2015-09-30

有名人結婚によるファン心理分析

近年、人気有名人結婚の報告が多くなっている。そのなかでもとりわけ大きな騒ぎになるのは、熱狂的な女性ファンを多く抱えるいわゆる「イケメン俳優アスリート」の結婚に関してであろう。

私は自分なりに、世の女性たちは彼らの結婚に対し何に、どのようにダメージを受けているのかを分析し、四つのタイプカテゴライズしてみた。

タイプハートブレイク

文字通り、あたか失恋をしたかのような衝撃に見舞われるタイプガチ恋勢と呼ばれるファン層の行き着く先。

あんなにアピールしたのになぜ私を選んでくれなかったの」

あんなに尽くした(金銭的な意味で)のに裏切られた気分!」などの発言臆面もなく行う。極めてドリーマーかつ自己中心的な考えを持つ者が陥りやすい。

タイプ嫌悪

これは少数派かもしれないが、性的話題事柄嫌悪型を抱く者が陥るタイプ。生まれつき、または人生経験上で性的な事にトラウマを抱いていたり強い嫌悪感を感じていたりした場合、「結婚」という言葉に心地の悪さを覚える。彼は確実に性接触をしたのだ、という事実を無言のうちに突きつけられる。特に彼が爽やかであったり、純朴なイメージが強いほどそのダメージは大きくなる。

タイプシンクロ

これは、好きな彼が自分と似ている部分がある(内面的な意味で)、もしくは尊敬している割合が大きい場合に陥るタイプ敬愛する彼が自分と同じような性格や年齢で、独特な生き方を、そして独身であることすらも大衆から支持され「こんな生き方もいいじゃないか!」と認められている。なんだか自分世間から生きていることを肯定して貰えているような気がして勇気づけられる。しかし、彼は結局結婚をしてしまった。このことで強い味方を失ったかのように感じ、意気消沈していまう。このタイプ女性だけにとどまらず、同性にも多く現れるだろう。

タイプ神格化

文字通り、好きな彼を唯一神として祀りたいタイプ。「こんなにも美しく、才能もある人間なのに番いも作らず後世にDNAも残さない…しかしそれが尊い!一代のみの奇跡!」のように、彼が仕事のみに生き、それに殉ずることに美を見出し、そしてそれが伝説的に歴史に名が刻まれることを望む、若干厨二臭の漂うややニッチな層が陥る…かもしれない。結婚などという俗世の柵なんぞに囚われてたまるか!認めんぞ!キエェ!

…以上の四点にまとめてみましたが、いずれも私の独断偏見とノリの雰囲気で感じたままに述べたに過ぎないので、異論ドンドン言ってくださって結構です。自分が何にダメージを受けているのか、その根本原因を明らかにし、己の思考の傾向を知ることが出来れば、もやもや漠然とした不安に悩み苦しんだり、悲しんだりする必要がなくなる…かもしれません。

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