現役エージェントが教えるIT業界転職サイトで本当に価値ある17社

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IT業界の転職サイトっていろいろあるけど実際にはどれがいいの、と思っていませんか。

実際には、IT業界の転職サイトは49社以上が乱立し、サービスの質や得意分野に差があるため「とりあえず大手だから…」という理由だけで選んでしまうと、自分に合った求人を見つけることができないことが多いのです。

このページでは、現役人材コンサルタントの経験をもとに下記2点をお伝えしていきます。

  • 目的別おすすめIT業界転職サイト17選
  • 転職サイトを使う際に注意すべき6つのポイント

全て読めば、あなたが本当に使うべき転職サイトがわかり、効率よく転職を成功させることができるでしょう。

1. 目的別おすすめIT業界転職サイト17選

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IT業界の転職サイトは、主に上記49社です。

その中でも、求人数はもちろん、強みを活かしてしっかりと運営をしているサイトを17社に厳選し、あなたの条件や目的に合わせてご紹介いたします。

登録後コンサルタントと話すのは無料なので、すぐ転職する気はなくてもとりあえず話を聞いてみると面白い話が聞けたり、意外に良い求人と出会える可能性があるのでぜひ活用してみてください。

1-1. フリーランス・在宅・ノマド的働き方をしたい場合

1-2. 人事や在職社員と接しながら「人」で選びたい場合

1-3. Web・クリエイター系を志望している場合

1-4. ベンチャーIT職で実力をつけたい場合

1-5. 中小企業でのんびりマイペースに働きたい場合

1-6. とにかく年収を上げたい場合

1-7. 大手企業IT職でキャリアを積みたい場合

1-8. 第2新卒や未経験の場合

1-9. 目的は特に決まっていない・求人をなんとなく見たい場合

1-1. フリーランス・在宅・ノマド的働き方をしたい場合

とにかく自由に働きたい!ワークライフバランスを整えたい!という方は下記3社がオススメです。

ギークスジョブ

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独立した後の確定申告の仕方や取引先との関係性の作り方なども丁寧に無料で教えてくれて、駆け出しのフリーランスエンジニア・Web職には非常にありがたいサイトです。

担当コンサルタントも優秀なので一度会って話を聞いてみると勉強になります。下記のような情報も無料で提供しており質が高いためいつか独立と考えているのなら非常にオススメです。

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案件例: システム開発(JAVA,PHP) 月収60〜80万円(業務委託契約)出勤義務なし

PARAFT

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「社員全員がリモートワーク」「再雇用制度で出戻り保証」「週2日〜出勤完全自由」など、新しい働き方を推奨する求人サイトです。業務委託から正社員まで、幅広く案件を保有しています。

案件例: 週3勤務で月収40万円、完全在宅で月収30万円など

PROSheet

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週2日からの案件が多数で、フリーランスやIT起業家の独立全体にした働き方をサポートをするサービスです。エンジニア・デザイナー・マーケター案件中心です。

案件例: WEBアプリ開発 週3日〜月収36万円(正社員)

1-2. 人事や在職社員と接しながら「人」で選びたい場合

サンカク

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現職を辞めずに社外の経営や事業に触れることができるディスカッション参加サービスです。

給与はもらえませんがその代わり副業規定に反せずに社外で腕試ができ、その過程で在職社員と接する機会があるので、会社をしっかり理解した上で自然に転職ができるのでオススメです。

案件例: スタートアップ・急成長ベンチャーの外部アドバイザー

Wantedly

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Facebookを活用した「ソーシャルリクルーティングサイト」で、いきなり選考というよりかは「気軽にはなしを聞きに行く」から転職活動を始めることができます。

案件例: 初期段階のスタートアップのコアメンバー

1-3. Web・クリエイター系を志望している場合

Find Job!

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Webエンジニア、プログラマ、デザイナー、コーダー、マーケターといったWeb職では求人数・質ともにNo.1と言えます。スキルから求人を探すこともできるため、案件をピンポイントで探せて便利です。

案件例: 急成長ベンチャー・大手IT(DeNA、サイバーエージェント)等のWeb職

マスメディアン

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広告・Web・マスコミの求人数・転職支援実績No. 1クラスで、マスメディアンだけに掲載されている求人も多数あるためとりあえず登録しておくと得でしょう。

案件例: 博報堂、電通、P&G、急成長ベンチャーのクリエイティブ職(Web/デザイン/マーケティング) 

1-4. 将来独立を見据えてベンチャーで実力をつけたい場合

Startup

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初期段階のスタートアップの求人数はNo.1です。しかし実際に転職となると判断が難しい案件が多いのは正直なところです。各企業の社長の話を聞く分には面白いので、余力のある方は登録してみましょう。

案件例: 初期段階のスタートアップのコアメンバー

1-5. 中小企業でのんびりマイペースに働きたい場合

マイナビエージェント×IT

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中小起業の案件数が多いのがマイナビの特徴です。なぜなら、質はともかく「求人数」でリクルートを追い越そうと必死なため小さい企業にもしっかりと能動的に訪問・営業しているのです。

そのため、企業としてはガツガツしていないが、マイナビに営業されたためとりあえず載せたというゆるい中小起業の求人が多いです。

案件例: 優良中小企業のIT専門職

1-6. とにかく年収を上げたい場合

 『JACリクルートメント

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外資系求人に専ら強い転職サイトです。1000万越えの案件が豊富にあるため、力試しに受けてみると良いでしょう。コンサルタントの目もシビアなので、あなたに市場価値がないと判断したらすぐに引くため、逆にわかりやすく使いやすいです。

案件例: 1000万以上案件・外資

キャリコネ

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精度がそれなりに高い口コミを掲載している転職サイトです。裏事情や内部情報に異常に詳しい社員が多く、情報源としては非常に優れています。もちろん求人数も多いです。

案件例: ハードだが収入の高い案件 年収1000万以上案件多数

Bizreach

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管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などのハイクラス人材に特化した国内最大級の会員制転職サイトです。

案件例: ハイクラス案件 年収1000万円〜 2000万円以上の案件も多数有り

1-7. 大手企業でキャリアを積みたい場合

大手企業が新規プロジェクトを行う際にIT専門職が足りないのはよくあることですが、緊急性が高いためお得意様(=リクナビ・DODA)に短期間で依頼するケースが多いです。

そうした求人は提示年収も高く、大手企業で新規プロジェクトの経験をするのはキャリア形成にも良いため、専門性を持っている方は是非話を聞いてみましょう。

リクナビNEXT ITキャリア

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案件例: 全ての業種・職種。大手総合商社・リクルート・大手メーカーのIT専門職・PM

DODAエンジニア IT

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案件例: 全ての業種・職種。大手総合商社・リクルート・大手メーカーのIT専門職・PM

1-8. 第2新卒や未経験の場合

レバテック

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担当コンサルタントはほぼ全員が技術系出身者で、未経験の方にはキャリア形成の仕方や今後伸びていくスキルを教えてくれるため、非常に心強いです。

案件例: 未経験OK・第2新卒枠案件

パソナテック

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母体のパソナは個別フォローや各種セミナーの充実度が高いです。

案件例: 未経験OK・第2新卒枠案件

1-9. 目的は特に決まっていない・求人をなんとなく見たい場合

この場合、幅広い業界でとにかく多い求人を持っている総合転職サイト系がオススメです。

Green

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キャッチーな広告と、「完全成功報酬型」で着実にシェアを拡大している転職サイトで、求人数は業界トップと言えます。とにかく案件が多いのでお試しに覗いてみるには非常にオススメです。

案件例: 成長性の高いベンチャー企業から優良企業までとにかく幅広く

以上で、IT転職でオススメな転職サイトは全てです。次に利用時の注意点を解説します。

2. 転職サイトを使う際に注意すべき6つのポイント

この章では、知らないと損する絶対に注意すべき6つのポイントを解説します。

2-1. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

2-2. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

2-3. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。コンサルタントでよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

2-4. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

2-5. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない

数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。

2-6. 丁寧ながらも、厳しく馴れ合わないように接する

大抵のコンサルタントは多くの応募者を抱えているためハードワークです。馴れ合ってしまい、こいつは大丈夫だと下に見られるとどんどん後回しになります。適度に厳しくいきましょう!

3. まとめ

ITの転職サイトは、大手でもサービスの質や得意分野に差があるため、自分の目的に合わせてサイトを探すことが重要です。

ぜひ、今回ご紹介した中から、あなたの目的にあわせて、1〜2社程度からまずは話を聞いてみてください。

・フリーランス・在宅・ノマド的働き方をしたい場合

・人事や在職社員と接しながら「人」で選びたい場合

・Web・クリエイター系を志望している場合

・将来独立を見据えてベンチャーで実力をつけたい場合

・中小企業でのんびりマイペースに働きたい場合

・とにかく年収を上げたい場合

・大手企業でキャリアを積みたい場合

・第2新卒や未経験の場合

・目的は特に決まっていない・求人をなんとなく見たい場合

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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