近年、人気有名人の結婚の報告が多くなっている。そのなかでもとりわけ大きな騒ぎになるのは、熱狂的な女性ファンを多く抱えるいわゆる「イケメン俳優・アスリート」の結婚に関してであろう。
私は自分なりに、世の女性たちは彼らの結婚に対し何に、どのようにダメージを受けているのかを分析し、四つのタイプにカテゴライズしてみた。
文字通り、あたかも失恋をしたかのような衝撃に見舞われるタイプ。ガチ恋勢と呼ばれるファン層の行き着く先。
「あんなに尽くした(金銭的な意味で)のに裏切られた気分!」などの発言を臆面もなく行う。極めてドリーマーかつ自己中心的な考えを持つ者が陥りやすい。
これは少数派かもしれないが、性的な話題や事柄に嫌悪型を抱く者が陥るタイプ。生まれつき、または人生経験上で性的な事にトラウマを抱いていたり強い嫌悪感を感じていたりした場合、「結婚」という言葉に心地の悪さを覚える。彼は確実に性接触をしたのだ、という事実を無言のうちに突きつけられる。特に彼が爽やかであったり、純朴なイメージが強いほどそのダメージは大きくなる。
これは、好きな彼が自分と似ている部分がある(内面的な意味で)、もしくは尊敬している割合が大きい場合に陥るタイプ。敬愛する彼が自分と同じような性格や年齢で、独特な生き方を、そして独身であることすらも大衆から支持され「こんな生き方もいいじゃないか!」と認められている。なんだか自分も世間から生きていることを肯定して貰えているような気がして勇気づけられる。しかし、彼は結局結婚をしてしまった。このことで強い味方を失ったかのように感じ、意気消沈していまう。このタイプは女性だけにとどまらず、同性にも多く現れるだろう。
文字通り、好きな彼を唯一神として祀りたいタイプ。「こんなにも美しく、才能もある人間なのに番いも作らず後世にDNAも残さない…しかしそれが尊い!一代のみの奇跡!」のように、彼が仕事のみに生き、それに殉ずることに美を見出し、そしてそれが伝説的に歴史に名が刻まれることを望む、若干厨二臭の漂うややニッチな層が陥る…かもしれない。結婚などという俗世の柵なんぞに囚われてたまるか!認めんぞ!キエェ!
…以上の四点にまとめてみましたが、いずれも私の独断と偏見とノリの雰囲気で感じたままに述べたに過ぎないので、異論はドンドン言ってくださって結構です。自分が何にダメージを受けているのか、その根本原因を明らかにし、己の思考の傾向を知ることが出来れば、もやもやと漠然とした不安に悩み苦しんだり、悲しんだりする必要がなくなる…かもしれません。
知らんけど、恋愛禁止で恋愛したら賠償金とられるような商売が相手してるキモオタのがよっぽどキモイだろ。
本気でダメージ受けてるのなんて一握りで 大半はネタ 話題性に便乗してリアクション欲しいだけ