ドバイ=渡辺淳基
2015年9月29日22時58分
イエメン南西部で28日、結婚式会場に空爆とみられる爆撃があり、出席者ら131人が死亡した。医療関係者の話としてロイター通信が伝えた。
現場はコーヒーで有名なモカ港近くの村。首都サヌアなどを占拠する反政府組織「フーシ」が掌握している。同組織関係者が開いていた結婚式で2発の爆弾が会場のテントを直撃したという。イエメンでは、フーシの排除をめざす隣国サウジアラビアなどが3月から空爆を続けている。フーシは結婚式が空爆の標的にされたとサウジを非難。サウジは関与を否定している。
国連によると、イエメンでは今年3月以降、民間人2355人以上が戦闘の犠牲になっている。(ドバイ=渡辺淳基)
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朝日新聞国際報道部
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