が浮上した。今後、飼育した目的などを調べる。