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VW ソフトウエア「短期間で修理可能」
9月30日 4時48分

VW ソフトウエア「短期間で修理可能」
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ドイツのフォルクスワーゲンは、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について、ホームページに声明を発表し、短期間で修理が可能だとしたうえで、今後、修理の状況などを説明する専用のウェブサイトを立ち上げることを明らかにし、顧客の不安を取り除きたいねらいがあるものとみられます。
この問題は、フォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える、不正なソフトウエアを搭載していたものです。
フォルクスワーゲンは29日、ホームページに声明を発表し、不正なソフトウエアが搭載されている車種の顧客に対して、「短期間で修理が可能なことを、今後、数週間から数か月かけて伝える」と明らかにしました。
さらに、該当する国ごとに修理の状況などを顧客に説明する専用のウェブサイトを、今後立ち上げるとしていて、世界各国で調査が行われるなど、影響が広がるなかで、顧客の不安を取り除きたいねらいがあるものとみられます。
また、フォルクスワーゲンは声明で、不正なソフトウエアが搭載されている車種の技術面での改善策を、10月中にドイツの運輸当局などに提出すると発表しましたが、内容などの詳細は明らかにしていません。

スペインのメーカー「70万台該当」

フォルクスワーゲングループのディーゼル車で、不正なソフトウエアが稼働するとされている、およそ1100万台について、グループ傘下のスペインの自動車メーカー「セアト」は29日、およそ70万台が該当することを明らかにしました。
フォルクスワーゲングループでは、このほか、これまでに、「フォルクスワーゲン」でおよそ500万台、「アウディ」のおよそ210万台、チェコの「シュコダ」のおよそ120万台が該当することが明らかになっています。

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